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すごいアドリブ力!285「レジリエンスを高くするアドリブ力ー勘違いを認知するー」

こんにちは、くらです。

アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。

あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。

クイズ

受けとめ方によって、事実は180度変わってくることもある。ならば、自分に取ってあまりよくないことも、受け止め方によって変わってくる可能性がある。

心理学者のアドラーが言っています。

「現実が歪んで見え、そのことが生きるうえでマイナスに働いてしまう類の勘違い『を○○○○○・ミステイクス』と呼ぶ」

○に入る言葉はなんでしょうか?

[こたえ]ベイシック

(『マンガでわかる!アドラー心理学 折れない心の作り方』六原三歩(和田秀樹監修、平純久至作画)より引用 P68)

まえがき

逆境をたくましく乗り越える力を「レジリエンス」という。辛いこと、困難なことを糧として「レジリエンス」を磨いていけば、辛い経験も生きるためのエネルギーに変えることができる。

ベイシック・ミステイクスには、決めつけ、誇張、過度の一般化、単純化、見落とし、誤った価値観、などがある。これを自分で認識することが大切だ。

習慣的思考スタイル

「一般的に、高いレジリエンスを持つ人は認知が柔軟です。レジリエンス研究の始祖ともいえるアメリカの心理学者マーティン・セリグマンは、人がどういった認知で物事を見ているかの一面を『説明スタイル』という言葉で論じました。これは、自分に起きた出来事を説明する際に用いられる、その人特有の習慣的な思考スタイルのことです。

(中略)

セリグマンの研究では、レジリエンスが低い人は、『私のせいだ』と自分がその問題の原因で、『いつもこうなってしまう』とそれが変化せずに続き、『私がやること全部こうよ』とそれが自分の人生のすべての側面を育むといった『自分・いつも・すべて』型のベイシック・ミステイクスに陥っている傾向があると指摘します。

一方、レジリエンスの高い人は、『自分・いつも・すべて』の誇張にとらわれにくいといえます。ある悩みがあった際、明日香(漫画の主人公)が『私のことばかり叱る』と思ったように、悩みに『自分・いつも・すべて』が含まれていないかを見つめ直し、『自分以外はどうか?』『一時的なことではないのか?』『すべてがそうなのか?』などと反芻することで、レジリエンスを損なう間違った判断を改めることもできます。」
(前著より引用 P68-71)

あとがき

日本人は、つい自己否定的になる人が多い民族である、というのをどこかで読んだことがあります。でも、これは考え方によっては、その先へ進む大きな長所になります。なにか失敗をする。これは明らかに自分の責任である。

これを二度と起こさないようにするにはどうするか、考え、アドバイスをもらい、これからの仕事に生かしていこう。このように糧と出来るなら、レジリエンスが高いといえます。

でも、私のせいだ、私はだめなんだ、能力がないんだ、いつもこうだ、みんなはうまくいっているのに、・・・、という思考になると、レジリエンスが低い、ということになります。

本当にいつもなの?みんな全てうまくいってるの?本当?など、自分の勝手な勘違いを自分で認識できれば、これは人生の大きな進歩に役立ちます。

今回もお読みいただきありがとうございました。

今日の一言

「今日の一言:レジリエンスを高くするアドリブ力は、勘違いを認知することで磨かれる」

今日の「みんなのフォトギャラリー」

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