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気に入った「絵」を購入してみました♪

こんにちはRYUです。皆さんは「絵を購入した経験」ってありますか?

私も機会は多くないのですが、過去にピアズリーの「サロメ」のポスターやクリムトの複製画、キース・ヘリングのポスターなどを購入した経験があります。自宅や職場などで、自分が気に入った作品をいつも見ていられるのって、とても良いことだと思います。

そして、久々にそんな「気にいった絵」に出会いました。地元・愛知出身のアーティスト「板谷うた」さん作のこちらの作品です。

▼タイトル: 原点

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凄くないですか??

「手」のアウトラインの中に、花や羽などのモチーフがビッシリと描き込まれています。しかも単純な細密画ではなく、一つ一つのパーツが細胞のように生命を持って蠢いて(うごめいて)いるような?独特な作風です。もちろん、隅々まで全てが直筆です。描くのに何時間掛かるのか・・・。

ちなみに、アーティストのうたさんに直接お会いする機会があったので伺ったところ、これらの図案は即興で思いつくのだそうです。しかも下書きも一切無いのだとか。その日の精神状態で図柄も変わっていくらしいので、「作品=アーティストそのもの」と言えそうです。

何と言うか・・・「自分で創作して描いている」というよりは、「天から降りてきた造形」のような、スピリチュアルな能力を感じるアーティストさんです。うたさんの情報は、こちらのインスタグラムのアカウントをご覧ください。まだ20代の若い才能です。

▼タイトル:葛藤

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こちらは、一段とダイナミックな作品。

「手」の作品と比較すると、大きなパーツ(細胞?)が現れていて、書き込みのバリエ-ションも増えていますね。花というよりは裸子植物的なモチーフ?に思える螺旋が多様されていて、プリミティブなパワーを感じます。

また、多くの螺旋で構成されているだけに、画面はよい意味で不安定。タイトル通りの、おそらくは作者さんの「葛藤」を表現しています。研ぎ澄まされたようなシュールな感覚は、私がスキなビアズリーみたいでもあります。

さて、今回紹介した「板谷うた」さん、12月1日から新宿のアートコンプレックス・センターで展覧会を開催!するそうです。お近くの方は、ぜひ一度実物をご覧になってみてください。会場と日時は以下です。

◯開催日程: 2020年12月1日〜6日

◯開催時間: AM11:00〜PM19:00 (最終日のみPM17:00まで)


で、ここからが本題なんですが。

今回展覧会に出品される絵を、私も購入させて頂くことになりました!それがこちら。

▼タイトル:求愛

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ハートと手が描かれた、優しさに溢れた作品。

テーマに合わせて、書き込まれたパーツもソフトで繊細な印象です。個人的にはダイナミックな「葛藤」もスキなんですが、実は最近「再婚して転居した」ので、妻のことも考えて、こちらの絵を選ばせてもらいました。

596✕422mmと大型の作品なんですが、ご覧の通り細密な図柄がビッシリ。細部はどうなっているのか?実物を見るのが楽しみです。12月以降に届く予定なんですが、届いたらリビングで、絵の細部をジーッと眺める生活になりそうです(笑)。ワイン買っておこう♬  (RYU)