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21新卒デザイナー 新卒一年 振り返り座談会【フリートーク編】

こんにちは。ADWAYS(アドウェイズ)の CREATIVE BLOG です。

今回は、前回の新卒の一年間を振り返った座談会の続編です。
初めての社会人生活について、お仕事、ライフワークバランス、学生時代にしておけば良かったことなど、色々なお話を幅広く伺ってきました。

これから社会人になる方や、就活中の学生のみなさんに近い視点での振り返りになると思いますので、参考になれば幸いです。

座談会参加の21新卒メンバー

近清(ちかきよ)
大学ではグラフィックデザインを専攻し、現在は幅広いアプリ領域広告を担当。仕事をきっかけにマンガの面白さに目覚め、気づいたら一日中マンガを読んでいたこともしばしば。趣味はお笑い鑑賞とイラストを描くこと。

福田(ふくだ)
昔からゲームが大好き。そのためユーザー視点の広告が作れるかもと思いゲーム広告の部署へ志願。現在はゲーム広告を担当。

武藤(むとう)
大学ではUXUIデザインを専攻し、現在はマンガ広告領域に配属。趣味もアニメやマンガのため、その知識を活かしながら業務を担当している。

堀家(ほりけ)
一般大教育学部からデザイナーへ。現在はゲーム広告を担当。配属をきっかけに興味が広がり、最近ようやく任天堂Switchを購入。史上最大のゲームブームが来ている。


お互いに聞きたいこと!赤裸々フリートーク

みなさんからトークテーマを募ってフリートークタイム!
お互いがそれぞれ気になっていたことをテーマに、お話ししてもらいました。


堀家【情報収集の面で、色々な業界の説明会に参加したい!】

堀家
デザイナーになることを決めた上で、「就職をする会社」とは別軸で
色々な業界の説明会に行っておけば良かったなと思います。
社会人になった今、実務で他業界の方々と関わることが多いのですが、顧客の情報を深いところまで得るのは難しいことが多いです。
ただ、就活生への説明会では、会社の情報を開示してくれるので、その特権をもっと享受しておけば良かったなと、社会人になって思いました。

近清

学生の視点より一歩先を見据えていて、社会人ならではの意見。当時なら思いつかなったなあ。余裕のある方は情報収集の面で活用してみるのも良さそうですね。

福田【 交友関係をもっと広げたい!】

福田
私は、大学のクラス全員の人と仲良くなっておけば良かったなと思います。
コロナ禍に加え、リモートワークの中ではコミュニケーションがテキストメインになるので、喋りたい欲が爆発してしまうことがあって。笑
そういったときの解消法として、プライベートで作業をする際には、オンラインで友達と通話をしながら作業することがあります。
そこで、学生時代にはあまり話さなかった人とも話す機会が生まれて、今のタイミングでその人たちの良さや面白さに気づくことがありました。
周りの人は色々な業界に就職しているので、情報交換もしやすかったなと。社会人になって気づきました。

武藤

たしかに、コロナ禍というのもあって、社会人になってから新しい友達はできにくい……。学校には将来的に様々な業界へ進む人が肩を並べて集まっていますよね。そういった環境下で、情報交換の面でも、色々な人の考え方に触れる面でも、交友関係を広げておくと社会人になってからもメリットがたくさんありますね。

近清【本をたくさん読みたい!】

近清
私は、本をもっと読んでおけば良かったなと思っています。
というのも、お仕事でデザインをするようになってから、「言語化」の大切さを痛感しており……。作って終わり!ではなくて、「私はこういう意図でデザインしました」ということを伝えるまでがセットであることが多いので、言葉での表現力は必須だと思います。私の読書といえばデザイン関連の本ばかりだったので、もっと色々な幅広いジャンルの本を読んで、文章表現の幅や語彙力をアップさせたいです。

堀家
デザインの言語化以外でも、リモートワークの中ではテキストでのコミュニケーションが多いので、文章表現の幅は広いと助かりますよね。学生のときよりもまとまった時間は取りづらいかもしれないけど、今からでも少しずつ読書の時間を設けるのは良さそう。

