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1つのプラットフォームに依存しすぎない

多分僕だけじゃないと思うんですが(そう信じている……)、昨日の昼くらいから今朝までInstagramの調子が悪かったですよね。電波がつながっていないときのような症状で、フィードがリフレッシュできなかったり、ストーリーズが閲覧できなかったり。

使わせていただいている立場ですし、何より大きすぎるほどの価値も受け取っているので文句などは1ミリもなく、ただただ感謝するばかりなのですが、一方でこんなことも思います。

このまま「あ、なんか調子悪いんでインスタ終わります!今までありがとな~~~」ってなったらどうする?

さすがにこれほどのことは起こらないとは思いますが、一つのプラットフォーム(SNS)だけに一点集中していると、それまで積み上げてきたものが一瞬にして崩れ落ちるわけです。

最近では、何かを調べるときにGoogle検索よりもInstagramのハッシュタグ検索を優先的に使う人が増えていると聞きます。

かつて、Webブラウザ上の専売特許的な機能だった「ブックマーク」も、今や若者の間ではInstagramの「保存」機能が同等の役割を果たし、購買行動にも大きく直結しています。このムーブメントの恩恵を受けているお店も、たくさんあるでしょう。カフェはもちろん、ファッションやコスメなども。

ただ、「Instagramで見たアレ、何だっけ?保存に入れておいたけど、つながらないから見られないよ…」となってしまうと、そこで機会ロスが発生してしまいます。

……もしかしたら、二度と思い出してもらえないかもしれません。

Instagramはあくまで「きっかけ」と捉える。2回目以降は直接想起してもらえる関係性に

僕の個人的な印象ですが、Instagramを含むSNSは数ヶ月に一度、接続の不具合が起こる気がしています。一方、「Google検索の不調」というのは、あまり聞きません。もっとも、Google検索が不調になったときは、単純な話ですが他の検索エンジンを使えばよいだけです。経由するところは違えど、最終的にたどり着くページは同じ、ということがほとんど。

ただ、SNSが唯一の情報格納場所になっている場合は、そうも行きません。八方塞がりです。

そうならないためにどうしたら良いか?というと、まず違うプラットフォームにも拠点を作り、サブ的にでも運用しておくというのが1点。これは、たとえば「Twitterでしか出会えない層」との新たな接触ができる効果もあるので、リスクヘッジを抜きにしてもチャレンジする価値はあります。

あとは究極的に言えば、「SNSが無くても来店してもらえる関係性づくり」ですね。数は少ないかもしれませんが、深く、深く。

そういう意味では、「SNSで全てを完結させる」のではなくて、あくまで一つの「きっかけ」に留めておくのが良いのかもしれません。知ってもらうきっかけ、好きになってもらうきっかけ…そこから先は、直接的なコミュニケーションで育む、と。

トライバル池田さんのnoteもとても参考になるので、ぜひ読んでみてください。

☆Links

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・Instagram:@aditc__

・Twitter:@horicafe12

「札幌でカフェのある暮らしを楽しむメディア」A Day in the Cafe

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