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【映画感想】リトル・マーメイド【ネタバレなし】

総括

「リトル・マーメイド」観た!
期待をしていなかったのもあるが・・・面白かった。
個人的に、アリエルが黒人の方になったのはプラスに働いてると思う。
より運命的になって、王子がアリエルという個人に惹かれたっていうのも強調される機能も持ったと思うんだよね。
終盤の盛り上がり含め見応えがあったし、今どき感の展開も良かったよ。
個人的には、ディズニーアニメ映画実写化では一番おもしろかったかもしれん。

感想

今作は1989年公開された「リトル・マーメイド」の実写化映画作品。
監督はロブ・マーシャル、脚本はデヴィッド・マギー。
「メリー・ポピンズ リターンズ」のコンビだね。
ストーリーは全体的に1989年の作品と同じ。
ただ掘り下げポイントだったり、展開が変わっています。
ツッコミどころは結構ありますが、まぁファンタジーだしツッコんだら負けよね。
セバスチャンやフランダーは10分も観てれば飲み込めるのであんまり不安に思わなくて大丈夫です。
字幕で見たんだけど・・・正直、アリエル役のハリー・ベイリーの歌声で8割ぐらい説得されちゃった。
アニメ映画のほうが表情豊かだったけれど、実写だと素朴さやアリエルのピュアさみたいなのがフィーチャーされてて素敵だったね。
終盤の魅せ方もシリアスもありつつドラマチックで、最後まで楽しめたね。
それこそ、アニメ映画の中身だいぶ忘れてたんだけど、鑑賞してて
「あーあったあった!この映像あった!」
「こんな展開だったねー!!」
って懐かしい気持ちにもなったよ。

まぁ逆に擦り切れるほどアニメ映画を鑑賞していて、信者になっていると全体ではなくアニメ映画との”差”しか比べられなくて辛くなるかもしれないなとは思ったね。
ディズニーオタクもオタクなんだろうなって色んなところの鑑賞してないのに憤慨してる感想をみて察したよ。

個人的には、面白かったです。
黒人さんを起用したことも意味合いもちゃんと生まれているし、ポジティブな違和感にもなっているし、観たことのない映像にも仕上がる要因にもなっていると思う。
ネットに踊らされて斜に構えて知ったかして否定するより、意外と足を運んで観たほうが嬉しいサプライズがある作品だと思います。
面白くない!受け入れられない!っていうのもその人だけの体験なので貴重だから、とりあえず鑑賞することをおすすめするよ。

(70/100点満点中)

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