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札幌市内休校再延長。カフェの戦い方を考える。

昨日、札幌市内の学校(小中高)が再度の休校に入ることが発表されました。期間は明日・4月14日から5月6日まで。4週間弱ですね。

子どもが家にいるとなると当然、親の動きも制限されます。そんな中で、カフェとしてどう戦って行くべきなのか、過去の記事を引用しながら考えてみます。

新型コロナウイルスのカフェへの影響、傾向

まず、知ることから。

緊急事態宣言、外出自粛でどのような影響が出ていたか、ここまでのまとめです。これから出てくるものも、傾向が観察でき次第新しい記事を書いて追加します。

自粛期間がそれなりに長くなってきて、人々の考え方も徐々に変化してきています。

この制限が多い生活の中でどう楽しみを見出していこうか、となったときに「テイクアウト」という選択肢が頭に浮かぶ人も、少しずつ増えてきていると感じます。

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昨日、Instagramのストーリーで取ったアンケートでも、7割以上の人が「テイクアウトがあれば使ってみたい」と答えています(ほりけん調べ)

売れるかどうかは別にして、選択肢として持っておくことをおすすめします。

集客の準備("守り"編)

ここからはSNSなど、Web上のお話。自粛期間が明けたときにお店にいかにスムーズにお店に来てもらうか、そのための準備です。

まずは、SNS。

こんなときだからこそ毎日発信をして、タイムライン上でフォロワーの目に触れて、お店のことを忘れられないようにすることが大事です。

お店にたどり着くまでには、住所などを調べる必要があり、それはSNS以外のツールを使われる可能性もあります。見越して、備えたいところです。

集客の準備("攻め"編)

いつもより時間が取れる場合は、普段できないことをやるチャンスです。

お店にさらに興味を持ってもらうために、こういうのやったら面白いだろうな~と、僕は思います。

大掛かりな編集をしてYouTubeにアップするとかじゃなくて、開店の仕込みの様子をスマホからインスタライブするだけでも、今暇している人は普通に見ると思いますよ。笑

ちょっと番外編ですが、地元のお客さんに知ってもらうきっかけとして、自家焙煎店ならドリップバッグを配っても良いと思います。「おうち時間を素敵に過ごしてください」的なタテマエで(いきなりポストに入ってたら怖い気もするので、方法は考える必要がありますが…)

例えば、近隣に販売価格150円のドリップバッグを200個(200家庭に)配布、そのうち10%が「今度コーヒー飲みに行ってみようか」となってくれて、さらにその中の半分がもう一度来てくれたら…

【費用】150円×200個=30,000円
【収入】(500円×2人)×20家庭+(500円×2人)×10家庭=30,000円

客単価500円(コーヒー1杯)、2人で来るの試算ですが、こんな感じ。

実際にここまで効果が出るかどうかはやってみないとわかりませんが、今この状況で、近所のお店が「大変だと思いますが、素敵なおうち時間をお過ごしください。落ち着いたら、うちにコーヒー飲みに来てください」というメッセージと共にドリップバッグをプレゼントしてくれる、はとてつもないプラスのインパクトを残せると思います。

ピンチの状況こそ、相手にプラスになる"ギブ"をしてファンを作るチャンスだと思います。

クラウドファンディングなど「支援を集める」方向で動いている事業者も多いですが、だからこそ逆張りしてこういう方法もありかなと。

ちなみに、クラウドファンディングもまた立ち上がってくるかもしれませんが、本当に自分のお店のプラスになるのかどうか見極めた上で参加してくださいね。

どうしても必要なら自分の店舗オンリーで、しかもシステムを介さないコーヒーチケットの直販でOKです。

思ったより長くなりました…笑

大変な状況ではありますが、価値を探せばチャンスは必ず転がっています。

僕にお手伝いできることがあれば、ぜひお声掛けください。一緒に頑張りましょう!

☆Links

・YouTube(最新作、アップしました!)

・Instagram:@aditc__

・Twitter:@horicafe12

「札幌のカフェとあなたをつなぐメディア」A Day ithe Cafe

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