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【散財】人にはお勧めしないが5000円で買える実用的なANC搭載ヘッドホン、Vankyo C750を買ってみた

はじめに

私は通勤中ポッドキャストを聴くのが趣味なのですが、バス通勤でポッドキャストを聴こうとすると色々難点があります。。

同じようにバス通勤をしている人なら共感できるのではないかと思いますが、古いバスの車内は凄まじい轟音(バスによるけど多分電車の3~5倍ぐらい)となっていて、かなり音量を上げないと会話が聞き取れません…

そこで必然的にANC(Active Noise Canceling - アクティブノイズキャンセリング)搭載モデルのイヤホンやヘッドホンが必要となってくるのですが、今回はAmazonのタイムセールで見つけたVankyoのC750というヘッドホンを買ってみたので紹介したいと思います。

Vankyo C750の紹介

色は2種類あり、ブラックとシルバーになります。
※私はブラックにしました。

価格が7,999円となっていますが、2,000円の割引クーポンが使えるので4,999円で購入できます。
※タイムセールだったので更に割引されて4,699円で買いました。

一見Bluetoothヘッドセットの様に見えますが「有線無線兼用」と記載がある通り有線でも使用することも可能です。
※有線用のケーブルが付属されています。

重さは約230g、標準的なヘッドホンの重量かと思います。

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使ってみて分かったのですが、このヘッドホンのANCはBluetooth接続や有線接続していない時にでも使用でき、例えば本を読んだり勉強するためノイズキャンセル機能だけを使いたいというユースケースでも使用出来ます。

Vankyo C750のノイズキャンセル能力

では実際にノイズキャンセルがどのぐらい効くのか話していこうと思いますが、その前にANCを有効にする方法について紹介しておきます。

筐体の側面にANCをON/OFFするためのスイッチが付いており、このスイッチを切り替える事でANCのON/OFFを切り替える事が出来ます。

先に述べたようにBluetoothや有線接続していなくても、このスイッチをONにするだけでANCは有効化されるので、逆にスイッチを切り忘れて電池切れに成らない様、注意する必要があります

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スイッチをONにすると筐体側面に付いているLEDが緑点灯するので、スイッチとLEDを見てANCがONに成っていることが確認出来ます。

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では、実際どのぐらいANCの効果があるかというところですが、SONYの最強ノイズキャンセルヘッドホン「WH-1000XM4」を★5だとすると、Vankyoの「C750」は★2.5といったところです。

消音化される周波数がはっきり分かる印象で、高音はあまり消音化されず、低音はかなり消音化されるよう設計されているのだと思います。

ロードノイズ(タイヤの摩擦音、車が走るときの音)も完全に消えるという訳ではなく、低音だけ消えて高音だけ残るといった感じで、ある意味車が近づいている事が分かるレベルでの消音化と言えなくもありません。

エアコンの音も完全に消え切るというところまでは行かず、やはり動作しているということが分かるレベルで音が聞こえてきます。

バスの車内でANCのON/OFFを聞き比べてみましたが、ANCの存在はかなり大きくポッドキャストの会話の聞き取りやすさは格段に向上します。

そういった意味であまりノイズキャンセル性能は高くないものの十分実用的ではあり、高額なANC搭載ヘッドホンに手が出ないという方には妥協点としては候補に挙げても良いと思います。

Vankyo C750におけるBluetoothの操作性

筐体側面にBluetooth用の操作ボタンが3つ付いていて、この3つのボタンに複数の機能が割り当てられています。

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まとめると以下のような感じです。

■電源ボタン
 単押し:再生/一時停止
2秒押し:Googleアシスタント起動 ※結構タイミングがシビア…
3秒押し:電源OFF

電源OFFからの2秒押し:電源ON
電源OFFからの5秒押し:ペアリングモード

■+ボタン
 単押し:音量アップ (スマホとは連動せず、ヘッドセット本体音量が上がる)
2秒押し:曲送り

■-ボタン
 単押し:音量ダウン (スマホとは連動せず、ヘッドセット本体音量が下がる)
2秒押し:曲戻し

Vankyo C750にはマイクも搭載されており、Googleアシスタント起動時はそのマイクを使って音声入力することが出来ます。

また、試せていませんが着信時に電源ボタンを押すと受話/終話も出来るようなので、一応電話もすることが出来そうです。

因みにこのマイク、有線接続時は使えずBluetooth接続時のみ有効なのでPCのヘッドセット代わりに使おうとした場合は有線ではなくBluetooth接続する必要があります。
※Bluetoothは音声コーデックの性質上かなり音が悪いのでお勧めしませんが…。

Vankyo C750を使って気付いたこと

実物を見ないと伝わらないかと思いますが、Vankyo C750はどちらかというと小さい部類のヘッドホンになります。

普段PCで使っているヘッドホンは耳より大きく耳たぶを挟む事無く装着できるのですが、Vankyo C750は必然的に耳たぶを挟む事になるので圧迫感は出てきます。

ただ、外出時に大きなヘッドホンを装着すると不格好ですし、大きさ的には丁度良いサイズだと思います。

大人よりも子供が付けると丁度良いかも知れないので、安いですしお子さんが居る方であれば選択肢として良いかも知れません。

イヤーパッド部分は硬すぎるという事はありませんが滅茶苦茶柔らかいという事も無く、長時間付けていると先ほどのサイズ感も相まって少し痛くなるところはあります。

これは値段相応というところもあるので、値段を考えればANCが付いて実用的である事を考えれば悪くは無いと思います。

が、知人にこれは良いよ!っとお勧めする程良いかというとそこまででは無いです。

さいごに

Amazonの売り上げランキングでもANC搭載ヘッドホンとしてVankyo C750は上位に挙がっていますが、私のレビューとしては★3ぐらいです。

使い勝手も悪く無いので今後も普通に使っていくと思いますが、飛び抜けて凄いという部分は特になく、値段とバランスを取った丁度良い製品、という印象です。

もし今までノイズキャンセル機能付きの製品を買ったことが無く、入門機として購入するのであればこの商品で問題は無いと思います。

ではでは。


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