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子育てに必要なたった一つのポイントとは?

こんにちはagainです

いよいよ桜も咲いてきましたね。
桜の咲く季節といえば子供たちにとっては卒業や入学の時期です。

そんな中、子育てに大切なたった1つのポイントとは?と題してお送りしたいと思います。


先日、私の子供たちも卒業の時期を迎え、
習っている剣道の道場では卒業稽古と呼ばれる特別な稽古の1日を迎えました。

今年度を締めくくる稽古でね、試合をしたり先生方に稽古つけてもらう最後の日を迎える子供もいたかと思います。

そんな子供たちを間近で見ましてね、よちよちしながら道場に行って、友達と遊びながら先生におんぶや抱っこをしてもらっていた子がね、自分で竹刀や防具袋を抱えて準備して自らの意思で技を練りだす様子を見て感無量でございましたね。
先生方、一緒に稽古をしてくれたお友達に感謝感謝です。


そんな稽古の様子を見ていて、子育てについて考えたのでありました。

最初の子供たちの頃は、どうやったらうまく続けてくれるかな、どうやったら人間的に成長できるから、どんな声かけをしていったらいいのかなぁ
など考えそれこそ図書館に行って子育ての本をたくさん読みましたね。


それで下の子に行くにつれ最近わかってきた事はですね、ほとんどアドバイスとか指導なんかは子供には入らないのかなと思っております。


心がけているのは、子供と同じものを見ると言うことです。


例えば稽古や試合の後でも

あそこはもう少しこうすればよかった

もっとこうしなきゃだめよ

とか技術的な事はほとんど言いません。

技術的なことを指導するのは稽古をしてくれる先生の言うことを一番に聞いてもらったほうがいいと思うんですよね。


それより親が果たしたい役割は、子供たちと同じ場所に立ち、同じものを見る。

そして帰りの車の中や、家では、あの時きれいにしないが触れていたなぁ、今日は暑くてきつかっただろうなど語りかけるだけです。

あーしろこーしろとはよっぽどでなければ言わないようにしています。


そうするとね、自分でいろいろその時の状況を話し出すんだよね。


あの相手が強かったとかこうしようと思ったけどできなかったとかね。


それを自分の口から言わせてあげることで子供たち自身で今日の出来事を整理できるのかなと思いますね。

そして同じ空間にいた空気や雰囲気、共有したことを、楽しんで語る。 
それだけで子どもたちの安心感にもつながるのかなと思いますね。

子供たちと共に感じる語る。

それだけで充分ではないかな。子育てって。

それこそが子育てを楽しむコツかなと思います。


馬を水辺に連れていくことは出来ても、水を無理やり飲ませることは出来ない。

この言葉はイギリスのことわざです。

水を飲むかどうかは子供次第なので、親は子供に対していろんな機会を与えてあげるだけ。 そして同じものを見て共有する。
最後にどう取り組んでいくのかは、子供が選択していけば良いのではないかと思うのでした。

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