武藤 【 もっと遊びたい!】

武藤
シンプルに、もっと遊んでおけば良かったです。笑
就活が終わって大学卒業を控えた時期、もうすぐ社会人になるんだから、色々事前準備しなくては……。という気持ちが強く、遊ぶモードになりませんでした。もちろんコロナ禍で、気楽に旅行などに行けなかった状況というのもありましたが、オフラインにせよオンラインにせよ、人と過ごす時間をもう少し増やせたら良かったなあと。社会人になっても、もちろん遊ぶ時間はあるのですが、学生時代の時間・経験は戻ってこないので、戻れるのなら、一生遊び切る!ぐらいの勢いで最後の学生生活を謳歌したいです。


福田【規則正しい生活を送れるように!】

福田【変わったこと:生活習慣の向上】
良い面で変わったことなのですが、規則正しい生活を送れるようになりました!決まった時間に起きて、食事を取って、寝て……というサイクルが整ったように思います。リモートワークだからやりやすいというのもあると思うのですが、学生時代の不規則な生活習慣が知らぬ間に正されていて、嬉しくなりました。

近清【自分自身の興味の幅が広がりました】

近清【変わったこと:興味の幅が広がった】
今までは、自分の好きなことやものをデザインすることがほとんどだったのですが、お仕事上だとそれ以外の様々なジャンルのデザインをすることが多くなりました。その点、良い意味で強制的に新しいジャンルに踏み込むことになったので、新しいものとの接点が増えて、自分自身の興味の幅が広がりました。最近はマンガにハマっています。笑

近清【変わらなかったこと:環境の変化】
変わらなかったこととしては、住む場所や働く環境が大きく変わってしまうことに不安を抱えていたのですが、現状はリモートワークなので、実家からお仕事をしています。
そのため、住居の変化がないままスタートすることが出来たので、心の負担がかなり軽減されました。

堀家
今後もし上京することになったとしても、お仕事にはこの一年で慣れた状態だから、全てが新しい!という状況ではないと思うと安心ですね。

武藤【持ち続けている積極性】

武藤【変わったこと:ミスに対しての具体的解決】
学生時代は、失敗したときや壁にぶつかったときに「次からは気をつけます」「頑張ります」など、精神論的な気持ちで解決に持っていくことが多かったです。一方、社会人になってからは、ミスしたときにどうしてこうなってしまったのかを分析して、定量的な具体的解決方法を求められることが多くなったように感じます。気持ちの面での反省や決意ももちろん大切ですが、改善するシステムに落とし込むまでが解決方法、という考え方が身につきました。そうすることで気持ち的にはすごく楽になったように感じます。

武藤【変わらなかったこと:やりたいことに対する意思表示】
一方変わらなかったことは、担当業務の領域はある程度決まっているとは思うのですが、「こういうことがやりたい!」という積極性は持っていてよかったなと思います。 主張が強すぎてわがままだったかな……と思ったこともあったけど、上長に意思を伝えたことによって「じゃあ、これやってみる?」という提案をもらえたことがあって。クリエイティブチームはチームにとってプラスになる意欲に対し、可能な範囲でチャンスの場を設けようとしてくれるので、発言はどんどんした方が良いなと思いました。

堀家【自分の人生を自分ごとに】

堀家【変わったこと:人生を自分ごとで考えるように】
私が学生の頃は、学生が一番自由で、社会人になったら会社という檻に入れられてしまうような感覚を持っていたのですが……。笑
実際、社会人になってみるとそんなことはなくて。もちろん所属している会社や環境によって変わってくるとは思うのですが、時間の使い方や、学生の頃とは比べ物にならないお給料など、自分で自由に行動できる範囲がグッと広がったことが一番大きな変化です。
それと同時に、「自分の人生をどうしていくか」という考え方を常に突きつけられている感覚もあります。これまでは、義務教育を経て高校、大学に進学……というある程度決まったレールの上を歩いていたのですが、これからは取捨選択も全て自分次第。自分の人生そのものをどう生きて、創っていくのか、やっと自分の人生を自分ごとにして、責任を感じ始めた気がします。

