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企業ストーリー|株式会社キュービック「ユーザーに向き合い、そしてデジタルマーケティングの未来に向き合う“ヒト・ファースト”の理念とは。」

こんにちは。エージェントセブンの村田です。

私たちは人材紹介の仕事を通じて日々多くの企業様の面接をセッティングしておりますが、転職希望者の志望度が面接後に必ず上がる企業があります。

その秘訣を取材したい!とインタビューをお願いしたのがこちらの会社です!

株式会社キュービック
https://cuebic.co.jp/



■一言でいうとどんな会社?

「インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。」をミッションに掲げ、ヒト起点のマーケティング×デザインでビジネスを前進させる会社です。比較サイトを中心としたデジタルメディア事業を行っており、新しい価値を見つける比較サイト『your SELECT.』、初心者のためのFX比較サイト『エフプロ』、暮らしをおいしく便利にするウォーターサーバーの比較サイト『ミズコム』、「もっといい求人」を探す人のための転職支援サイト『HOP!ナビ
(ホップナビ)
』などを運営しています。

フィールドワークを重視し、表面的なニーズではなくインサイト(深層心理)を的確に捉え、人々をよりスムーズな課題解決へと導いています。

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そんなキュービックの魅力に迫るべく、今回お話を伺ったのは
(左から)
メディア事業本部第四事業部 事業部長 石井氏
メディア事業本部第四事業部 マネージャー 篠崎氏


■会社の特徴

①「ヒト・ファースト」
「当社のコアバリューは『ヒト・ファースト』です。私たちはいかなるときもヒト起点。ユーザーのことを、ユーザー以上に理解して仕事するよう心がけています。」今回インタビューにお答えいただいた石井氏はこう話します。

「生の声にこだわり、フィールドワークを徹底する。どんな場面でもヒトの本質と真摯に向き合う姿勢こそが、私たちの変わらぬアイデンティティであり、原点なんです。」
こうした考えのもと、質の高いデジタルメディアが数多く生まれています。実際、メディアづくりの事例を伺うと、調査・研究に余念がありません。たとえば、


・徹底したユーザー視点のリアルなコンテンツを届けるべく、看護師専門の転職情報サイト「Coconas(ココナス)」の立ち上げ担当は元看護師。・ウォーターサーバーの比較サイト「ミズコム」では、各社のウォーターサーバーを実際に導入して機能性やファッション性などを社員みんなで検証。他にもウォーターサーバーの販売現場に足を運んで観察を重ね競争優位性をくまなく調査してコンテンツ化。・「Relib(リリブ) 誰でも分かる債務整理」では裁判傍聴や弁護士との打ち合わせを重ね、専門性の高い知識を継続的にキャッチアップ。

こうした地道な取り組みこそが信頼性の高いメディアをつくる基盤になっているのでしょう。

その結果、表面的なニーズではなく深層心理を的確に捉えたメディアが生まれ、訪れたユーザーに申し分ない情報を提供でき、課題解決へと導けているのです。

②メディアの在り方を変えたい
ここまでで、既にお気づきかもしれませんが、同社はコンテンツの品質に対するこだわりが格段に強いです。

この品質にこだわる姿勢の原点には、「メディアやインターネットサービスの在り方を変えたい」という強い意志があります。

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石井氏
「キュービックはコンテンツSEOだけではなく、広告やLPなど、私たちが発信するすべてのコンテンツ品質に大変こだわっています。世の中のデジタルメディアは、大きく2つにわかれると考えておりまして。ひとつは“コンテンツを量産し数で勝負するメディア”。もうひとつは“コンテンツの内容にこだわりユーザーにとって必要な情報を提供する質重視のメディア”。我々は後者の考え方を大切にしています。
KPIが定量に寄りすぎると、思わぬ不幸が生じることもある。CVさえ増えれば良いという考えでコンテンツが量産され、ユーザーにとっての価値に正しく繋がらない情報が世の中に溢れるのです。
例えば、『転職』など人生の転機に関わるような大事な意思決定に関わるメディアにおいても、間違った情報を拡大解釈して発信したり、不安を煽って登録させようとするコンテンツが見受けられます。こうしたことはデジタルマーケティング業界全体の課題だと思いますが、憤りを感じています。

キュービックでは『Dive into Insightsー本質を追求しようー』をクレドとして掲げており、“本当にそれはユーザーのためになるのか?”と常に問いながらメディアに向き合っています。」

キュービックのメディア品質を支えるポイントとしては大きく2点があげられそうです。

1.編集力の高さ
社内に編集業務の専門部隊「エディトリアルデスク」があり、コンテンツをインハウスで制作。編集経験を豊富に積んださまざまな紙媒体出身の編集者が在籍し、「紙媒体レベルのクオリティをWebでも実現する」という強い使命感を持って日々コンテンツと向き合っている。

2.UXデザインを重視
デジタルメディア業界では珍しく、CDO(Chief Design Officer)が在籍し、“マーケティング”のみならず“デザイン”の力をも活用。社内でUX組織を拡充し、採用や育成にも注力している。いかに正確で信頼できる情報かという点のほか、ユーザー体験として心地よいものかという点にも配慮。クリエイティビティを活かしながら新しい価値を生み出すことを大切にしている。

