見出し画像

企業ストーリー|株式会社ユニラボ「企業経営・DX改革の本丸”受発注“を変革するインフラを創る」

こんにちは。エージェントセブン編集部です。
今回ご紹介する隠れた名企業(vol.6)はこちら!

株式会社ユニラボ
https://www.unilabo.jp/


社員からの人望も厚い、魅力的な二人の共同経営者と、経営者を超える熱量で事業に向き合うメンバーたちがチーム一丸となり、日本の企業経営をアップデートさせるための事業を全力で立ち上げています!
ユニラボが目指す世界が実現すれば、経営者は “経営” に、エンジニアやクリエイターは “モノづくり” に、それぞれのポジションに就く人が「本来やるべき仕事」に集中できるようになるのです。
まさに日本経済を縁の下で支える、最高にカッコいい職人たちをご紹介させていただきます!


■一言でいうとどんな会社?

創業者の栗山氏が立ち上げた「B2B受発注プラットフォーム」を運営している企業です。
ユニラボは共同代表として創業者の栗山氏とCOOの柴田氏が強力なタッグを組んで経営をリードしています。

画像②

写真左:柴田氏/写真右:栗山氏

栗山氏と柴田氏はディー・エヌ・エー出身で、執行役員制度が導入された2009年に二人揃って執行役員に就任。その後のディー・エヌ・エー社の急成長を現場で牽引された立役者です。
そんな二人が今、本気で取り組んでいるのが「受発注を変革する」をコンセプトとするB2B受発注プラットフォームの「アイミツ」。
発注者と受注者、双方が抱える慢性的な課題を見事に解決した画期的なサービスとして、多くのユーザーに支持されており、今後もさらなる成長が期待されています!

そんな「ユニラボ」の魅力を伺うべく、
今回お話を伺ったのは代表取締役COOの柴田氏、
そしてユニラボの中核を担うマネージャーのお二人。(写真左から順に)
・HR部 部長:森氏
・経営企画部 部長:小林氏

画像③

「受発注」と言われても、縁の無い人にはピンとこないかもしれませんが、起業経験がある方や大企業で事業を牽引したことがある方なら、発注先を確保することの大変さがすぐにご理解いただけると思います。
起業する時には行政書士や税理士を探すところから始まります。
初めて社員を採用する際には社会保険労務士の力が必要で、
オフィスを探し、インフラを整備し、名刺やホームページを作ることになるでしょう。
事業を成功させるにはどこかの代理店の力を借りて、マーケティングやPRにも力を入れなければなりませんし、事業が成長したら求人広告を掲載して新たに社員を採用し、社員が増えてきたら業務を効率化するためにシステムを導入して、福利厚生も充実させなければなりません。
これら全てに関わるのが-受発注-

会社を経営する(事業を進捗させる)ためには、様々な発注先が必要となるわけですが、果たして世の中にどれだけ「受発注に慣れている」人がいるでしょうか。
“最適な” 発注先を見つけるのはとにかく大変です。
そのストレスを見事に解消したのが、ユニラボが提供されている「アイミツ」なのです。

■会社の特徴

● 創業者の栗山氏が自身の体験に基づいて立ち上げたサービス「アイミツ」を運営している企業。
● 経歴、能力、人間性に富んだ最高の経営チーム。
● 共同代表の栗山氏、柴田氏をはじめ、NTTドコモ、キーエンス、大和証券、伊藤忠商事、JCBといった一流企業で活躍されていた方々がそれぞれの事業領域を管掌。ビジネスのノウハウが結集されており、ビジネスの真髄を体感することができる。
● ターゲットとなる国内の最大市場規模(TAM)※① は約340兆円。
「アイミツ」で代替できる市場規模(SOM)※① だけでも約3兆円と、日本経済に大きなインパクトを与えるポテンシャル。
大手企業からスタートアップまで大半の企業が抱える根深い「課題」を解消するベンチャー企業として注目され、2023年3月にシリーズCの資金調達を行い、累計資金調達額は46億円を突破。
● 全社員の士気が高く、社員全員が「自分の事業」として捉えながら誇りをもって働いている。
● コロナ禍でも単月で利益を計上。Withコロナの時代にマッチしたビジネスモデル。
※① 経産省「電子商取引実態調査」より

■設立の経緯は?

