トマトの栽培&育て方について プランターで可能? 水やりや病気、肥料の注意点。

家庭菜園を行うときに、みなさんはどんなものを育てますか。
初めての方は失敗の少ないきゅうりやトマトから始める方が多いのではないでしょうか。
私も小学生のときに夏休みの自由研究でミニトマトを育てた経験があります。
今回は、そんなトマトについて栽培方法や育てる際の注意点についてお話していきます。

1トマトについて

まず、トマトについて知っていきましょう。
トマトとはビタミンCやカロテン、リコピンといった多くの栄養素を持っており
暑い夏をのりきるために必要不可欠な食材となっています。

トマトにも様々な大きさがあり、小さいものは「ミニトマト」
中ぐらいのものは「ミディトマト」大きいものは「トマト」と言われています。

昔は「赤色」のトマトが主流でしたが、最近ではスーパーでも黄色やオレンジなどの
様々な色のトマトがありますよね。

トマト栽培に慣れてきたら自分の好きな種類のトマトを育ててみるのもいいかもしれませんね。

では、次にトマト栽培の方法についてお話していきます。

2トマトの種まき・苗植えについて

トマトの種まきに適している時期は3月から4月と一般的には言われています。
なぜかというと、その時期は夜の気温が15度以上になるためトマトにとって育ちやすい
気温になるからです。トマト

苗から育てる人は、4月から5月中旬ごろが適しています。
昼間の気温が20度から30度になるのを目安に自分が住んでいるところに合わせて
調整しましょう。

また、トマト自体は育てるにあたり、強い日光を好みます。
生育にも20度~30度が適温とされているため、先ほど説明した期間が良いと
いえるでしょう。湿度の高いところは苦手なため注意しましょう。

では実際に、トマトを栽培する手順について説明していきます。

3トマト栽培に必要な下準備とは

まずは、畑の準備がひつようですね。

畑の準備は最低でも2週間前から準備が必要です。

2週間前から何をするかというと苦土石灰をまき、深めに耕します。
なぜかというと、「苦土石灰」の主な成分はカルシウムとマグネシウムで、
植物の根っこを強くし葉のツヤが良くなったりする働きがあるからです。

ですが、苦土石灰だけではアルカリ性の強い土になるため、1週間前に追肥をし、
化学肥料やリン酸質の肥料(米ぬかや魚粉など)をまく必要があります。

植えるまでの間に畝(ウネ)の作成とマルチ張りをします。
畝は農作業をしやすくするだけでなく、「育てる作物に適した土を作る
といった意味があります
またマルチ張りは、「雑草が生えてくるのを防ぐ」「保温・保湿」「病気を防ぐ」などの意味で行っています。
作業工程ひとつにしても様々な意味合いがあり、家庭菜園って深いですね。

畝とマルチ張りが終わったら、支柱を立てましょう。支柱は「合掌式」か「直立」が良く
しっかりと立ててくださいね。

また、種から植える場合、植えるまでの工程として定植適期苗を作っておきましょう。
定植適期苗は本葉が7~8枚で花が咲き始めている苗のことをいい、
日数からすると2か月前後です。

種からまく場合は、1㎝程度深く耕し、溝を作ります。そこへ1㎝間隔に種をまきます。
その後、5㎜ほど土をかぶせ水やりを行います。その後、発芽したら間引きという工程に
うつります。
間引きとは、発芽したものの風通りや日当たりを良くするために大きな芽を残しほかの
芽を引き抜くことをいいます。

間引きを行ったあとに第2葉が出始めるので9㎝ほどのポットに移植し、定植適期苗になるまで育てておきましょう。

4実際に植えてみよう

定植適期苗になったら、いよいよ植えてみましょう。
定植する日に、マルチにポットより少し大きめの穴をあけます。
そこへ苗を植えていくのですが、花房の向きが通路側になるようにしましょう。

しばらく日数が立つとツルのようなものが伸びてきますから支柱に20~30㎝の
間隔でひもを8の字に結びます。

収穫目標の花房が咲きだすとその上の葉を2~3枚残して主枝を摘み取ってください。
肥料などの追加については、実の大きさを確認してからするとよいでしょう。


5トマトを育てる際の注意点

トマトは多くの病害虫や裂果などの生理障害が発生します。
それを防ぐために薬剤を巻くことも大事ですが、それ以前にできる対策が
いくつかあるので紹介します。

まずは、「雨をよけて栽培する」方法です。
簡単なビニルハウスを設置することにより、トマトに直接雨が当たるのを防ぐことが
できます。直接、雨が当たらないことによりトマトの裂果や雨が地面に落ち跳ね返った
泥による病気を防ぐことができます。

次に「水やり」をしっかりする方法です。
トマトは、水やりが少ない方がおいしく育つと言われていますが、水分が少ないと
極度に乾燥してしまいます。裂果は、作物が乾燥していてそこに雨が降ることが原因で
おこります。なので、普段から水やりをしていると雨が降ったときも安心です。
また、トマトは「泥くされ病」や「うどんこ病」などをかなりの頻度でおこしやすく
カルシウムの摂取が必要不可欠です。
カルシウムが足りていると上記のような病気にはなりにくいのですが、カルシウム自体が
水溶性の性質のため極度の乾燥状態では、補給できないのです。
以上のことからも、水やりが大切となってきます。

次は「古い葉っぱを除去する」方法です。
トマトの実より下にある葉っぱは栄養を補給してしまうので不要です。
なので、実より下にある葉っぱは、すべて除けて風の通りをよくしてあげましょう。

最後は、「連作をしない・接ぎ木苗を購入する」方法です。
これは、「青枯れ病」に代表される細菌病を防ぐためにします。
この病気を事前に防ぐには、一度「なす科」の作物を植えた畑には3年はトマトを
植えるのをやめることです。ですが、接ぎ木を使うことにより感染を防ぐこともできるのです。

6最後に

以上で「トマト栽培について」の栽培方法や注意点の説明を終わりますが
参考になったでしょうか?
今回の記事を、よく読んでいただき楽しい家庭菜園をおこなってくださいね。

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