
どこに行っても嫌われてばかりの人が持つ最大の特徴
どこに行っても嫌われてしまうとお悩みのご相談がきましたが、かなり厳しい口調でお説教のような回答をさせて頂きました。他人から嫌われることが怖かったり、嫌われてしまって悩んでいる人は多いので是非ご参考にして頂けますと幸いです。
【ご相談】
40代
会社員
どこにいっても嫌われます。
何もしてないのに、普通に会話してるだけで、、
どうすればいいかわかりません。
嫌う人は放っておくという感じで割り切るしかないのでしょうか。
一ヶ所だけなら、たまたま受け入れられないだけだと割り切れるのですが、どこいってもなので 存在してる意味あるのだろうかとかなり落ち込んでいます。
【ご回答】
なぜ自分が嫌われているのかを考えたことはございませんか?
ご自身で原因を考えて自覚できないことには、対処しようがありませんし嫌われる理由は様々なので行き当たりばったりな対策をしていても状況は変わりません。
大変恐れ入りますが、文面から察するにあなたは自分で自分を客観視する能力が不足しており、それが原因なのではないかと思われます。
自分なりに嫌われないようにやってみたことも書いてなければ、嫌われている理由すらしっかりと考えられていないように見受けられます。
ご相談を書かれている時の精神状態にも寄りますが、厳しいことを言うようですが私への相談テンプレートに沿ってご相談内容をまとめられていなかったり、自分の質問が相手にも理解できるのかどうかをちゃんと考えられていないように感じられます。
「どこに行っても何か嫌われてしまっています」と相談されて、直接会話ができる相手ですらない相手に話が通じると思いますか?
そういうところから改善していく必要があるのだと思いますよ。
それに、どこに行っても嫌われているということは、何かしらあなたに原因があったり、欠点があるのだと思いますので嫌われてもそれは他人がそう思っているだけだからだと、理由も考えないまま割り切るのは傲慢です。
仕事はできていなくて周りに迷惑をかけていたり、言ってはいけないデリカシーの無い行動や発言をして他人を傷付けてしまっている可能性だってあるのですから、自分のどこに問題があるのかを自分で考えたり上司や先輩に相談して欠点を指摘してみてもらって下さい。
自分なりに原因を考えてみても、どうしても自分が悪いとは思えなかったり、自分に後ろめたいことが無いと思えた時に初めて割り切って自分らしく生きていこうと考えることが必要になります。
アドラー心理学の「嫌われる勇気」とは、「嫌われることを恐れない勇気」を持つことであって、傍若無人に自分さえよければいいと考えて好き勝手に振る舞うことを勧めるものではありません。
周囲への配慮をしたり、マナーを守ることは当たり前のように大切ですし、あなたの嫌われても仕方ないという割り切り方はアドラー心理学の「他人を幸せに貢献する」考え方にも反しておりますので、ひたすらに自分を孤立させて不幸にするばかりです。
自分が正しいと思うこと、自分が本当にやりたいことをただ他人の目を気にしたり、他人の顔色を窺って断念するくらいなら、嫌われて敵を作ろうと気にすることはありませんが、嫌われている原因を考えて他人に不快な思いをさせている可能性を疑ったり、原因を自分なりに考えていない段階では割り切るべきではありません。
他人が自分をどう思うのかは相手が決める他人の課題であって自分の課題ではありませんが、自分の課題として他人と自分を幸せにする為の努力を放棄してはいけません。
嫌われているから自分には存在価値が無いと思っているあなたは、自分のことにしか興味が無くて周りのことを考えられていないから嫌われているように思えます。
恐らく、あなたは自分はどうせ嫌われるだとか、他人の顔色をもとから非常に気にする性格なのだと思いますが、そうやって他人の目を過度に気にしてどう思われるのかばかり考えている生き方が自己中心的なエゴなのです。
自分の存在価値を確認するには、どうしたら他人を幸せにできるのかを考えて、褒めてもらったりと承認欲求を満たすことを目的とせずに自己満足の他者貢献をするのです。
まずは、自分の欠点を客観視してみて身近な人からアドバイスをもらってみたり、身近な人が喜びそうなことをやってみましょう。
かなり厳しいことを書いてしまいましたが、こうやって自発的に相談できるあなたになら必ず乗り越えられます。
自分を責める必要はありませんよ。
嫌われるあなたが悪いのでも、あなたを嫌う人たちが悪いのでもありません。
単純に、自分の何らかの言動や行動などの無自覚なところに、周りを不快にさせてしまう何かがあるのかもしれないと考えて、自分を振り返る勇気を持ってください。
誰が悪いとかではなく、何が原因なのかという視点を持って考えて、対処策を考えてみてください。
自分に悪意がないのであれば、嫌われようとそれは自分が悪いということにはなりません。
ただ、悪意があろうとなかろうと、人を不快にさせてしまうことは避ける必要があるということです。
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