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すごいアドリブ力!279「失敗を自信につなげるアドリブ力」

こんにちは、くらです。

アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。

あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。

クイズ

失敗をすると、ついそれを隠したくなる心理が働く。失敗を認めたくない。でも結局、それは自分の自信のなさにつながっていく。

「自信がある人は、問題を解決するために、失敗の後にでも、できるだけ○○を話す」

○に入る言葉はなんでしょうか?

[こたえ]事実

(『幸せになるマイナス思考』佐田弘幸(総合法令出版)より引用 P132)

まえがき

失敗に対する嘘、つまり、失敗を隠すのはなぜか。それは失敗をオープンにできない環境での経験からくる。怒られる、恥をかく、人目を気にする、プライドが傷つけられる、・・・。でも、これは結局、全て自分の問題なのです。

自信の理由

「自信がある人は、問題を解決するために、失敗の後にでも、できるだけ事実を話す。そのため問題解決に繋がりやすい。結果、失敗から学んでいく。それが自信の強化につながります。

自信の無い人は、本当の自分を知られるのが怖い。だからよく嘘を付く。そのため問題解決に繋がらない。失敗から学ばない結果、同じ問題を繰り返す。それが自信をなくす原因になります。

嘘を付くと本当の自分も出せないので、自己評価が低くなり、自信を失うのですね。しかし、原因がわかったら大丈夫ですよ。そのためにこの本がありますから。

失敗の後は、開く直るのではなく、申し訳なさそうに話しましょう。相手を味方にして解決の糸口を見い出してもらいやすいですから。まあ、好かれてなんぼです。

しかし、感情的に叱責する上司がいる職場だと、事実は言いにくいですよね。他の社員も被害を被りたくないので、失敗に気付いていても、問題解決より責任を逃れる方向でしか考えない雰囲気が出来ているでしょう。

このあたりはコミュニケーションスキルを磨いて上司を味方にするように考えるか、上司の機嫌の良いときに、『部下を叱責すると、失敗を隠す社風ができあがり、長期で見たら業績が下がる』という理由で、社内コミュニケーション改善の提案も視野に入れてみましょう。
(前著より引用 P132-133)

あとがき

オープンな職場であれば、失敗を失敗で終わらさずに、全体の学びに変えることができる。これはリーダーのリーダーシップの課題である。もちろん、失敗を繰り返さないために、失敗した当人は真摯にこれからどうするかを考えないといけない。

だからこそ、失敗した後の態度も重要になってくる。失敗した本人がへらへらしていたら、他の同僚は学びどころか怒りの感情が上回って、とても共通の認識には至らないだろう。

大切なことは、職場全体のコミュニケーションをどうするかを、職場全体で考え、創り上げていかなければならないということ。そうすることで、自然と失敗が減り、創造的な職場が生み出され、各個人が自分を受け入れることができる。そうして、職場全体の自信につながっていくと感じます。
今回もお読みいただきありがとうございました。

今日の一言

「今日の一言:失敗を自信につなげるアドリブ力は、失敗の事実を認識することで磨かれる」

今日の「みんなのフォトギャラリー」

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自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただくお手伝いができればと思っています。


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