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ハワイでベルギーでカリフォルニアな醸造所。MUCHO ALOHAのビール2本 1000BeerChallenge(206-207/1000)

■サーフィングッズとビールを一緒に売る会社

MUCHO ALOHAは、ハワイ育ちのサーファーが、ベルギービールの美味しさに感動して、カリフォルニアでビールをつくった、というわかったようなわからないようなストーリーを持った醸造所です。創設者はもともとデザイナーとのことで、いまでもオリジナルのサーフィングッズとビールが一緒に売られています。好きなことで生きてるって感じがして良い。


■酵母感の生きたつくり

ハワイ育ちのサーファーがベルギービールに感動したポイントは酵母だったようです。確かにアメリカのビールは軽めのラガーが中心で、クラフトビールもホップ感が豊かなものが多く、酵母中心のつくり方という立ち位置は珍しいのかもしれません。
つくっているのはペールエールとピルスナー。もともとは、どちらも濃いビールっていうイメージではないタイプです。


■[beer206] mucho aloha PACIFIC STYLE PILS

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鳩、かな?


■ビール情報

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名称:mucho aloha PACIFIC STYLE PILS
メーカー:MUCHO ALOHA BEER CO.
産地:カリフォルニア
タイプ:ピルスナー
アルコール度数:5.5%
価格:400円くらい
入手場所:カルディ


■味わいメモ

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外観:淡い茶色。
アロマ:熟成香。麦っぽさ。酵母感。バターのような甘さ。
味わい:フローラル感。ホップの苦味。酵母感。バターのような甘さ。熟成香。酸味。
ボディ:ミディアムボディ。

ピルスナーにしては少し濃いかなという色。香りも個性的で、酵母っぽいもやっとしたした感じが強くて、少し甘い雰囲気もあるけれど、ホップ感はあまりありません。
口当たりは香りの印象とは違い、ホップの苦味が意外としっかり。酵母感もしっかりしていて、日本で主流のピルスナーのイメージではありません。ボディは少しバターっぽいコクのあるような甘みがして、喉越しではうっすら酸味も。後味は甘苦さが残ります。
力強い印象。ベルギーっぽいと言われればそうかも、という感じ。

好き度:★★★★


■[beer207] mucho aloha HAWAIIAN STYLE PALE ALE

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■ビール情報

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名称:mucho aloha HAWAIIAN STYLE PALE ALE
メーカー:MUCHO ALOHA BEER CO.
産地:カリフォルニア
タイプ:ペールエール
アルコール度数:5.5%
価格:400円くらい
入手場所:カルディ


■味わいメモ

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外観:淡い茶色。
アロマ:熟成香。麦っぽさ。カラメルっぽさ。
味わい:熟成香。フローラル感。ホップの苦味。麦の甘さ。カラメル感。
ボディ:フルボディ。

色は普通のペールエールという感じ。香りは甘さが中心という印象です。カラメル感あるこってりめの甘さで、ホップなどの華やかさはないかな。
でも味わいは意外とホップがきました。口当たりホップの華やかさと苦味があって楽しい感じ。香りで強く感じた甘さは最初は目立たず、ボディでじっくりコクが出てくるような感覚です。
そういえば酵母感は?っと思いましたが、喉越しで酸味があってすっきりしてるかな、くらいだったような。後味ではまたしっかり苦味が残ります。各要素がバランスよく噛み合ってる印象。

好き度:★★★★


■甘く見てました

カルディで売ってたもので、ラベルがポップだから輸入してきたのかなー、くらいに思ってしまっていました。飲んでみたらきちんと美味しかった。舐めててすいませんでした。


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ビール代になります。