大会を開催するときに考えていること

こんにちはこんばんは、ahirunです。

私のTwitter経由でこの記事に飛んだ多くの方はご存知だと思いますが、BeerBrickというチームで、ハースストーンの大会を不定期に開催しています。

今回は、その大会を開催するにあたり、いつもどんなことを考えているのかを共有しようと思います。

素人ながらも、あれやこれやと無い脳みそをひねりながら大会を開催していますので、多くの方にその考えを共有することで、皆さんが開催する大会企画の一助となり、大会がより楽しいものになれば幸いです。

なお、大会配信がある前提、かつ、その配信の視聴者数を最大限増やすことを前提に話をしていますので、配信を行う予定が無ければ、視聴者云々の部分は端折って下さい。

0.はじめに

これから話すポイントを、先に挙げておきます。

大会概要やルールを決める
どのような大会を開催するのか決めましょう。

全体と当日のスケジュールを決める
参加者や視聴者を考慮したスケジュールを決めましょう。

ターゲットを決める
参加者、視聴者が何を欲しているのかを考えましょう。

告知画像を用意する
分かりやすい告知画像を用意しましょう。

個人的なこだわり
私個人のこだわりです。

ahirun cup #1 で考えていたこと
はじめてのオンライン大会を企画にしたときに考えていたことです。

1.大会ルールを決める

大会ルールというのは、「4ヒーロー1バン」「3ヒーロー1バン」「コンクエスト」「ラストヒーロースタンディング」「シングルエリミネーション」「スイスドロー」などの大会形式のことです。

公式大会だけを見ても微妙な違いがあり、どのようなルールを採用するのか悩みますよね。基本的には『自分が楽しい』『自分がやりたい』と思うルールでいいと思います。私も、「ahirun cup ~ きのこ VS たけのこ ~」等、ちょっと変わったルールの大会を、思い付きで開催することが多々あります。

ただ、奇想天外な特殊ルールで大会を開催すると、参加者が少なかったり、配信が盛り上がらないリスクがあります。その理由は、参加者や視聴者がルールを理解できず、大会を楽しめないからです。

そのため、基本的には、公式大会で採用されているルールを基に、大会ルールを決めるのが、分かりやすく盛り上がる大会に繋がります。公式大会とは異なる特殊ルールを採用すると、下記のようなデメリットがあることを、覚えておいて下さい。

参加者がルールを理解できない、または理解に時間がかかる

まず、参加者がルールを理解できないと、そもそも参加してもらえません。一見しただけでは面白さが理解できず、気軽に参加できない大会では、多くの参加者は見込めません。

ハースストーンではカード資産の問題もあり、そもそも希望者が参加したくても参加できなくなる可能性もあります。

・視聴者がルールを理解できない、または、理解に時間がかかる

参加者同様に、視聴者がルールを理解できないと、配信の視聴者は減ります。

公式大会が大会ルールのスタンダードとなっているため、普段見ている公式大会と異なるルールを自分の大会に採用した場合、視聴者には「ただ見る」という行為以外に、「ルールを理解する」というハードルが加わります。

視聴するためのハードルが高い大会は、カジュアルプレイヤーが配信から離れる原因となります。一部のハードコアプレイヤーは楽しんでくれるかもしれませんが、間違いなく視聴者数は伸びません。

・参加者や視聴者にとって面白く感じられない

特殊ルールは、自分が想像していた楽しさを皆に共有できず、面白さが伝わらない可能性があります。いくら自分が楽しいと思っても、実際に遊び、視聴するのは、自分ではない第三者の参加者と視聴者です。

過去多くのハースストーンの大会を見てきましたが、特別な例を除き、特殊ルールで大きく盛り上がった大会を見たことがありません。

原因は様々あると思いますが、そもそも多くの人にとって面白くないルールとなっているか、または、ルールの面白さが伝わっていないのが大きな理由だと思います。

面白いと思う特殊ルールを思いついた場合、参加者と視聴者の視点で本当に面白いかどうか、また、告知文でその面白さを伝えられるかを考えてみてください。

告知文で伝えるというのは、それが参加者と視聴者にとって一番最初のハードルになるためです。最初のハードルが高ければ高いほど、参加者と視聴者は離れていきます。

大会管理が面倒くさい

ハースストーンにはBattlefyという偉大な外部大会管理サイトがあり、大会運営の手間を省くことができます。

大会運営の手間を省き、その分のリソースを配信のクオリティに費やせば、視聴者も参加者も、ひいては運営もハッピーになれます。

これが特殊ルールの場合、この大会管理サイトが使えないため、手間が増えます。大会運営の手間が大きくなると、運営ミスや配信事故の可能性が高まり、またそれに対する気遣いは、精神にかなり負担がかかります。

