カフェが提供できるのは"美味しい"だけじゃない!「自粛のGW」をカフェが盛り上げよう
どうやら世間は、そろそろゴールデンウィーク。
ですが、ご承知の通り今年は「例年通り、出歩いて楽しく過ごそう!地元に帰ろう!」ということにはならなそうです。
ずっと家にいるのもなかなか大変ですが、「人との接触を8割減らす」という目標を達成するための手段として、全員が共通して取ることができるのが「在宅」という選択肢なので、1日も早い収束に向けて、皆が淡々と取り組むべきだと思います。
そんな中、今脚光浴びているのが「おうちカフェ」です。
一説によると、自宅でのお菓子作りブームが到来し、ホットケーキミックスやベーキングパウダーなどが、スーパーの店頭から次々と姿を消しているようです。
「転売目的じゃないか」という噂もあり、まぁ人間のなんと欲深いこと……と悲しい気持ちにもなったりしますが、それだけ人の意識が「家での時間をいかに楽しく過ごすか」に向いている証拠だと思います。
これは、カフェを経営している人からしても、取り逃さず生かしたいチャンスです。
カフェが提供出来るのは、コーヒー豆とお菓子だけ?
既にコーヒー豆や焼き菓子をネットで販売しているお店は多いですが、カフェが提供することが出来るのは「美味しい」だけなのでしょうか?
そもそも、人がカフェに来る目的は「幸せになること」です。
「美味しい」は"幸せ"という究極的な目的を達成するための(大事ではありますが)1要素に過ぎないのであり、その他にも選択肢はたくさんあります。
例えば昨日、Salvador Coffeeが発表した「Stay Home Golden Week 満喫セット」という通販限定商品は、5日分のコーヒーとクッキー、それに店主が選んだ1冊(読みやすいやつ)が付いてくるというシロモノ。笑
これがすごく面白いなと思ったのは、コーヒーやクッキーの「美味しい」と一緒に、「本を読む時間」もセットで提供していることです。
読書や作業をするためにカフェに行く方はよくわかると思いますが、カフェって自宅でするよりも、妙に集中できたりするんですよね。その"切り替え"を、"送られてきた本"で実現できる気がします。
ちなみに、購入者数に応じて最大5名が無料になる、という宝くじ的要素も、これはこれで面白いな~と思います。
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他に、今パッと思いついたことですが、店内BGMのイメージで「店主が選ぶ、おうちカフェタイムBGM」をSpotifyのプレイリストで作成して、通販でコーヒー豆やお菓子を買ってくれた人にプレゼントするのも良いかもしれません。
あと、個人的にやったら面白いのになぁと思っているのは、「ZOOMカフェ」ですね。笑
指定の時間にZOOMのミーティングルームを開放して、そこに入ってきてもらい、カフェの空間を擬似的に再現する…というものです。「コーヒー淹れて集合!」みたいな。
通常営業のときよりもゆっくりお話できるでしょうし、それによってお店のファンづくりが促進されれば素敵だなぁと思います。
あとは、お店から遠く離れた地域で、コーヒー豆を買ってくれているお客さんとつないでみるというのも面白いかもしれませんね。
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こんな感じで、おうちでの時間を楽しんでもらうために、カフェが提供できることは色々あると思います。そしてそれば、お客さんの"幸せ"につながります。
店主自身、またお店の特色・強みを活かしてお客さんに満足してもらう施策を打ち出せれば、より強いファンになってもらうことができ、「むしろ、自粛期間があってよかったね。あれができたし」となるでしょう。
今出来ることを探して、前向きに。コツコツ頑張りましょう!
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