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アジャイルコスメの「整え与える化粧水」が生まれるきっかけとなった、言葉にできない「見えないニーズ」の探し方

新しくアジャイルコスメから誕生した「整え与える化粧水」。

これまでのnoteでは「整え与える化粧水」ならではの新しい視点や、使い続けるためのQ&Aをご紹介してきました。

そして、今回のnoteでお話したいのは「整え与える化粧水」が生まれるまでのストーリー。

製品が生まれるきっかけとなった、「お客様の声」をプロの視点で深堀りする私たちがこだわりをお伝えしていきます。

「製品ありき」ではないアジャイルの製品開発

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ごわつく角質をやさしくほぐしながら肌をふっくらと「整え」、みずみずしい弾力をたっぷりと素肌に「与える」を同時にする「整え与える化粧水」。

生まれたきっかけは

「肌のごわつきやくすみは気になるけれど、ステップを増やしたり、拭き取りで肌に摩擦を与えてまではケアしたくない」

というお客様の声でした。

しかし、実ははじめから角質ケアとうるおいを叶える化粧水として開発しようとしていたわけではなかったのです。

もともとアジャイル コスメティクス プロジェクト(ACP)では、化粧水の開発はかなり早い時期から行っていました。

やはりスキンケアの基本となるアイテムであり、洗顔後のまっさらな肌に最初につけるものだからこそ、化粧水との出会いを素敵なものにしてほしいという思いと、もちろんお客様の「化粧水がほしい」というお声から、化粧水でお客様が求めるものとはなにか模索しながら開発を進めていたのです。

しかし、お客様のライフスタイルに寄り添い、進化していくブランドであるACPでは、製品をつくるためにお客様のニーズを追求すると同時に、アイテムありきの開発には縛られていません。

それゆえに、ニーズを満たしながらも期待を超えていく製品づくりのために、常に探求しつづけていることがあります。

それは、お客様が「生活の一部として求めているスキンケアとはなにか」という根源的な問いです。

そんなスキンケアそのもののニーズを探り続けるなかで見えてきたのが「整え与える化粧水」のコンセプトとなる

「ごわつきやくすみは気になるけれど、手間をかけたり肌の負担になりそうなことには抵抗がある」という視点でした。

その結果、多くの人が習慣としてほぼ毎日のように使っており、ステップや習慣を変えることなく、角質ケアもうるおいも満たせるのアイテムとしてたどり着いたのがこの化粧水でした。

このように「整え与える化粧水」は、製品開発の固定概念に縛られず常にお客様の声をヒアリングしつづける、ACPのしなやかなものづくりの姿勢が生み出したアイテムだったのです。

定性と定量のヒアリング

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そして、一口に「お客様の声をヒアリングする」といっても、それはただモニターテストやユーザーインタビューをするという意味ではありません。

ACPでは、「定量と定性」の2つの視点でお客様の声に向き合っています。

定量として多くのお客様の声を聞くことは、やはり製品を進化させていくために不可欠です。

例えば「整え与える化粧水」は角質ケアをしつつ、ふっくらとうるおいと弾力をも叶える成分バランスがポイント。

このバランスを成立させるには、プロの視点で開発するだけでなく、モニターテストで多くのお客様の声を聞くことも重要です。

そして、もうひとつACPがこだわっている「定性」のヒアリングは、お客様との対話の深さがカギとなります。

たとえばACPではSNSのDMやオンラインセッションでお客様から質問をいただくことがあります。

そこで、ただ製品に関するお答えをするだけでなく、そのご質問の背景にある肌悩みやライフスタイルなどもお伺いすることで、多くの気付きがお客様にも、私たちにも生まれるのです。

たとえば「最近スキンケアをしても浸透が悪い気がする。オイリー肌だから?」と皮脂対策のスキンケアをお探しのお客様に、ライフスタイルや肌を触ったときの感覚をヒアリングしてみると、他の要因が考えられることも。

そんなふうに思い込みも手伝って、自分が求めているものを言葉にすることは、実はとてもむずかしいのです。

言葉にできない「見えないニーズ」を深堀りする

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どんなスキンケアが好きなのか、自分の肌の何が悩みなのか。

日々スキンケアで、自分にそんな問いかけをすることはありませんし、鏡を見たとき、化粧水をつけたときになんとなく感じていたことをいざ言葉にしようとしても、なかなかでてきません。

だからこそ、ACPがプロの視点でヒアリングする意味とは、そんなお客様が日々なんとなく感じていた、肌が喜ぶ瞬間やモヤモヤする瞬間を深堀りし、お客様自身も気づいていなかった「本当にスキンケアで求めていること」を肌という一つの方向性ではなく、多面的な方向から見つけ出していくことなのです。

その結果、言葉にできない見えないニーズを製品という形で世に出し、手にとってはじめて「私が欲しかったのはこれだったんだ!」とお客様も気づきを得られる。

そんなものづくりが、ACPならではだと思っています。


アジャイル コスメティクス プロジェクトとは

アジャイル コスメティクス プロジェクトは「天然由来成分」の持つ「豊かな有効性」を最大限引き出しながら、製品の「官能性」を追求するスキンケアブランドであり、購入者の意見を取り入れ、製品を迅速に進化させていくプロジェクトです。
このnoteでは私たちのプロダクトに込められたストーリーや、自分の肌が心地よくあるためのヒントをお届けしていきます。

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