体力や精神に負担のかかる大会は、次回開催へのモチベーション低下に繋がるので、継続して開催したいと考えているのならば、できるだけ避けたほうがよいでしょう。


このように、特殊ルールでの大会開催には、いくつものデメリットが存在します。

ゲームによってはコミュニティ大会が頻繁に開催され、公式ルール以外も楽しんでもらえる土壌が育っていることもあるでしょう。その場合は、この限りではありません。

また、特殊ルールでも、少しの工夫で十分盛り上がる可能性のある大会を開催することが可能です。

その工夫は「できる限りシンプルにする」「有名人を呼んで招待制にする」の2つです。

先日開催した『バトルグラウンド東西戦』は特殊ルールですが、「2チームに分かれ、1位がポイントを総取りし、3本先にとったほうが勝ち」というシンプルなルールを採用しました。

これが、バトルグラウンドで一般的に使われているポイント換算形式を採用し、「1位9ポイント、2位7ポイント、3位6ポイント......。ポイントをラウンドごとに集計して、......」というルールで東西の勝敗を決定するとした場合、参加者も視聴者もポイント計算に手間がかかり、直感的に大会を楽しむことができなかったでしょう。

ポイント換算以外にも特別なルールを採用した場合は、さらに酷いことになります。ルールをできるだけシンプルにすることで、参加者・視聴者共に楽しめる大会を作ることができます。

有名人を呼んで招待制にするのも、特殊ルールを楽しんでもらうきっかけを作ることができます。

まず、招待制にすることで、参加者に事前にルールを直接手ほどきすることができます。これで、少なくとも参加者にはルールを理解してもらえます。

そして、視聴者には『有名人が集まるのか!面白そう!』という印象を与え、ルールの理解に一役買ってもらいます。

これは、視聴者にルールを理解してもらうためのテクニックの一つです。興味がある大会と、さほど興味がない大会の2つがあった場合、前者のほうが、視聴者はルールを理解しようとしてくれます。

何故なら、自分の好きな有名人を応援するため、自分が大会配信を楽しむために、視聴者自身が自主的にルールを理解しようとするからです。もちろん限度はありますが、公式ルールにちょっと味付けした程度の特殊ルールなら、すぐに馴染んでくれます。

ただ、いくら工夫したところで公式大会のルール以上に、参加者及び視聴者の理解が進むことはありません。

新しいことへの挑戦は楽しく、成功した際には大きな満足が得られますが、デメリットがあることも考慮しなければなりません。

大会開催に慣れていない場合、かつ、大会及び配信を盛り上げようと思っているのなら、公式で最も多く採用されているルールを軸として検討すべきです。

多くの参加者や視聴者のとって理解しやすいルールの大会は、参加・視聴のハードルを下げ、間口を広げてくれます。

2.全体・当日スケジュールを決める

大会ルールに比べれば、大して考えることはありません。ただ、それでも注意点はいくつかあります。

告知を早めに行う

告知は2週間前には行いましょう。理由は、社会人は忙しいからです。

社会人は仕事の都合でスケジュールの融通が利きづらいため、比較的余裕をもって予定を決めています。

そのため、社会人は週末の予定が入っていることが多く、新しい予定を入れるのは、早くても翌週末になることがほとんどです。

社会人の参加や視聴を考慮しない場合は無視しても構いませんが、多くの参加者や視聴者を得るには、社会人のことも考え、最低でも2週間前には告知を行うのが良策です。

告知が遅いと参加者が減るだけでなく、視聴者も減ります。視聴者は参加者ほど大会スケジュールに縛られませんが、もしかしたらあなたの大会を見たくて予定を開けてくれる人がいるかもしれません。1人でも視聴者を増やしたいと思うのなら、告知は早めに行うべきです。