武藤
これからは卒業じゃなくて人生の終わりまでのことを考えなきゃならないですもんね……。そういった面では健康面もすごく重要に感じるようになりました。会社の中で自分が休むと他の人にも迷惑がかかってしまう。もちろん、急な休みもカバーできる体制にはなっていますが、得た自由と同じくらい、自分の行動に責任も生じるようになったなと思います。


堀家【変わらなかったこと:デザインへの熱量】
変わらなかったことは、今のところ、もともと好きだったデザインへの熱量は変わっていないです。「好きなことを仕事にするべきではない」という意見もあると思いますが、私の場合はポジティブに、好きなことを仕事にできているのはありがたいですね。


近清【リモートでも孤独感を感じないケアがある】

近清
入社してから一度も出社したことがなく、実際にお会いしたことがない方が大半という状況にコミュニケーションの面で不安を感じていた
のですが、アドウェイズには新卒にメンターが必ず一人つく制度があるので、担当メンターの先輩と定期的に1on1で気軽に話せる機会がありました。また、ランチ会をセッティングしてくださったり、業務外での雑談ができる場が積極的に設けられているので、当初抱いていた不安は払拭できたように感じます。
実際にはリモートワークで一人で仕事をしているけど、孤独感を感じずに仕事をすることができたのは、色々な施策があったからだと思います。

堀家
どうしても、対面じゃない分、仕事の話だけだと距離を感じてしまうというか。そういった面でも、雑談ができる環境があるというのは大きかったですよね。

武藤【仕事とプライベートの曖昧な境界線】

武藤
私は入社したタイミングで一人暮らしを始めたので、社会人と一人暮らしが同時でスタートしたのですが、リモートワークって改めてすごいなと。笑
良くも悪くも、仕事とプライベートの境界線がほぼないんですよね。
メリットとしては、休み時間にササッと家事ができたり、退勤後すぐにプライベートの時間として使えたりという面で、かなり助かっています。新しい場所で生活という慣れない環境の中で、プライベートに時間をたくさん割けるのはありがたいです。
一方でデメリットもあります。退勤後も同じ空間でプライベートの時間を過ごすため、仕事とプライベートの境界線が薄い分、オンオフの切り替えが少し難しいです。自分なりのメンタルリセット方法を持っていないと、心が休まらないなと感じることがあります。

福田
武藤さん流のメンタルリセット方法
があったら知りたいです!

武藤
そうですね、大きく2つありまして、
1つ目はです。仕事中はYou Tubeでゆったりした音楽の作業用BGMを流してて、終わった後瞬間にアマゾンプライムでアニメとかドラマを流すことで切り替えてます!
2つ目は、仕事が終わった後すぐにお風呂に入ってしまうことです。お風呂に入ると完全にプライベートタイムに入ることができます!

堀家【社会人生活の充実度の高さ】

堀家
私は、今のところメリットしか感じていないです。
時間を有効に使える、場所に囚われずに働くことができるという自由度の高さ(最低限のルールはあるものの)は、社会人生活の充実という面でとても大きいと感じています。
もしこの先、別の会社を視野に入れることがあったとしても、リモートワークができない企業は少し考えてしまうかもというくらい、この働き方が気に入っています。多様性のある働き方や生き方が許容されているような感覚があり良いなと。
コロナ禍ゆえにリモートワークが導入された企業が急速に増えたと思うのですが、今まで通りの日常が戻ってきたとしても、リモートワークが当たり前のように選択肢の中にある世の中になっていってほしいなと感じています。

福田【社会人生活の充実度が高い】

福田
私もこのまま100%リモートワークで良いなと思えるくらいに快適です。笑
仕事に全く支障がないので、メリットを存分に享受しております。
ただ、入社したての頃は、先ほど武藤さんがお話ししていたように、仕事とプライベートの切り替えが上手くできず、悩んでいた時期もありました。
オンオフの切り替えもできないし、かと言って出社したくてもできない……
という八方塞がりな状況が辛かったのですが、こればかりはどうにもできなかったので、リモートを続けていたら……気づいたら快適になっていました。慣れでしょうか。笑
これといった具体的なメンタルリセット方法はないのですが、今は自然と切り替えができるので、無意識に身についたのかもしれないですね。こうなってしまえば、もうメリットしかないので、リモートワーク最高状態です。

武藤
経験したことがない新しい働き方だったので、初めは難しく感じることもありましたよね。業務そのものにも慣れて、全体的に余裕が出たことも関係しているのかも。慣れは偉大ですね……!


