見出し画像

学会発表:第18回日本獣医内科学アカデミー 学術大会(JCVIM2022)

2022年2月から開催されている、第18回日本獣医内科学アカデミー 学術大会(JCVIM2022)で、当院の小林院長と森田獣医師が発表いたしました。オンライン開催のため、3月21日まで視聴することができます。

小林院長は、下記のタイトルの講演を致しました。
動画で魅せるテクニック講座 ~眼科検査~」
「ここまでは一次診療で診たい、眼科疾患」

この二つの講演では、主に一般診療の先生方や動物看護師を対象に、一次診療で実施できる眼科検査のコツを、診療動画を用いてわかりやすく解説しています。また一次診療の先生方が見落としてはいけない眼疾患や、二次診療とうまく連携するために必要な眼科の知識についても解説しております。実際の二次診療施設での眼科診療の様子をみることができる、貴重な講演となっております。特に小林院長が自ら演出と編集をした動画になりますので、必見です。

森田獣医師は、下記の演題で研究発表を行いました。
「獣医眼科臨床における点眼アドヒアランスに関連する因子の探索」
 アドヒアランスとは、患者が積極的に治療に関わることであり、治療の継続性を評価する指標として用いられています。アドヒアランスの向上は治療の成功に不可欠であり、本研究では当院を受診した患者様からのアンケートデータを用いて、アドヒアランスに影響する要因について多変量解析を実施しました。その結果、複数人での点眼が必要な犬では、点眼アドヒアランスが低下することがわかりました。この研究の結果は、治療を行う上で重要であり、この結果を踏まえて治療方針を決定していくことが、点眼アドヒアランスの向上に繋がると期待されます。

参加登録は現在も受け付けておりますので、登録されていない方は是非ご登録の上ご覧ください。
https://secure101.jtbcom.co.jp/jcvim2022/

スクリーンショット 2022-03-08 13.20.05

スクリーンショット 2022-03-08 13.20.38


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?