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プログラミングスクールの事業責任者に誰を選ぶべきか?

こんにちは、プログラミング教室コンサルの檜山(@afrel_consult)です。

新規事業でプログラミングスクールをお考えの企業様に、
「どういう人材を事業責任者に任命したらいいですか?」と質問をいただくことがあります。

実際には企業規模や状況によるので一概には言えませんが、「プログラミングの経験は考慮せずに、社長が最も信頼できる方の一人を任命ください。」とお話しています。理由は記事の中で説明させて頂きます。

プログラミングスクールにおけるフォーメーションと役割

ある程度規模のある新規事業として、プログラミングスクール事業を展開する場合の一般的なフォーメーションについて説明します。あくまで一例ですので参考としてご覧ください。

ある程度規模のある新規事業として、プログラミングスクール事業を行なう場合は①事業責任者②教室責任者③指導者が存在します。

この3者は役割がそれぞれ異なります。事業責任者の仕事にスポットをあてるために、教室責任者や指導者についても記載します。

事業責任者・教室責任者・指導者の仕事(一部抜粋)

事業の規模によっては、事業責任者=教室責任者や教室責任者=指導者という場合もあります。

事業責任者が行う特に大事な3つの任務とは

上記の表を見て頂くとわかるように、事業責任者はプログラミングに係る仕事よりも事業全体を見る仕事が圧倒的に多いです。その仕事の中でも、私達が特に大事だと思う3つの任務を挙げさせていただきます。

①スクールの事業方針を考え、発信し、メンバーに共有する・なぜ、この事業を新規事業として行うの?
・このスクールの存在意義や価値は何なの?
・このスクールのありたい姿は?
・このスクールの1年後の姿は?
・・・
・・・
新規事業を始める時、事業を拡大する時には講師やスタッフなど様々な人々が多く関わってきます。将来のありたい姿を描き、目的や方針を全員に伝え、動いてもらうというのは事業責任者の大きな任務と言えます。
②「期待」を誘う生徒募集の活動
開設時の生徒募集は、事業責任者の一番大切な仕事と言っても過言ではありません。教室を新規開設する時は、日々の活動で得られる「信頼」がありません。事業責任者は地域の皆様に「期待」していただく活動を考え、PDCAを徹底する必要があります。
③既存事業との調整・利害関係者に賛同していただく活動
事業責任者は、既存事業の有効活用を考える必要があります。「この新規事業は会社の理念や経営方針とどう関係しているか」、「組織体制に無理は無いか」といった点です。また、新規事業を利害関係者に説明し、賛同していただくのも事業責任者の大切な任務です。

事業責任者に向いている人とは?

以上の話をまとめると、プログラミング教室の事業責任者に適任な人は以下のように言えます。

・プログラミングへの精通度よりも組織や周囲を「動かす力」や「動いていただける力」を持った人

プログミングスキルや指導ノウハウは、他の方に期待したり、後から身に付ける事が可能です。事業責任者の大事な任務は「事業全体の旗を立てて、先を見通して、人に動いていただく。」そうしたことに注力できる人材という視点を優先して考えてみてください。小さな経営組織を担うというイメージです。

最後に、こども向けプログラミング事業をキーワードで記載してみます
#スクール事業
#こども向け事業
#役務提供事業
#見込み型事業 (非受託型事業)
・・・
これらの事業を全てを経験している人材は、居れば適任ですがなかなか存在しません。全てを事業責任者に求めるのではなく、教室責任者や指導者が担う領域も沢山あると考えてみてください。

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