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すべてを吹き飛ばすアフリカ的「笑い」の破壊力

もちろん、アフリカのひとだってみんながみんな底抜けに明るくて大きな笑い声が絶えないひとであるということではないけれども、実際にはかなりそんなひとが多いのだろうなとは思う。これはもちろん、ザンビアに限ったことではない。

国や地域によってだいぶ違う雰囲気はあるけれど、「笑い」を常に求めているという点ではアフリカ各国で共通する部分が多い。

まず会話の中で、調子はどうだいから始まり、家族はどうだとか仕事はどうだとか、そんな話を長々としながら、大声で笑う。対して面白みのある話でもないのだが、ほんの些細なことでもリアクションがものすごく大きいひとが多い。

近況報告をしながら、相手がどれだけ笑いのネタを提供してくれるか、わくわくした顔をしながら聴いていたり、ちょっとしたことで部屋中どころか建物中に響き渡るんじゃないかというくらいに大きな声で笑ったり。そしてハイタッチ。

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