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【映画感想】インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル【ネタバレなし】

総括

「インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル」観た!
過去作リスペクトを楽しませてくれつつ、インディあるあるでニヤニヤする。
しかし、テンポが色々悪く、そして冒頭も含め様々なキッカケの問題がどう解決されたか明示されずにふんわりしてモヤモヤする。
色々詰めがあまいし、あえてこの時代に作る理由があんまわからんかった。
個人的には微妙な作品でした。

感想

今作は、インディ・ジョーンズシリーズ最新作。
「ローガン」や「フォードvsフェラーリ」で監督のジェームズ・マンゴールド監督。
ストーリーは、冒険は引退し、考古学教授で生活しているインディアナ・ジョーンズの元にある人物が現れる...
そんな感じ。
時代背景設定もあり懐かしさの塊!
今!インディ・ジョーンズを俺は観てる!!って体感できる仕上がり。
世界を股にかけながら映像の演出も懐かしさ満載!
地図のとことかエモかった。
どうにも字幕が違和感で、これ...戸田奈津子では?あれこれ戸田奈津子でしょ、エンドロールで戸田奈津子だああああってなっておもろかった。
戸田奈津子節を味わうのも懐かしささらに増してる感じもある。

ただ、今作の起点部分に推進力がない。
インディが冒険に出る要因があるんだけど...結果、有耶無耶になるし、ずっと冒険する少年?周りが雑で、なんでインディと冒険するんだ!と言う疑問も有耶無耶になる。
全体的に説得力とテンポが死ぬんだよね。
必要のないくだりがおおくない?
あと、メインキャラクターであるヘレナが普通に愛せなさすぎ。
愛嬌があればいいんだけど、本当に背景も汲み取れないただただめんどくさいやつにインディが絡まれただけにしか思えないのよ。
幼少期なにかあってなら、まだいいけど普通にドクズなのよ。
あと、ナチスなら何でもやって良い時代背景あるよね!!
って好き勝手やるんだけど好き勝手すぎて・・・流石に・・・って引くっていう。
何かしら悪事が暴かれるまでやってもらえるとスッキリするんですけど・・・。その部分も有耶無耶だから・・・。

懐かしさだけを求めてるなら楽しめると思う。
けれど、この今の時代でやる意義が個人的には見えなくて...あとはナチスだからなにやってもよし!はまぁ懐かしさあるんだけど、それにしても雑に使いすぎでわ?とかノイズも多いんだよな。
6割ぐらい眠かったです。
個人的に微妙でした。

(39点/100点満点中)

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