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【映画感想】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOL.3【ネタバレなし】

総括

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOL.3」観た!
結果的には涙を流してしまったし、テンションブチ上がってしまった。
ジェームズ・ガン映画作るのうますぎ!
今作は、今までと違う視点で語るため説明が多く中だるみを感じる部分も少なくないが、最終的には必要な工程だったなと思わせてくれます。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」としてひとつの区切りとして素晴らしい出来の作品だったと思います。

感想

今作は、MCU32作目、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズとしては3作目の作品になります。
監督は、ジェームズ・ガン。今作を最後にMCUを離れDCに注力することも決まっていることもあり「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズとしてのある意味での区切りも意味する作品です。
今作、はそもそもジェームズ・ガンの過去の発言でディズニーが3作品目の監督することを認めず、解雇宣告をしたけれど主要キャスト陣がジェームズ・ガン監督の復帰を嘆願するというながれになり戻ってきたっていう作品でもあるんだよね。
そういう意味合いもあったかはわからないけれど、今作の全体の雰囲気はいままでと全然違います。
ポップさは残しつつも、あるキャラクターにフィーチャーすることで一つの区切りと次世代へシフトを目指した作品でした。
個人的には頑張ったなぁって思ったんだよね。
エンドゲームにおいて感動はしたが蛇足にもなった部分の補足もしながら全体を次のステップに送り出す手腕は見事よ。
コミカルな演出も継続しつつ、涙なしには見れないシリアスまでやりきったのは本当に素晴らしい。
また、歴代のシリーズのセルフオマージュもたくさんあるのはファンに対して誠実だったし、最終的には感謝しかない状態に持っていかれたよね。
監督、スタッフ、キャスト含め一つの答えを出したことは勇気がいることだし尊敬するよ。
もっとスナック感覚の軽い映画にもできたろうけれど、未来を観ながらを現在のファンもみてくれているという感じをひしひしと感じたよね

正直、中だるみはある!こういうのが観たいんじゃない!っていうひともいるのもわかる!
けど・・・俺はファンなので篭絡されちゃった。
ずっと続いて、ファンたちの幻想に答え続けることも可能だったろうにちゃんと区切りを作ったことが素晴らしいしそこを愛してしまうよ。
特に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はマーベルの中でも知名度も低く人気がなかったものをここまで愛をこめてメジャーに引っ張り上げてくれたことを1作目から感謝し続けてるんだもん。
自分は文句が言えません。
ありがとう。
DCのほう不安だけど、自分はジェームズ・ガンのファンにされてしまったので応援してます。楽しみです。

今作は、MCUにしても「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」としても、ジェームズ・ガン監督作としても非常に意味合いが強い作品なのでファンはぜひ劇場で見ましょう。

(80点/100点満点中)

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