「正直育休取るのしんどいなぁ」と思っているあなたへ
*本記事は現在リライト中です
近日中に完成させます
とはいえ、内容は大体完成しているので是非最後までご一読ください
「育休を取ると、収入が減ってしまう」
「キャリアが中断・停滞するのでは?」
「チームに負担をかけてしまうのが心苦しい」
「周りに取っている人も殆どいないし、忙しい時期に自分だけ抜けるのは無理」
今回の記事は、このような育休を取ることへの悩み・不安を抱えているあなた(メンズ)に向けて書いています。
この記事を読むと得られるもの
この記事を読むことで、以下のようなメリットがあります:
育休を取るべきかどうかの判断材料が手に入る
育休を取らない場合のリスクがわかる
育休に関する不安を解消できる
育休を取る勇気が湧く
この記事の信頼性
はじめまして。細田来夢といいます。
32歳のWeb系エンジニアで、2歳と3ヶ月(2024年8月現在)の2児の娘の父です。
現在、絶賛育休中です。
私自身、育休取得前はあなたと同じように不安を抱えていました。
しかし、今は心から育休を取って良かったと感じています。
今回は3ヶ月間育休を取得しましたが、前回1人目が産まれた時は転職直後で会社規定により育休を取得できませんでした。
つまり、育休を取らなかった場合と取った場合、両方の育児を経験しています。
また、普段はエンジニアチームのリーダーとして働いているので、簡単にチームを抜けられる立場ではありませんでした。
しかし、計画的に引き継ぎを行うことで、業務に支障をきたすことなく育休に入ることができました。
これらの経験を踏まえてあなたへ情報を提供したいと思います。
結論:最低1ヶ月は必ず育休を取りましょう
子どもが生まれるあなたへ、今回の記事で伝えたいことはこれだけです。
最低1ヶ月は必ず育休を取りましょう
必ずです。
育休が「取れない」状況はあるかもしれません。
例えば:
会社の制度上まだ取れない
フリーランスで育休の制度がない
取りづらい気持ちもよくわかります。
しかし、そのうえで「取らない」という選択肢はありません。
これは「取ったほうがいい」というレベルの話ではありません。
「取る」一択なのです。
これからその理由を詳しく説明していきます。
あなたが育休を取るべき理由
①出産後の女性は体も心も大きなダメージを負っているから
これが今回一番伝えたいポイントです。
育休を取ろうか迷っている人は、おそらくこのことを知らないか、ちゃんと理解していないのではないでしょうか。
もし理解していて休みを取らないのであれば、これはあくまで私の個人的な意見ですが、早く奥様と別れたほうがいいと思います。
身体的ダメージ
産む前
そもそも10ヶ月間も大変な思いをしながらお腹の中で子どもを育ててくれています。
つわりや体重増加による負担、睡眠の質の低下など、様々な身体的ストレスを抱えています。
産むとき
激痛との闘いです。
数時間〜数日間、陣痛の痛みに耐え続けます。
出産時はさらに痛みが増します。
「鼻からスイカを捻り出す」くらいの痛みだと言われています。
私の妻も、人生でぶっちぎりで一番痛かったと言っていました。
よく「全治1ヶ月の交通事故と同じくらい重症」と表現されるくらいのダメージがあります。
出産によって命を落とすリスクもあります。
10万人に5人の割合でなくなっているそうです
交通事故のような突発的な状況ではなく、万全の医療体制を整えた状態にも関わらずこの数字なのです。
「いやうちは無痛分娩にする予定だから」という人もいるかもしれません。しかし、無痛分娩は全く痛みがない出産ではありません。
病院によって異なりますが、正確には子どもが生まれる瞬間の痛みを和らげる「和痛分娩」という方が正確です。
陣痛を耐える必要はあります。
仮に無痛分娩だとしても、出産後に麻酔が切れたら痛みは避けられません。
産んだ後
出産時の傷の痛み会陰切開や帝王切開
後陣痛があります。
2000〜2500倍に大きくなった子宮が元の大きさに戻ろうとする痛みです。
便秘に悩まされることが多いです。
腰痛も一般的です。
にも関わらず、薬か飲めないことがあります 母乳に悪影響がでることがあるためです
痛み止めなどの薬も母乳に影響が出ないものを選ぶ必要があります
精神的ダメージ
体型の変化と元に戻せないストレス
「妊娠出産をすると体型が変わる」
「体型が変わることで好きな服が着れなくなる」
「簡単に体型は戻らない」
あなたはこれらを聞いてどう感じましたか?
