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おやすみのススメ〜発達障害者っぽい人向けに〜

今日は発達障害者の人向けにおやすみの勧めを書いてみる。

発達障害者の特性の一つとして、非常に疲れやすいということが挙げられる。私もそうだけど、彼等、彼女らは休むのが非常に下手だ。何も忙しくない日ごろの人生から疲れているのに、なぜか休めない休まない。

これは特に勤勉な発達障害者にこそあてはまる。かれらはなかなか休むことができない。そのくせ、人間関係などあらゆることで気を遣わなければ、健常者並みのパフォーマンスを発揮しづらいため、すぐに疲れて駄目になってしまう。

対処法は簡単で、休むこと。休むしかない。発達障害者の人には特にそれが必要だ。

そんなこと分かっているという人もいるだろう。休むのは社会人になると非常に難しいものだ。休んでいる間に周りの人は働いて、知見を蓄えている。そうでなくても、溜まった仕事がある。せめて読書くらいでも…と思ってしまう。私もそうだ。何かしようと常に考えている。さほど勤勉でもないくせに。

おまけに、発達障害者は一度夢中になったことをやめられない傾向がある。スマホをいじり出したり、Twitterをやりだすと、もう止まらない。気づけば無駄なことに時間を浪費し、尚更焦って、体力が(遊びで)切れかけてるのに仕事に臨もうとする。

けれども、勉強や努力と同じくらいパフォーマンスを発揮する上で必要なのは、体力だろう。発達障害者は全般的に集中するのが苦手でミスをしやすい傾向があるが、疲れていると尚更その傾向が出る。そしてミス➡️人間関係が拗れる➡️努力しようとするが非効率➡️罪悪感を感じますます休めない➡️ミス…という悪循環に陥る。偉そうに語っているが、自分も落ちた悪循環である。

なので、一番の対策は疲れたら、大人しくスマホや本を置き、布団をかぶり、寝るくせをつけることだ。

そう簡単に言っても、発達障害者は簡単に休めないと思うので、一番いいのは、心療内科で睡眠薬を処方してもらうこと。素直に自分の症状を打ち明けて、薬をもらい寝ることだ。睡眠薬(睡眠導入剤)の効果は絶大で、睡眠薬を使えば、Twitterに夢中でも、ネットに夢中でも、目をつむりさえすれば眠れる。。。

じゃあ肝心の仕事や勉強はどうするの、休んでばかりじゃ進まないじゃんという人。肝心の勉強や仕事だが、集中して一気にするということを諦めよう。私はマルチタスク賛成で、発達障害者こそマルチタスクをすべきだと考えている。理由は簡単、そもそも集中できない(過集中でちぎれるひとを除く)からだ。

なので、十分から十五分何かをやったら、別の仕事に移ってしまおう。もちろんモードに入った時はやり続けていいが、そうでなければ、無理と思ったら別の仕事をしよう。そしてモードに入った時こそセーブして、数時間経過したら休むようにしよう。

ついでにいうと、可能な限り仕事の締め切りは長めに設定することが望ましい。デッドラインは長すぎると思う期間に設定すること。理由は簡単で、仕事のスケジュール設定が我々発達障害者には苦手だからだ。それが可能な仕事なら、なるべくそうしましょう。

ぎりぎりに設定してこなせないより、ゆったり設定して(もしできたら)早めにこなす方が、相手の心証ははるかによい。自分の言葉に責任が持てているからだ。

では休み休み頑張りましょう。ダメなアヒルさんでした。

注 参考図書として、借金玉さんの著書を参照しました。重複部分がありますが、ご容赦ください。




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