すげぇ歩く

 最近、長距離歩くことがマイブームです。ちょうど1か月前、衝動的に歩きたくなったのをきっかけに、時間があれば歩くようになりました。歩くこと自体が目的なので、歩くことによって得られる効果には興味はありません。ですが、1か月も歩く習慣が続くと、しっかりと効果があるのを実感します。

1.体力がついた
 最初は20km歩くと脚がボロボロでした。20km歩き続けると、物足りなくなり、30km歩くようになります。そして、30kmで脚がボロボロになり、また30km歩き、物足りなくるというサイクルを繰り返します。こうして体力がつきました。結果的に体力がつきましたが、体力をつけるだけなら、走った方がいいです。僕の場合、体力は思ってもない副産物だったのでラッキー。

2.休みの日にダラダラする罪悪感がなくなった
 歩く前は、動画をダラダラ見て罪悪感を感じる休日でした。動画を再生(音しか聴けませんが)しながら歩くと、2時間10kmの道のりがあっという間になります。オススメの動画は、RADIO ALIENです。本当にオススメ。疲れて帰宅した後は、動画を見て過ごしますが、不思議と罪悪感がありません。

3.ネタ作りが捗る
 動画に飽きてくると、考え事をしながら歩くようになります。考え事の中には、ネタの設定として使えそうなものもあります。そういう設定を思いつくと、ひたすらネタとして膨らませます。時間はあるので焦ることもありません。ネタが完成したら、再び動画に戻ります。

4.ねこ
 長く外にいるということは、野良猫に合う確率が上がるということ。僕が歩くのを中断するのは、休憩と赤信号と猫。たまにヤモリ。猫と目が合うと、心の中で「ねこ」と呟いて、その場を去ります。行けそうなら写真を撮ります。写真を撮るときも心の中で「ねこ」と呟きます。「ねこ」は猫に対するリスペクトを表した言葉。ヤモリのときは「ヤモリ」。カブトムシは「カブトムシ」。メスのときはクワガタの可能性もあるので、よく確認するように。動物に応じた言葉を使いましょう。


 様々な効果がありましたが、最初からこれらの効果を狙って始めた場合、間違いなく続かなかったでしょう。歩きたいから歩いているだけ。やりたいことはやりたい限り続けられる。学生時代に勉強が続かなかったのは、勉強したくなかったから。結局は、やりたいことをやるのが一番いい。今すぐ歩くことをオススメしたいとは思いません。各々が歩きたくなった時に、気が済むまで歩けばいいのです。もし、歩いているときに猫がいたら、心の中で「ねこ」って呟いてみてください。心の交流ができます。これだけはオススメというか強制です。しなさい。


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