すごいアドリブ力!236「ニーズを見つけるアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
バリューポジションという言葉があります。その意味は、
「ほしいと思い、かつ、それに○○○ものがないもの」ということ。
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]代わる
(『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』永井孝尚(SB新書)より引用 P23)
まえがき
同じようなものがたくさんある中で、選んでもらえる理由。それが、バリューポジションという考え。登山用ウォッチ、ジョギング用ウォッチがそのいい例として挙げられている。
お客の立場に立つ
「登山用ウォッチの開発チームは、まだいまほど登山やアウトドアがブームになっていない頃から、『必ずニーズはあるはず』と考えて、登山家と一緒に山登りを繰り返した。
チームの中には慣れない冬山登山で凍傷になった人もいたという。そうやって登山家の立場で徹底的にニーズを洗い出し、必要な機能をつくり込んだ。これがきっかけで登山のおもしろさに目覚めて、登山をライフワークにしている人も多いと聞く。
ジョギング専用ウォッチの開発チームも、ジョギングを趣味にしている人が多い。彼らも日々、ジョギングを通して、徹底的にお客さんの立場に立ち、新たなニーズを掘り起こし、さらなる価値の提供を考え続けている。
必要なことは、まず徹底的にお客さんの立場に立ってみること。
そして目を皿のようにして、まだ見ぬお客さんのニーズを見つけ出すこと。
市場がレッドオーシャンに陥って『オワコン』になってしまっても、腕時計市場からジョギング専用ウォッチや登山専用ウォッチが生まれたように、お客さんが気づいていないニーズは必ずある。それを見つけ出して、バリューポジションを考え出し、ブルーオーシャンにたどり着ければ、モノは必ず売れるようになる。」
(前著より引用 P31-32)
あとがき
コモディティ化したものでも、そのものに新しい価値を付加する。それはお客さんの欲しいものという前提の価値。それを見つけるのは、きっと至難の業で、モノを売る人、企業、すべての課題である。
徹底的にお客さんの立場に立つ、というのは、お客さんそのものになってみる、ということ。考えてみれば、自分も、買う立場ならお客さんである。不思議なことに、売る立場になると、買う立場がわからなくなる。
売る、となると、こうすれば売れる、こうすればお客さんはきっと喜ぶ、と、売る立場でしか考えられなくなる。見えるようで、見えない世界。これが見えるようになるためには、売りたいもののお客さんになることである。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:ニーズを見つけるアドリブ力は、徹底的にお客さんの立場になることで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
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自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただければと思っています。
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