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醜いあひるの子

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瓶底メガネで地味な女の子、屋嘉比智風。苛められていた過去がある為、人と上手く付き合えなかった。しかし、高校2年生になりクラス長を無理やり押し付けられた上、クラスメイトの鮎川匠馬に…
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#性的表現あり

【小説】醜いあひるの子 6話🔞

6・7・8話はエロの回となってます。 目の前に鮎川の顔。 鮎川の切れ長の目が智風の瞳を捉…

仙堂りえい
5か月前
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【小説】醜いあひるの子 7話🔞

何が起こったのか。 頭が真っ白になり、そして、躰が一瞬だけふわりと浮いたような感覚に脳が…

仙堂りえい
5か月前
4

【小説】醜いあひるの子 8話🔞

『友逹以上の関係』とはどのような関係なのか。 眩しい程美しいプラチナの歯車は、継ぎ接ぎだ…

仙堂りえい
5か月前
4

【小説】醜いあひるの子 10話🔞

“社会科見学”と言う言葉に完全に釣られ、結局、匠馬の思い通りにラブホテルに行く事になって…

仙堂りえい
5か月前
5

【小説】醜いあひるの子 11話🔞

自分が何をしたと言うのか。 謝れば反対に怒られ、不機嫌になられ、服を剥ぎ取られて、あんな…

仙堂りえい
5か月前
4

【小説】醜いあひるの子 13話🔞

 1月3日。 朝食を摂ると先日、匠馬のお婆さんに貸して頂いた青地の拗梅柄の着物を着させて…

仙堂りえい
4か月前
4

【小説】醜いあひるの子 19話🔞

あれから何も言われる事も無く、何事も無かったように何時もと変わらない日々が過ぎて行き、春休みに入った。 そして、塾に入る為の新しい試験問題を作って欲しい、と美弥子に頼まれ、鮎川宅に連日泊まり込みで製作していた。 なんせ、幼稚園児から大学生の各学年をひとりで作る為、流石に時間が掛かる。 この日は新中学2・3年生用の問題を作り上げた。 「終わった〜〜〜!」 思いっきり背伸びをすると、畳に倒れ込む。 雲一つない良い天気だったので、暖房を弱にしていて丁度だ。 夕日が部屋に差し込み