柴田氏(代表取締役COO):
創業者である栗山がこれまでに在籍した三菱商事、ディー・エヌ・エーそれぞれの会社で受注、発注を自身で経験してきた中で、実際に苦労したことや課題に感じていたこと等の原体験から生まれたのが「アイミツ」です。
日本の経済はすべて「受発注」で成り立っており、B2Bのプラットフォームは日本経済そのものと言えるほど巨大です。
その「受発注」こそ、すべての企業の経営を効率化する本丸であり、そこに「負」があると考え、受発注に費やしている “営業” の人件費はDX化できると考えたのです。

B2Bの仕組みはDX化によってもっと健全化できるはずで、
例えば、日本に根強く残る「多重下請け構造」の業界では、発注者のところに見積りが届くまでに、何社のマージンが乗せられているかも分からない。知識のない発注者にとっては、コネクションも無く、相場もわからず、交渉もできない。そんなストレスを解消し、 “営業” の人件費を削減して必要なところへ投資できるようになれば、多くの企業が健全に経営できるようになると思っています。

■ユニラボが目指す未来とは?

柴田氏(代表取締役COO):
2018年までは自己資本で経営してきましたが、2019年から方針を転換しました。資金を調達し、社員を採用して、現在は業績も順調に伸びています。
まずは既存事業の「アイミツ」を、発注者、受注者にとってより使いやすいサービスに成長させていきます。
さらにカテゴリーも増やして、「弁護士」「税理士」「システム開発」など特定の領域に特化したバーティカル型ではなく、企業経営に伴って発生するすべての受発注に対応できる「総合型」を目指していきます。
また、「アイミツ」には受発注のデータが膨大に蓄積されているので、過去の受発注データを統計的に分析しながら、受注者の “受注率” を向上させるためのコンサルティングも強化していきます。

そして私たちが目指す「経営者は経営に、実務者は実務に」という世界が実現し、誰もが “やるべき仕事に集中できる社会” を創造していきたいと思っています!

■世の中にはたくさんの企業がある中で…ユニラボのどこに惹かれて入社しましたか?

柴田氏(代表取締役COO):
約15年間、ディー・エヌ・エーという素晴らしい組織で働いてきた経験から、心のどこかに「いつか自分でDeNAのような会社を作ってみたい」という想いがありました。
創業者である栗山と私は同じ年齢で、ディー・エヌ・エーでも同時期に執行役員に就任した、いわば “同志” のような関係で、互いのことを理解していたので、うまく役割分担できそうなイメージが持てたことが理由の一つです。
でもやっぱり決め手は「人」です。ユニラボは本当に「人」に恵まれていると思います。人柄だけでなく、仕事に向き合う姿勢や思考など、すべてにおいて「質」が高かったことで、躊躇なく決断できました。


小林氏(経営企画部 部長):
学生時代は投資に興味があって、新卒で投資銀行に入行して13年ほど働いていました。念願だった仕事にも就けて大きな不満も無く、充実した日々を過ごしていたのですが、徐々に投資銀行という立場で仕事を続けていくことに違和感を覚えるようになりました。
投資銀行は企業をサポートする立場なので、いつかは「本当に世の中の役に立つ事業を立ち上げているスタートアップ企業」で働いてみたかった、というのが転職の動機ですね。
スタートアップ企業に関心を持った理由は、投資銀行で多くの上場を目指す企業をみてきて、夢をもって働いている姿がとても輝いて見えたから。
何もないところから会社を興して世の中を変えていくなんて、凄いことじゃないですか!

画像④

転職活動をはじめると、ありがたいことにスタートアップ企業のCFOや経営企画として、50社くらいから声をかけていただきました。その中でユニラボを選んだ理由は、「誰と働くか」と「事業への共感」です。まず栗山、柴田の二人の代表が、経営者としても、人間としても魅力的で、経歴、実績も含めて、地に足がついた経営者だと感じました。
二人とも “もの凄く考える” 経営者で、信念もしっかりと持っていて、良い意味でスタートアップっぽくなかったので、心から「一緒にやりたい」と思えました。そしてユニラボで働く社員が個人主義ではなく、“まっすぐ事業に向いている”ことにも惹かれました。またユニラボが本気で立ち上げようとしている事業についても「やろうとしていることは絶対に間違っていない」と感じたことから、最高の仲間と共に、本気で世の中の役に立つ事業を作っていきたい、という想いで入社を決断しました。
投資銀行で働いていた経験からも、ユニラボは必ず成長するという確信も持っていますし、毎日ワクワクしながら仕事に取り組ませてもらっています!