あまり早すぎても、皆に大会の存在を忘れられてしまう可能性がありますが、参加者も視聴者も、告知が早くて困る人は少ないはずです。

当日スケジュールと大会ルールとの兼ね合いを考慮する

ハースストーンの構築戦で大会を行う場合、3H1Bでは1回戦あたり45分、4H1Bでは1回戦あたり90分で試合時間を想定すると、大きく予想から外れない大会運営が可能です。

もちろん、構築戦の環境や大会規模によっては、これより早くなったり遅くなったりすることもありますが、概ねここから大きくずれることはありません。

ここで重要なのは、当日自分が開催する大会の後に公式大会が控えていたり、翌日が平日になる場合の際の考慮です。

公式大会と自分の大会が被ってしまえば、参加者や視聴者が減ってしまいますし、翌日が平日なのにもかかわらず、大会が午前2時まで長引いてしまったら、次回以降の参加者が減ってしまうかもしれません。

出来る限り皆が参加しやすい20時~21時をまたぐようなスケジュールが理想ですが、大会トラブルなどにより遅くなってしまうことも考え、余裕のある当日スケジュールを組みましょう。


スケジュールに関してはこんなところです。大会ルールほどはイベントに影響しませんが、それでも大会を最善・最高のものにしたいと考えるのであれば、しっかりとスケジュールを組むことが大切です。


3.ターゲットを決める

大会ルールとも密接に関わる部分ですが、その大会の参加者や視聴者のターゲットが誰なのかを考え、その大会が本当に楽しいのかどうかを、改めて検証しましょう。

ターゲットとは、初心者向けなのか上級者向けなのか等だけでなく、他にも様々な要素を考慮する必要があります。

ハースストーンの構築戦に限っても、【初心者】【中級者】【上級者】【スタンダード】【ワイルド】【酒場の喧嘩】【闘技場】【無課金(微課金)】【カード資産が潤沢】【特殊構築】【中高生】【大学生】【社会人】等の様々な要素があります。

全てを考慮してコミュニティ大会を開催する必要はありませんが、どんな人に参加してもらいたいのか、どんな視聴者を呼びたいのかを、想像してみて、その人たち向けのルールやコンテンツを用意するだけで、大会のクオリティはぐんと上がります。

例えば、【初心者】向けに【コモンカード限定】の大会を開催するのなら、ターゲットとなる参加者は、ハースストーンやカードゲームの大会ルールに疎いと想像できるため、大会ルールには4H1Bや3H1Bではなく、2H0Bや1デッキ対決などの、シンプルなルールを採用すべきです。

大会ルールだけでなく、平日昼間に社会人向けの大会を開催しても意味がないように、ターゲットが何を求めているのかを考えて、大会ルールやスケジュール、配信内容を考慮する必要があります。

ターゲットを決めることで、自分が本来やりたかったことが見えくることもあります。大会の方向性や自分のやりたいことを見失ったら、誰に向けて作っているコンテンツなのかを、改めて考えてみてください。

4.告知画像を用意する

告知画像についての考え方はシンプルです。絶対にやったほうがいいことをいくつか記載します。

・画像の大きさを16:9にする

Twitterでの告知の際にはとても重要です。Twitterの画像は16:9が最適なサイズとなっているので、16:9で作ってください。

・日付やルールを記載する

告知文に書いてあることも、重要なことであれば画像に記載しましょう。人間の脳は、文章よりも画像のほうが理解しやすいように作られています。画像で興味を引き付け、告知文に誘導する気持ちで作成するとよいでしょう。

・文字の大きさ、色を工夫する

見づらい画像は、それだけで見る側が興味を失います。背景色と文字色が一緒になったりしないよう、色や文字に縁取りを付けたり工夫しましょう。

幸い、世の中には様々な告知画像で溢れています。プロが作った告知画像を参考にすれば、見やすい告知画像を作れるはずです。

5.個人的なこだわり

これらは個人的なこだわりです。参考にしてもいいですし、しなくてもいいです。

・自分のやりたいことをやる

大会ルールの項で、あれやこれやと述べましたが、基本的には、自分のやりたいことをやるのがいいと思います。

自分が面白いと思わないのに、視聴者数ありきなど、他人の目をうかがって開催するような大会は、自身のモチベーション低下に繋がります。また、それらは参加者や視聴者にも伝わります。誰も得をしません。

