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勇気が湧いてくる「栄光の架橋」

パリ・オリンピックが始まり、テレビは連日その話題でもちきりです。

私はサッカー以外あまり興味がないので他の競技は全然みてませんが、ニュースは否応なく耳に入ってきます。

驚いたのは「スケートボード」のメダルラッシュです。ストリート女子の吉沢恋(金)、赤間凛音(銀)のふたりはなんと14才と15才。大逆転で連覇した堀込雄斗選手のメンタル、どんだけ強いのか。

日本が“スケボー大国”であることをまったく知りませんでした。オリンピックだけでなく世界選手権でも日本人選手は上位を独占しているそうな。

どうしてもアメリカ発祥の“路上遊戯”というイメージがあって、いつの間にスポーツ競技になったのか…と。それはともかく。

いったんオリンピックの正式種目になるや、練習環境を全国的な規模で整備し、そこで選手たちは真面目にコツコツ練習する、という勤勉な国民性。結果、世界を圧倒する選手層が生まれたとのこと。

新たな日本のお家芸となるのかどうか、見守っていきましょう。

さて、オリンピックでは毎回、テレビ局ごとにテーマソングが流れますが、これはソウル大会(1988年)から。夢に向かって戦うアスリートを応援する歌ですから、聴いていてこちらも元気になれますよね。

個人的には、ゆずの「栄光の架橋」(2004年)がベストワンです。

アテネ大会。当時は仕事もなく時間があったので、どっぷりとオリンピックを楽しむことができました。

栄光の架橋(オカリナ演奏)いわさきかおり - YouTube

(オカリナ教室リーナ★リーナ講師のいわさきかおりさん)

体操男子団体が28年ぶりに金メダルを獲得したシーンは、子供のころ“体操ニッポン”の活躍を知る人間にとって万感迫る思いが…。そこへ、「栄光の架橋」の歌が合わさって、当時の私も「俺ももうちょっと頑張ってみよう」と奮起するきっかけになりましたもん、ほんとに。

悔しくて眠れなかった夜があった
恐くて震えていた夜があった
もう駄目だと全てが嫌になって
逃げ出そうとした時も♪

生きているかぎり、人生は山あり谷あり。どん底状態にいた当時の私の心境そのものです。ただ、

想い出せばこうしてたくさんの
支えの中で歩いて来た♪

捨てる神あれば拾う神あり、もまた人生。応援してくれる友人、励まし続けてくれた家族、手を差し伸べてくれた知り合い…感謝しかありません。

悲しみや苦しみの先に
それぞれの光がある
さあ行こう 振り返らず走り出せばいい♪

栄光とはほど遠い人生だったけれど、いま、優勝劣敗の明暗が交差する渦中にいるアスリートたちにエールを送りたい。

勝者には栄光を、敗者には人生を。

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