家庭菜園初心者にお薦めの農作物、栽培時期と栽培期間。

今家庭菜園を始めたいと思いスタートする方が増えています。しかし初心者の方からすると「私にもできるの?」「どんなものから育てたらいいの?」「いつ植えたらいいの?」など悩むことがたくさんあるかと思います。そんな初心者の方の為にお勧めの農作物、栽培時期・期間についてまとめます。

◉初心者にお勧めの農作物

・スプラウト系(種まき:一年を通して栽培可能)
スプラウトとは主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽のことを指すのですが、ここでお勧めするのはカイワレ大根やブロッコリースプラウト、豆苗などです。豆苗などはよく再生栽培でも人気ですが、種から育てることもできます。これらは室内での水耕栽培なら一年中気温調整可能なので年間を通して栽培が可能です。野菜栽培用の種子はものによっては農薬で種を消毒しているものがありますが、それをスプラウト用として栽培してしまうと高濃度の残留農薬がある場合があり、非常に危険です。スプラウトを栽培する際は栽培用の種子を買ってきましょう。
・水菜(種まき:3〜4月、9〜10月)
水菜はシャキシャキの食感で鍋やサラダなどで食されます。
水菜は春と秋の2回栽培ができます。種まきから収穫までの期間は野菜により様々です。水菜は種まきから1ヶ月で収穫できる野菜なので家庭菜園初心者の方にはおすすめです。早めに収穫してベビーリーフとしても食せますし、株と株の間隔をあけるように少しずつ収穫して残した株を大きく育てていけば長期間収穫できて楽しめるでしょう。
・小松菜(種まき:3〜11月)
小松菜は暑さや寒さに強い野菜であり、βカロチンや数種のビタミンなども含まれており栄養豊富です。おひたしや炒め物、煮物など幅広い料理に使える万能野菜です。また小松菜も早い時期に収穫してベビーリーフとして食すこともでき、長い期間種まきが可能なので収穫までの期間が短く、随時収穫を楽しむことができるし種まきも1年のうちに何度もできるので真冬時期を避ければ何回も栽培を楽しめます。葉物野菜は害虫にやられやすいのが難点ですが、一年に何度もトライできる小松菜であればめげずに挑戦できそうですね。小松菜を長く楽しむには、種まきの時期を数週間づつずらすとリレー収穫できて良さそうですね。
・リーフレタス(種まき:2〜5月、8〜10月)
サラダをよく食べる家庭には欠かせない葉物野菜ですね。ここ最近では葉物野菜は収穫不良などの理由で価格高騰しやすく、スーパーなどで見るとなかなか手を出せないような金額の時も増えてきました。尚更自宅栽培していると経済的にも嬉しいですし、リーフレタスは現在さまざまな品種が出回っているのでいろんな種類の種を買って味の違いを楽しみながら栽培するのもいいかもしれません。葉物野菜を育てる上で1番の課題となる害虫ですが、こちらも害虫が増えてくるようであればベビーリーフとして早く収穫して食べることもできるので栽培状態を確認しながら収穫しましょう。間引いたものもベビーリーフとしてサラダに入れて楽しみましょう。
・ルッコラ(種まき:3〜6月、9〜10月)
葉物野菜でもピリッとした辛味と香りがクセになるルッコラ。葉物野菜は割と初心者の方は育てるのに向いている野菜ですが、そんな葉物野菜の中でも刺激のある風味を楽しみたい方やイタリア料理が好きな方にお勧めです。栽培の注意点は、大きく育ちすぎると葉が固くなり辛味も強くなってしまうので間引きしたものや害虫にやられそうになっているものはベビーリーフとして楽しみ、15cmくらいの大きさで収穫するように観察しましょう。また生育が早く、軸がどんどん枝分かれして大きくなるので、苗と苗の間を10cmほどあけて栽培するようにしましょう。
・シソ(種まき:4〜5月)
暑さに強く土壌も特に選ばないため、比較的簡単に栽培できます。収穫までに約3ヶ月くらいかかりますが、葉の枚数が10枚を超えたら下葉から随時収穫できますので葉の収穫は長く楽しめます。シソは葉だけが食用ではなく、その後できるシソの実も食用です。プランター栽培でも放置しているとかなり大きく育つので、随時収穫していきましょう。
・ネギ(種まき:4〜9月)
薬味として一年中使用するネギ。自宅で使いたい時に収穫できたらいいですよね。暑さと寒さどちらにも強く適応性があるため初心者の方でも育てやすいです。生育も早く、春先に苗を植えるようであれば夏まででも何度か収穫できます。もしくは苗や種がなくとも、スーパーなどで根付きのネギを買ってくればそれを植えても何度か収穫ができます。また、ネギをそのまま放置しておくとネギボウズというネギの先端に丸い花びらの集合体のようなものができます。それも天ぷらなどにして食べても美味しく、ネギを畑などで大量栽培している方は2つ目の楽しみとしている方も多いようです。スーパーでは手に入らないものなので、家庭菜園をする上での楽しみとしてもいいかもしれません。

実をつける野菜ですとトマト、きゅうりなどは比較的初心者向きのお野菜です。バジルやミントなどのハーブ類も雑草のように生命力の強い植物なのでお勧めです。初心者の方がかていさいえんを楽しむなら何よりも自分の好きな野菜を愛情込めて栽培することが大事です。育てやすい野菜の中から、好きな野菜を選んでまずはトライしてみましょう。

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