・無理をしない

大会を開催することで、喜んでくれる人は沢山います。無理をすると続けられなくなるので、長くみんなに楽しんでもらいたいなら、無理をせず自分も楽しみながら企画・運営しましょう。

体力も精神もお金も負担のかからない範囲で企画・運営することで、長く続けられ、結果多くの人に喜んでもらえるはずです。

・全てに配慮しようとせず、切り捨てるものは切り捨てる

参加者と視聴者全員の要望を叶えるのは不可能です。必要ないと思ったもの、天秤にかけて少数派だと思ったものは、思い切って切り捨てましょう。

時間の無駄とまでは言いませんが、あれこれ手を広げると、軸がぶれたり、ルールの漏れや大会運営のミスなども増えます。

例えば、「大会で、最近ハースストーンを始めた人向けの解説をしてほしい」という要望があっても、私は採用しないでしょう。あって困ることはないかもしれませんが、そもそも大会配信がゲームを始めたばかりの人向けのコンテンツではないため、相性が悪いはずです。

もちろん、いくら小さなことでも、何も考えずに切り捨てていいわけではありません。余裕があれば再考し、改善できないかを常に考えておくと、誰もが喜ぶような素敵なアイディアに発展することがあります。

余計なことをせず労力に余裕を持たせることで、無理をしないことに繋がり、大会開催継続のモチベーションにもなるので、ある程度の割り切りは必要です。

・なるべくオープンな大会を開催する

私は、なるべく多くの人が参加できるオープンな大会を開催するよう、心がけています。理由ははっきりしていて、オープンな大会を開催しないとコミュニティが盛り上がらず、ゲームが死ぬからです。

有名人を呼ぶ招待制の大会は、見せ物としての効果は抜群で、手間をかけずに数字も取れます。手っ取り早く成功させたいなら、招待制の大会を開催するのがよいでしょう。

でも、そればかりだと「自分も出たい」という参加側の希望に答えられず、参加側のプレイヤーが離れ、徐々にコミュニティが衰退していきます。

グランドマスターズやオーバーウォッチリーグに対する競技プレイヤーの批判が多数あることを、ご存知の方も多いと思います。視聴者は満足しているかもしれませんが、参加者側は満足していません。

不満要素は、そのゲームを離れるきっかけの一つとなります。

もちろん、BeerBrickでも何度か招待制の大会を開催しています。ただそれは、「〇〇な大会が見たい。誰もやらないなら自分でやろう。」「新しいことを試すのに、オープンな大会だと怖いから招待で試してみたい。」等、明確な理由があります。

時期や大会内容等、大会の企画を行う際には様々な要素があるのですが、私は、基本的にオープンな大会の開催を心がけています。

・賞金は二の次

十分な資金が無いという大きな理由もありますが、BeerBrickの大会ではスポンサーが付かない大会に賞金を付けません。

大会の面白さは賞金ではなく、その大会の内容で決まります。

大会開催や、デッキガイドの公開、配信等を、お金目的で行っていない人が多いように、人間のモチベーションはお金だけではありません。勿論、お金が大きな動機になることは間違いなく、大会賞金があれば参加者は増えます。

でも、ちょっと頭を捻ることで、賞金が無くとも楽しんでもらえる大会は開催できます。

私は、賞金に頼らずとも、皆が楽しんでくれるクオリティの高い大会を開催することを目標にして、いつも大会を企画しています。普段から苦労して企画を考えることは、自分自身の成長にもつながりますし、余裕のある資金が獲得できた際には、更にクオリティの高い大会が開催できるはずです。