■採用に対するこだわり

採用においても「ヒト・ファースト」の精神が一貫しています。

石井
「面接では応募者のインサイトに挑みます。スキルを一方的に評価するようなことはせず、面接は相互理解を深めていく場であると考え、“お互い”が本音で話せる場づくりを大切にしています。

互いの長所ばかりではなく、むしろそれ以上に短所をさらけ出すこと。これは特に意識していることです。

その結果、『キュービックで働くことが応募者とキュービック双方の前進につながる』という希望と『キュービックで働くことを応募者とキュービック双方の前進につなげる』という意志を、応募者とキュービックの両者互いに固く持てた場合に採用としています。

インサイトに挑んだ結果、どちらか一方でも“前進”が叶わない可能性がある場合には、その旨をまっすぐ伝え合うようにしています。どんなに些細なものであっても、懸念事項から目をそらしません。“前進”は、両者にとって“たしかな”ものでないといけないと考えているからです。丁寧に対話を重ね、一緒に結論を導きます。

仮に採用とならない場合にも、“ではどんな選択であれば応募者の人生を前進させられるのか”ということまで思考を巡らせながら、応募者とコミュニケーションをする。そこまでが採用に従事する者の役割であると考えて取り組んでいます。」

こうした姿勢は、面接を受ける方にもしっかりと伝わっています。

キュービックで面接をした方は、「どの会社よりも向き合ってくれた」「スキルだけではなく人間性もみてくれた」という前向きなフィードバックが多く、面接を重ねるたびに志望度が高まっていくのはこのためかとお話を伺って納得できます。

■キュービックが目指すところ

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篠崎氏
「これまで当社では『転職』や『クレジットカード』のような特定分野のメディアをそれぞれ運営していましたが、2020年、総合比較メディア『your SELECT.』」を立ち上げました。

※『your SELECT.』とは…総合比較メディアとしてジャンルレスで情報を発信。使いやすい本格的な低温調理機、体に優しいキャットフード、本当にうまいクラフトビール…。これらはすべて、同サイトの一部。各分野の専門家(「SELECTor(セレクター)」と呼ぶ)を招き、独自の観点で情報を提供しています。「あなたにぴったりのサービス・商品選びを支援する総合比較情報メディア」として各分野の専門家が「選び方のコツ」や「おすすめの商品・サービス」をわかりやすく解説しているサイトです。

私はこの『your SELECT.』をメディアという括りに囚われず、提供価値を広げていくプロダクトとして育てていきたいと考えています。比較メディアはユーザーが何か意思決定する最後の瞬間にタッチしています。こうした瞬間の“点”だけではなく、その前の検討段階や情報収集段階なども含めて“線”で考えていきたいです。

キュービックはヒトの重要な意思決定に関わるコンテンツづくりが得意領域。私たちのインサイトに向き合う姿勢を、この特定領域に閉じてはもったいないと感じています。もっともっと広げられる。私たちの強みを、いろいろな方面で活かしていけるはず。それがデジタルの世の中を少しでもよくすることに繋がると信じています。

また、一方通行な情報提供にならない多面的に捉えたUXが、今後必要になることでしょう。デジタルメディア企業で社内にCDOもCTOも在籍し、クリエイティビティに投資できている会社は多くないと思うので、この好環境を活かさない手はありません。課題解決だけではなく、私たちのサービスやプロダクトを介すことでヒトが楽しくなれたり、豊かな気持ちになれたり。そうしたインターネットの可能性を最大限示せる新しいメディアを提案していきたいです。」


■エージェントセブンがおすすめしたい理由

・『ヒト・ファースト』の本当の意味が深い
「ヒト・ファースト」は単に人を大事にする、人に優しくするという意味ではありません。「ヒトのまだ見ぬ可能性をひらくために、ユーザーのことを、ユーザー以上に理解する。ともに働く仲間のことを、その仲間以上に考え抜く。生の声にこだわり、フィールドワークを徹底する。どんな場面でもヒトの本質と真摯に向き合う姿勢こそが、キュービックの変わらぬアイデンティティであり、原点である」というものです。

・若いうちから大きな裁量を持ち、事業を動かす経験ができる
今回インタビューさせていただいた篠崎氏は、なんと新卒入社してまだ2年目の社員!既にマネージャーとして事業を牽引しています。
キュービックではインターンが多く在籍しており、早期にマネジメント経験がつめるのも他社にはない特徴のひとつです。(篠崎氏は最初インターンとしてキュービックに参画し、新卒で入社しました。)
メディアのコンセプト設計や売上計画策定など、事業をつくる最上流のところから任せてもらえるため、事業を自分の手で育ててみたいという方には非常にやりがいのある環境です。

・メディア業界に変革を起こしたい人には是非チャレンジしてほしい!
ユーザーのためにならないコンテンツが溢れるインターネット業界に課題感を感じている方にこそ、是非キュービックの話を聞いてみていただきたいです。
定量・定性、アートとサイエンス、バランスとってインターネット業界変えていきたい人には楽しく仕事ができる環境だと思います。
また、デジタルメディア企業でCDOもCTOも在籍する企業はなかなかなく、社内のクリエイティブや開発の専門性をフル活用して事業開発ができる面白いフェーズです。

もし、キュービックに興味を持っていただけたら是非話を聞いてみてください。きっと深く向き合ってくれるはずです。

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