「まぁそうだよね」「大変だなぁ」とかそんなくらいで、
心の底から
「うわぁ、そっか、知らなかった、それはしんどいよなぁ」
とか
「うんうん、そうだよね、知っているよ、辛いよね」
ってメンズは殆どいないんいじゃないでしょうか?
私も妻と話をしていて、「ここにも出産によるダメージがあったんだ」と初めて認識しましたし、
何よりそのダメージ量は私のイメージよりはるかに大きかったです。
出産に備えて体重が増加します。
骨盤が歪んでしまうので、体型そのものが変わってしまいます。
皮膚が伸びて垂れることもあります。
帝王切開の場合は縫い目も残ります。
結果として、好きな服が着られなくなることもあります。
体型の回復の難しさ
出産後すぐには運動できません。
最低1ヶ月は激しい運動は控える必要があります。
体型を戻すには時間がかかります。
骨盤から歪むため、整体などの専門家の施術が必要になることもあります。
完全に元の体型に戻るまでに1年以上かかることもあります。
そもそも完全に元の体型には戻れないこともあります。
ホルモンバランスの崩れ
出産後はホルモンバランスが大きく変化します。
これにより、メンタルが不安定になりやすくなります。
産後うつの原因の一つとも言われています。
自分の感情のコントロールが難しくなり、それ自体がストレスになることもあります。
上記にも関わらず、自由にストレス発散できない
育児があるため、自由な時間を取ることが難しくなります。
授乳中は以下のものを控える必要があります:
アルコール
アルコール入りのスイーツ
コーヒーなどのカフェインの多量摂取
睡眠不足
体を休める必要があるにも関わらず、まとまった睡眠が取れません。
2,3時間ごとに授乳しなければいけないため。
赤ちゃんの夜泣きのため。
「母乳ではなくミルクにして、夫である自分が夜の赤ちゃんの面倒を見れば、妻は寝れるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
心がけとしては素晴らしいですが、以下の問題があるので、現実的には女性が夜起きるしかないというケースが多いです
長時間授乳しないと、胸が張って痛みと熱が出てしまう
痛みに耐えて母乳を出さないでいると、母乳が必要なくなったと体が判断して母乳が出なくなってしまいます
母乳には赤ちゃんにとって重要な利点があります:
母乳に含まれる免疫物質が有害な細菌やウイルスの増殖を防いでくれます。
特に初乳(初めて乳腺から分泌される母乳)は、子どもにとって最初のワクチンとも言われています。
もちろん、ミルクのみを選択する夫婦もいるので、ミルクだけもなしではないです。
ただし、母乳を与えるのであれば、母親は必然的に睡眠が制限されることを理解しておく必要があります。
②あなた以外に奥さんの体と心を労れる人は地球上にいない
祖父母やベビーシッターを頼るのは大切ですが、あくまで補助的な役割です。
その子の父親はあなたしかいません。
あなたの奥さんのパートナーも全世界であなた1人しかいません。
ここであなたが動かなければ、誰が支えるのでしょうか?
③出産前後のあなたへのマイナスイメージは今後一生強く残るから
出産時にマイナスイメージを持たれると、その後一生女性側はそのことを恨み続けることが多いです
これはもう典型的な「出産あるある」です
それくらい出産は女性にとって命がけであり、感情が大きく動くイベントなのです
「こいつは一緒に家族を営んでいけるパートナーじゃない」と思われたら、その信用を取り戻すことは非常に困難です。
パートナーとここからずっと良好な関係を築いていきたいなら、この出産前後が超超重要な分岐点だと認識しましょう。
逆に言えば、ここで全力で妻のために動けば、大きな信用貯金ができます。
この信用貯金は、将来あなたが何か趣味や自分のために時間を使いたいと思った時に、支えてもらえる可能性につながります。
一般的な育休を取らない理由とその対応
ここからはよくある育休をとらない理由を見ていきます
「職場が育児休暇を取得しづらい雰囲気だった」
取っている人がいない? 取りづらいでしょう。でも、だからなんですか?
あなたには育休を取る法的権利があります。
上司から理解してもらえないかもしれません。
できる限り理由を説明しましょう。論理的に説明することが重要です。
しかし、最終的に理解するかどうかは上司の課題であって、あなたの課題ではありません。
「業務が繁忙で職場の人手が不足していた」
そうでしょう。でも、だからなんですか?
