【小説】醜いあひるの子 11話🔞
自分が何をしたと言うのか。
謝れば反対に怒られ、不機嫌になられ、服を剥ぎ取られて、あんな事迄させられ。
思い返すだけで段々と腹立たしくなっていく。
『自分が一緒に買い物に行けなかったからって、仲間はずれにされたからって、八つ当たりする事無いでしょ!』
そう考えが纏まると、段々、腹が立って来る。
『あの女の人がしてる事、ちーにして貰おうか』という匠馬の莫迦にしたような台詞。
『やればいいんでしょ?やれば!』と、口を一文字に結び、彼の立ち上がっている塊を掴み上げた。
「え!?