森氏(HR部 部長):
私は誰もが知る大手カード会社で歴史のある環境下で、営業、企画、人事など様々な経験を積ませていただきました。大手企業の環境で感じたのは、“正解” がある中で、最短距離でゴールに辿りつける能力は身につく一方で、既定路線に乗っている感覚を持っていました。だからこそ、自分の足で歩ける人間になろうと考え、IT・ベンチャー・カオスな業界に転職しようと考えたことがきっかけです。
転職先に求めたことは「なぜやるのか?」が明確であることでした。
決済(カード)業界では、単発のインセンティブに惹かれて加入するケースが多くあるのですが、そういったケースでは結局カードが使われなくて、カード会社も儲からないということも多い。そういった誰得?という仕組みが当たり前となっていた現場を見た経験があったからこそ、「なぜやるのか?」に強くこだわっていたわけで、栗山さんと会って、栗山の事業に対する “まっすぐ” な想いに共感したんです。

画像⑤

「これを立ち上げないと絶対に世の中は良くならない」という絶対に揺るがない想いをもっていて、ものすごく難しいことに挑戦しているにもかかわらず、絶対に逃げずに「やり切る!」のスタンスで難題に向き合っています。
「この人たちと一緒なら、きっと大きなことができる」そんなイメージをリアルに持たせてくれる人たちと一緒に、本当に必要なサービスを自分たちの手で創り上げていきたい、という想いで入社を決断しました。

■エージェントセブンがおすすめしたい理由

①経営も現場メンバーも事業にまっすぐ向き合っている
ユニラボ社は経営者の熱量はもちろんのこと、現場のマネージャー・メンバーもまっすぐ事業の成長に向き合っています。

「仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?」と聞いてみました!

森氏(HR部 部長):
「HRに携わる者として、組織全体の課題に向き合うこと。
人手が足りないから採用するのではなく、未来に向けてどんな人材が必要か常に考えています。あとはユニラボのバリューとしてかかげている「まっすぐ」な人を採用することです。チームに対しても、クライアントに対しても、まっすぐ熱中できる人。個人主義ではなくチームや事業に向き合える人を集めることが自分の使命だと思っています。」

従業員が口を揃えて「一番の自慢はチームメイト」と言うのが納得です!

小林氏(経営企画部 部長):
「数字も人も含めて、会社を伸ばすことです。大きくなることが目的ではないですが、会社は伸びていないとダメなんです。
会社が延びていれば、人をひきつけられる、役割が増えるので成長できる、何より面白い。社内に課題はたくさんあるし、苦しい場面もあります。でもどれだけ会社が大きくなっても、ここで働く従業員にワクワクしてほしい。私が入ったからには会社を伸ばすという信念をもってやっています。」

お二人の答えがまさにユニラボ社のバリューである「まっすぐ」そのものでした。
「世の中の役に立ちたい」と、事業・チームにまっすぐ向かっていることに組織の強さを感じました。

② これからの日本に必要なサービスである
労働人口が減っていく中で、いかに生産性を改善していくのかは各企業が直面している課題です。
企業が経営していくうえで日常的に発生する「受発注」を効率化することで、全ての人が「やるべき仕事」に集中できるようになり、日本経済の生産性が飛躍的に向上することでしょう。
中長期では地方創生や雇用の拡大など、様々な社会課題を解決していく事業へ拡大していく構想もあり、ユニラボ社のような会社が私たちの未来をよりよいものへ変えていくのだと思います。

自己資本経営から方針を転換し、累計46億円の資金を調達して事業拡大に舵を切り、第二創業フェーズに差し掛かったユニラボ社。
巨大マーケット(3兆円市場)の伸びしろがあり、今後は新規事業も続々と立ち上がっていきます!

今後の成長が楽しみな会社です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?