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すごいアドリブ力!264「いつの間にか自信が身に付くアドリブ力」

こんにちは、くらです。

アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。

あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。

クイズ

中学時代に柔道部に入ってました。当時流行っていた「柔道一直線」に感化されました(笑)。
練習を始める前に必ず、神前に礼、といって、正座で礼をします。こういう流れが、実は自信に繋がっているかもしれません。
武道に限らず、スポーツをしていると自信が高まる傾向がある。なぜか?

「○○を正せば自信が持てる」

○に入る言葉はなんでしょうか?

[こたえ]姿勢

(『脳には妙なクセがある』池谷裕二(扶桑社新書)より引用 P142)

まえがき

スポーツをしている人は、大体が姿勢がいい。筋肉で体全体を防御しているようで、骨のバランスをしっかり取っている。
そして、その姿勢の良さが自信につながっている。

姿勢が自信を生む

「『腰骨を立てる』という言葉があります。椅子に背をもたれかけることなく、背筋をピンと伸ばして座る。姿勢を正すと、なぜか不思議と気分がよいものです。

日本では柔道、弓道や茶道のように『○○道』と呼ばれる伝統が存在します。こうした『道』に共通して強調されることは『姿勢』です。
姿勢の大切さについては、古来いろいろな説明付けがされていますが、いずれも、①外部アピールとしての様式美、②研鑽に基づく精神美、の二つに大別されます。

①は視覚的効果ですから直感的に理解しやすいのですが、私は、心の内面を志向した②により興味があります。

マドリッド自治州大学の心理学者ブリニョール博士らの実験データを紹介しましょう。博士らは71人の大学生を募って、姿勢が自己評価に与える影響を調べました。

実験は至ってシンプルです。学生たちにアンケートを採ります。『将来仕事をするにあたって、自分の良いところと悪いところを書き出してください』と問うものです。これを、背筋を伸ばして座った姿勢、あるいは、猫のように背中を丸めて座った姿勢で、それぞれ書き出してもらいました。

すると、背筋を伸ばした姿勢で書いた内容については、丸めた姿勢で書いた内容よりも、確信度が高いことがわかりました。つまり、自分の書いたことについて『確かにそう思う』と、より強く信じているわけです。

ちなみに、書かれる内容やリストアップされた項目数については、どちらの姿勢でも差がありませんでした。つまり姿勢を正すことは、自己評価の内容そのものではなく、自分の出した答案にどれほど自信を持てるかという度合いが変化するわけです。」
(前著より引用 p142-144)

あとがき

面接でも、プレゼンでも、話をしている人の姿勢がいいと、自信があり確信度が高いように見えます。

以前、プレゼンテーションの研修に参加したとき、講師の方が仰っていました。プレゼンテーションで重要なこと、それはアイコンタクトと声。それを維持するのが姿勢である、と。一人一人の目を見て話し掛け、声は部屋の隅に届くくらいの的確な大きさで、胸を張って話をする。

姿勢を正すと、自分自身の自信を保ち、観客の信頼度も高める、ということなのです。

私も最近、特に姿勢に気をつけるよにしております。プレゼンのため、では実はなく、お腹が出てきたから(笑)。ちょっと前にTVで、整形外科の先生が、いくら腹筋をやっても、胸の筋肉でお腹を持ち上げていないとお腹は引っ込まない。胸の筋肉でお腹を引っ張り上げるには、姿勢がよくないとできないのでした。

いまのところ、お腹の形状に変化はありません(汗)。

今回もお読みいただきありがとうございました。

今日の一言

「今日の一言:「いつの間にか自信が身に付くアドリブ力は、姿勢を正すことで磨かれる」

今日の「みんなのフォトギャラリー」

いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、遠藤さやえんどうさんの画像です。ありがとうございます。

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「ちょっといい自分」創造コンサルティングはじめました。
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