武藤【プライベートの時間を充実させる意識】

武藤
リモートワークのおかげで、家事や食事、睡眠など、生きるためにしなければならない基本的生活の両立はかなりしやすいです。
一方、充実面で考えると、プライベートの時間を意識的に使わないと難しいなと社会人になってから感じていて。
というのも、仕事の充実感は仕事中に得られるため勤務時間内で完結するんですが、プライベートの時間は自分自身の行動で如何様にもできるものの学生の頃と比べると時間が少ないですよね。そんな限られた時間の中で、いかに充実した時間を過ごせるかと考えると、学生の頃のように何も考えずぼーっとしている時間がもったいなく感じるようになりました。

堀家
具体的に何か、行動していることがあったりするんですか?

武藤
休日は近所をサイクリングしています。学生の頃から好きだったので、その延長線なのですが、平日にリモートワークで家に篭りっぱなしなので、その反動で外で体を動かしたい気持ちになっているのかも。笑

堀家【ライフワークブレンド派】

堀家
これはデザイナーという職種特有なのかもしれないのですが……。
生活する上でも身の回りには「デザインされたもの」が溢れ返っているので、仕事以外でも気づくと生活の中で触れたもののデザインについて考えていたりします。なので、私は仕事とプライベートに境界線があるというより、両軸がうまく混ざり合った状態が性に合っているのだな、とこの一年で感じました。全てが新しい新卒だから、ということもあるのかもしれないですが……今の所は。笑

武藤
仕事とプライベートをそれぞれ別の軸でバランスよく動かしていくライフワークバランスに対して、堀家さんはライフワークブレンド派なんですね。

堀家
そうですね。仕事の中に生活があって、生活の中に仕事がある感覚です。
それが自分にとっては両方楽しめて、一番心地の良い状態ですね。
学生時代も完全フリーの時間は作らずに、何かしらで予定を詰めていたので、その影響もあるのかもしれないです。

福田【好きなことの延長線に仕事がある】

福田
私も堀家さんと近いです。「仕事と私生活の両立」と聞いて、私の中ではひとまとまりになっているなと気づいて。デザインがもともと好きで、それを仕事に出来ているので、趣味の延長線のような感覚ですね。もちろん、遊びではないので社会人としての意識は持ちつつ。
学生時代の勉強と部活の両立の方が難しかったなと思います。笑

堀家
勉強と部活は根本的に違うもんね。笑
デザインっていう好きなことが、生活と仕事に共通するベースになっているので、気づいたら自然とお互いが溶け込んでいたりするんですよね。

近清【デザインに役立ちそうなヒントを探して生活】

近清
またまた私も、堀家さんや福田さんと同じタイプです。笑
振り返ってみると、勤務外でも日常の中に、デザインに役立ちそうなヒントを探して生活しているなあと思いました。普段からテレビを観るのが好きなのですが、番組ロゴや、テロップで使われているフォントやスタイル(装飾効果)は、案件で使えそうだな、と考えながら観ていることが多いです。
なので、ワークライフブレンドという言葉が私にもしっくりきています!

福田
私含め3人に共通することですが、特に意識せず、自然と仕事と生活が混ざり合っているので、基本的に無理はしていない状態なんですよね。ワークライフブレンドのタイプは、「デザイナーあるある」のように感じました。


さいごに

本編に引き続き、21新卒メンバーより働き方から時間の使い方まで、リアルなお話をご紹介させていただきました。

4月にはまた新たな新卒を迎え、21年度入社のデザイナーは2年目に突入しますが、今後もいちデザイナーとして、たくさんのことを吸収してくれることと思います。その様子は、またの機会にご紹介できれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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