デジタルカメラは必要ない?スマートフォンのカメラ事情 【2020年最新版】

今年も下半期に入りました。いかがお過ごしでしょうか。当社では、先日ご案内致しましたデータ復旧https://www.adte.jp/rec/に沢山のお問い合わせを頂いております。今一度ご確認ください。
前回Instagramの裏技https://japan.cnet.com/release/30451115/に関して書いたリリースに大変多くの反響をいただきましたため今回はInstagramの投稿に欠かせないカメラに関する情報をお届けします。

近年、大多数のスマートフォンには、1000万画素を超えるカメラ機能がついています。また、iPhone11やpixel 4には通常レンズと広角レンズが別々に装備され、ますます高度な写真撮影ができるようになりました。撮影してすぐに友人に共有できる点も便利です。
一方で、撮影に慣れていくうちに、コンパクトデジタルカメラに憧れを抱くようになるかもしれません。コンパクトデジタルカメラは高級感があるので、購入すればすぐにワンランク上の写真が撮れると考えている方も多いと聞きます。果たしてInstagramを楽しみたい場合、コンパクトデジタルカメラを購入する必要はあるのでしょうか。

答えは、NOです。
今やスマートフォンのカメラは、コンパクトデジタルカメラの性能を上回っています。画像を編集したい場合には、PC上にデータを取り込み、画像編集ソフトを使って補正する必要があります。画像編集用のソフトとパソコン、そして操作技術が求められます。スマートフォンならば、フィルターを設定してから撮影することで、目や鼻、体型などを一瞬で補正してくれますし、撮影した後に画面を直接タッチするだけで気に入らない部分を修正することもできます。

では、一眼レフカメラではどうでしょうか。
スマートフォンのレンズは、スマートフォンの表面にレンズが直接取り付けられているため、外の光を遮らずに済み、明るい写真が撮れます。一方で一眼レフカメラは黒い筒の先端に装備されたレンズを組み合わせて取り付けるため、スマートフォンに比べると光が入りにくい構造です。さらに、被写体との距離や撮影したい幅によってレンズを取り換えるたびに、ひずみが生じます。さらに、ひずみを補正するためのレンズを加える必要があるのです。レンズが増えれば増えるほど画面は暗くなり、重くなります。また、1枚あたりのレンズは安いものではないので、増やせば増やすほど、予算も上がっていきます。写真の技術を追求したい場合に、相応の費用をかければ満足できる代物です。

便利なスマートフォンですが、難点もあります。コンパクトデジタルカメラや一眼レフカメラであれば、撮影した写真はすぐにHDDに移動して管理しなければなりません。しかし多くのスマートフォンユーザーは、機器の保存容量が大きいことに加えて、いつでもスマートフォン上で見返すことができるため、スマートフォンの内部にデータを残したままにしがちです。スマートフォンは毎日持ち歩くものなので、万が一のことを考えて、大切な写真は、絶対にバックアップを取っておくことを心がけましょう。

それでも、もし思い出深い写真や動画のデータが消えてしまって、復旧したいという時には当社にお問い合わせください。


アドバンスドテクノロジー 渡邊 優美
東京大学出身 文系業務担当