スタジオ

家族で収録されるラジオの話

2020年は1週間に1度はグログを書くと決めました。
出来事や感情などをしっかりと残し、想いとぶつかりたいなと思ったのがきっかけです。
いつか本を出版するための練習としても。
今回で9周目。よろしくおねがいします!

どうもこんにちは!!

本日はラジオのしてる中で僕にとって違和感があったのでその事をお話したいと思います!!

僕は去年の5月からラジオのミキサーという仕事をしてます。媒体はインターネットで配信をしておりミキサーという仕事は素人の僕でも出来る。仕事内容としては、1日に4本収録するのだが、各収録どのような流れで進めていくか、それを知った上でジングル、BGM、曲を流すという事。
ラジオの収録のイメージってパーソナリティが四角いテーブルを囲むように座りスタッフ達はガラス越しに音を操ったりしてる。僕の現場はそうではなく収録テーブルの隣で仕事をしている。だから一緒に"空気を創る"という仕事も結構必要になる。

パーソナリティは飲食店経営している人たち4人でお酒の呑みながら下ネタトークを喋る人もいれば、森林に対する愛を熱く語る方もいる。俳優の仕事をしている父に切り絵を生業の息子さん、それをサポートする母といった、家族で収録している人たちもいる。
この家族で収録してる人たちにいつも不思議の目で見てしまう。
収録内容は、ほんとに家族の会話っていう感じ。各々の仕事の話やイベント告知など。
僕の予想やけど、リスナーさんはパーソナリティさんを知ってる人は聞くかもしれない、しかも家族同士で絡みがある人は尚更楽しいと思う。けど初見さんは最後まで聞くのは難しいと思う。なぜと問われると、収録現場の近くで他人の僕が聞いてて共通点がなく耳が傾かないなぁと思うから(当人見てたらごめんなさい)。
ただ、そのパーソナリティ達は「楽しければいい」をコンセプトに毎度話されてるがほんとうに「そうやな!」って感じる。

でも、これはもしかして家では中々喋らへんかもしれへん。そんな中ヘッドフォン、マイクが用意された場所に足を運ぶことによって密話する場所といった楽園に来てるんやろう。
一般的に外の誰かに向けたメッセージのためのラジオは、その方々のメッセージ先は家族にあるみたい。
閉鎖的な家での会話でなく、誰が聞いてるかわからへんという状況が本心を語らせ、愛が芽生え、悪口を言わず楽しくさせてる。

閉鎖的な空間より、少しだけ開放することによって人間は伸び伸びしちゃうんだなって思いました。


これからも違和感に気づいて分解していきたいと思います。

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