株式上場をするためには、「形式基準」と「実質基準」と呼ばれる2種類の基準をクリアする必要があります。また、上場準備段階であっても、上場後に求められる「金融商品取引法上の内部統制」や「証券取引所が定める企業行動規範」に沿った要件をクリアすることまで考え、体制整備を行う必要があります。
形式基準とは
形式基準とは、上場申請を行うに当たって最低限クリアしなければならない“定量的な側面”を確認する基準です。取引所によって内容は異なりますが、主な項目として以下があります。
実質基準とは
実質基準とは、「実質審査基準」とも呼ばれ、上場審査の中心的な内容となる“定性的な側面”を確認する基準です。これは、各証券取引所の規則にそれぞれ明記されています。以下は、日本最大の金融商品取引所である東証の実質基準内容です。
東証 実質基準内容
上場基準のほかに遵守すべきこと
上場基準のほかに、有価証券上場規程に定められている行動模範としていくつかの項目をクリアする必要があります。以下は、東証での上場に関するその他の項目です。
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