ロックマンについて語ってみる2

 はい!やってまいりました。孝太の雑録。

 今日はですね。先週に引き続きロックマンについてお話ししようと思います。前回はこちらです。

 前回は本家及びその流れをくむゲームについてお話しましたが、今回はこのゲーム原作のおすすめ漫画についてお話ししようと思います。

1 本家ロックマン

 度々漫画化されており、派生作品も数多くありますが、僕のお気に入りは池原しげとさんと有賀ヒトシさんの作品です。お二人の作品についてお話しようと思います。

①ゲーム内容に忠実な作風

 まずは池原しげとさんの描くロックマンシリーズ。一言でいうとタイトルの通り、ゲーム内容に忠実な作風になっています。ここで言うゲーム内容とは、攻略法も含めた遊び方の事で、3を除く、1から7まで描かれているのですが、ボスの弱点やステージのトラップ対策など事細かに書いてあります。何でも、池原さんは漫画を描く前に必ず原作をクリアして、何をどう解決すれば良いのか分析するそうです。ゲーム自体はあまり得意でなく、お子さんのほうが先にクリアしてしまうそうですが、すごい職人魂ですよね。池原さんは僕の両親の世代に近い方ですからね(笑)。
 また絵柄も手塚治虫さんのプロダクションで活動されていた方だけあり、鉄腕アトムを彷彿とさせるロックマンになっています。それだけにより「らしく」させてるんでしょうね。
 番外編も含めてすべて読みましたが、どれも素晴らしい内容でした。

②ストーリーに忠実な作風

 池原さんがゲーム内容に忠実な作家さんだとすれば、ストーリーに忠実なロックマンを描かれているのは、有賀ヒトシさんでしょう。
 有賀さんの作品を僕が初めて目にしたのは2005年くらいであり、最初は1のロボットが仲間になっていたり、サポートロボットであるラッシュやタンゴと協力して正義の為にロックマンをサポートしながら戦っているのは当時としては珍しいものでした。
 しかし、よく考えていれば1のロボットは元々ロックマンの仲間であり、ワイリーのマインドコントロールが解けてしまえば、元に戻るのは当然なので至極真っ当な内容とも言えるのです。戦闘機能は外さずに、ロックマンの助っ人としても活動するのは自然な流れであり、そういった意味ではストーリーに忠実な作品です。
 ただ、それにとどまらず、ロボットと人間の関係についてより深く描いており、戦いよりもそれぞれの思惑や願いがメインになっています。漫画というよりは1つのドラマとして見ると、より面白いと思いますよ。

2 ロックマンX  

 ゲームについて書く前に、こちらを書くのもどうかなと思いましたが、外すことは出来ないため書く事にしました。
 ゲームの詳細は後日書きますが、舞台はロックマンの100年後の世界であり、ロボットの進化した形態であるレプリロイドの世界の物語になります。
 そしてロックマンXの漫画版の第一人者といえば、岩本佳浩さんでしょう。主人公格のオリジナルキャラ(ヒロイン)を追加しつつも、原作の世界観を損ねるどころか、より盛り上げてる感があり、僕の中ではロックマンXの正統なストーリーは岩本さんの作品です。
 残念ながら4の途中で終わってしまっており、続編が望まれますが、その予定はまだないとの事でした。

3 おわりに

 というわけで、今日はロックマンの漫画版についてお話しました。最近のは漫画化されていませんが、これからどんな感じで世の中に出てくるのか楽しみです。

 今日はここまでとします。
 最後までお読み頂きありがとうございました。

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