他にもこだわりポイントはありますが、大きくはこんなところです。

6.ahirun cup #1 で考えていたこと

最後に、BeerBrickとして一番最初に開催したオンライン大会である『ahirun cup #1』を、どのように企画したかを話します。

ルールは4H1Bのシングルエリミネーションとシンプルなものですが、それ以外に考えていた事が幾つかあります。

『ahirun cup』は、「オンライン大会を開催してコミュニティに喜んでもらうこと」「ハースストーンを盛り上げること」の2つを目的に開催しています。これらの目的は、第1回から現在までずっと変わっていません。

『ahirun cup #1』は、構想から実現まで、およそ1年程度の時間がかかりました。実現まで時間がかかった理由は、当時、コミュニティ大会の熱が低く、何の考えも無しに大会を開催しても、失敗するのが目に見えており、しっかりと企画を練る必要があったためです。

解決策を見出すため、アレやコレやと考えたすえ、コミュニティ大会の熱が低かった理由が、大きく2つあることに気が付きました。

1つ目は、強豪プレイヤーがコミュニティ大会に興味を示さなかったことです。当時のハースストーンは、今ほどデッキタイプが多様でなく、難易度が高いデッキも少なかったため、コミュニティ大会に参加してまで腕を磨こうと考える強豪プレイヤーがいなかったのです。

2つ目は、主に強豪一歩手前にあたるプレイヤーで構成される、大会好きのプレイヤー達が、コミュニティ大会に「大会が楽しい」以外のメリットを見いだせていないことでした。確かにそこに大会は存在していますが、それ以上でもそれ以下でもないという雰囲気が醸し出されていました。

この2つを解決するため、それぞれのプレイヤー層に向けて仕掛けを用意しました。

1つ目は強豪プレイヤー向けの仕掛けで、強豪プレイヤー同士が戦える本格的な大会の場を用意するというものです。

強豪プレイヤー数名にコミュニティ大会への参加可否について聞いたところ、「強い人がいないなら参加しても意味がない、楽しくない」という意見が複数あったため、多くの強豪プレイヤーを招待し、戦い甲斐がある大会を用意することにしました。

2つ目は強豪一歩手前のプレイヤー向けの仕掛けで、強豪プレイヤーと戦える大会というものです。

公式大会で結果を残す強豪プレイヤーから一歩下がり、大会は好きだがまだ結果を残せていないというプレイヤーの多くは、強豪プレイヤーと戦い、そして勝ちたいという欲求を持っている方が多く、その要望を解決する必要がありました。

この2つの仕掛けを合わせたものが「参加者の半数を強豪の招待、残り半数を応募形式の一般参加型」という仕組みにした『ahirun cup #1』です。

先のこだわりの項で述べた通り、オープンな大会を開催するというのは、私自身にとって必要な要素であり、その上で次回以降の開催にも繋がるような盛り上がる大会を企画するのは、本当に苦労しました。

ただ、苦労のかいがあり、『ahirun cup #1』は大成功し、参加者面でも視聴者面でも、多くの方に喜んでもらえるイベントとなりました。

お陰様で『ahirun cup』は今も継続して開催しており、ナンバリング以外の特殊ルールの大会も何度か開催出来ています。

ちなみに、『ahirun cup』に決めた大会タイトルも、悩みの種の一つでした。自分の名前を大会タイトルにするのは恥ずかしいですし、かといって、『BeerBrick cup』でも大会が盛り上がる気がしなかったため、最後の最後まで悩んでいました。

正直なところ、今でも良かったのかどうか自分でも理解できていませんが、「盛り上がったのでよし!」ということで、深く考えないようにしています(笑)

7.終わり

配信アセット(配信画面)の話もしようかと考えましたが、今はほぼ0さん任せなので抜きました。

最初の頃は色々と要望を出していたものの、長く続けるうちに、アセットに対するお互いの方向性がほぼ一致したこと、また、0さんの技術力が飛躍的に向上したことから、私が口を出す事はほとんど無くなりました。

企画にあたり細かいポイントは他にもありますが、結局は「好きにやれ」に尽きると思います。ただ、盛り上げようと思うのなら、相応の努力や工夫は必要になります。私でよければいつでも相談に乗りますので、お気軽にお声がけください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

[余談]
画像があったほうが見やすいと思ったのですが、文章を書くだけで力尽きました。気持ちに余裕があったら、後で画像を追加するかもしれません。


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