奥さんはもっと大変な状況にあります。
妻を支えることはあなたにしかできないことです。
「自分にしかできない仕事や担当している仕事があった」
「自分にしかできない仕事がある」というのは本当かもしれません。
しかし、「だから育休が取れない」というのは言い訳です。
むしろ、自分にしかできない仕事があるなら、それは改善すべき問題です。
適切な引き継ぎをする良い機会です。
チームの能力向上にもつながります。
繰り返しますが、妻を支えることこそあなたにしかできないことです。
「今後のキャリア形成に悪影響がありそうだと思った」
確かに、短期的にはキャリアに影響があるかもしれません。
しかし、キャリアは後で取り戻すことができます。
家族の幸せや絆は、簡単には取り戻せません。
自分のことだけでなく、家族全体の幸せを考えることが重要です。
「取らなくても時短やリモートで子育てできるのでは?」
時短勤務やリモートワークも育児支援として重要です。
しかし、これらは育休の代替にはなりません。
育休の目的は、集中して育児に取り組み、パートナーをサポートすることです。
仕事をしながらでは、十分なサポートは難しいでしょう。
育休を取ったら是非やってほしいオススメアクション
①最低1ヶ月は授乳以外の育児・家事をすべてやる
妻がひたすら休養できるようにしましょう。
分からないことがあれば、インターネットで検索すればたくさんの情報が見つかります。
育児や家事のスキルを身につけることは、長期的に家族のためになります。
②1ヶ月以上経ったら、美味しい生肉、生魚を一緒に食べに行く
もちろん、赤ちゃんの世話はあなたがします。
オススメアプリ:パパマママップ(子連れでも行きやすいお店を探せます)
私たち夫婦のおすすめのお店(東京周辺):
[具体的なレストラン名や特徴を2-3軒記載
[具体的なレストラン名や特徴を2-3軒記載]
「魚真 渋谷店」:新鮮な魚介類が楽しめる、子連れでも入りやすい雰囲気の居酒屋。
「うしごろ 貫 恵比寿本店」:高品質な和牛を手頃な価格で楽しめる。個室があるので赤ちゃん連れでも安心。
「bills 七里ヶ浜」:オーシャンビューが楽しめるカフェ。ゆったりとした空間で、家族でリラックスできます。
③奥様を1人で出かけさせてあげる
育児に専念している奥様にとって、自分の時間を持つことは貴重です。
例えば、友人と会う、買い物に行く、美容院に行くなど、奥様のやりたいことを応援しましょう。
この間、あなたが赤ちゃんの世話をすることで、奥様は安心して外出できます。
これは奥様のリフレッシュになるだけでなく、あなた自身の育児スキルを向上させる機会にもなります。
④寝る前に肩揉みをする
私も毎日実践していることです。
簡単でいいので、継続することが大切です。
やり方が分からなければ、YouTubeなどの動画サイトでたくさんの解説動画が見つかります。
肩揉みは身体的な疲労を和らげるだけでなく、精神的なサポートにもなります。
コミュニケーションの機会としても活用できます。
まとめ
責任から逃げるな
育児は単なる「お手伝い」ではありません。父親としての責任であり、家族の一員としての務めです。育休を取ることは、その責任を全うするための第一歩です。
パートナーシップの証:育休を取ることは、パートナーとの絆を深める絶好の機会です。困難を共に乗り越えることで、より強い関係を築くことができます。
子どもとの絆:生まれたばかりの赤ちゃんと過ごす時間は、かけがえのないものです。この時期に築いた絆は、子どもの成長に大きな影響を与えます。
自己成長の機会:育児は新しいスキルや視点を身につける素晴らしい機会です。忍耐力、多様性 toleダイバーシティへの理解、時間管理能力など、仕事にも活かせるスキルが身につきます。
育児は面白いよ
最後に、育児の楽しさについても触れておきたいと思います。
新しい発見の連続:子どもの成長を間近で見られることは、驚きと喜びの連続です。
初めての笑顔、最初の一歩、新しい言葉を覚えた瞬間など、かけがえのない瞬間を見逃さずに済みます。世界の再発見:子どもの目線で世界を見ることで、当たり前だと思っていたことの素晴らしさに気づくことができます。
達成感:子どもの成長に関わることで、大きな達成感を得られます。
自分の関わりが子どもの成長につながっていると実感できるのは、何物にも代えがたい喜びです。
育休を取ることは、確かに勇気がいる決断かもしれません。しかし、その決断が、あなたと家族にとってかけがえのない経験をもたらすことは間違いありません。
育児は大変ですが、それ以上に楽しく、魅力的な経験です。この機会を逃さず、積極的に育児に関わってください。必ず素晴らしい思い出と、かけがえのない絆が得られるはずです。
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