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中小企業のBeingについて

『風穴プロジェクト』に参加してきた

先日、OMgray事務局主催の『風穴プロジェクト』と言うイベントに参加してきました。

これは神奈川の中小企業経営者発達障害当事者で情報交換をすると言うイベントで、当日は120名くらいの参加者が集まりました。

驚くのは、そのうち半分が中小企業経営者だった事です。

法定雇用率は確かに有るが、、

障害者雇用促進法により、企業は一定数の障害者を雇う必要があります。ですがこれは一定数以上の労働者を雇用している企業に関してで、今回参加された中小企業は多くがその範囲にない会社。。

つまり純粋に戦力として発達障害者の雇用を考えている人達です。

中小企業の現状

日本の企業の多くは人手不足です。そしてこれは中小企業になるとより顕著になります。

そういった企業では、発達障害の有無に限らずどんな社員でも何とか活用する必要があり、必然的にダイバーシティの問題とも向き合う事が多くなります。

イベントでは発達障害当事者が自分達についての事をプレゼンし、それについて各テーブルごとにディスカッションをすると言う形を取っていました。

私のテーブルにいた中小企業社長も4名くらいの会社を経営されていましたが、とても熱心にディスカッションに参加して下さっていました。

中小企業の『Being』

Beingと言う概念があります。

自分が何をしたいかという『Doing』ではなく、自分がどうありたいかと言う概念です。これは個人に対して使われる事が多いですが、中小企業にとってもBeingの形が有ると感じました。

中小企業は大企業を目指して成長しなくてもいい。もちろん成長を望んでもいい。

自分の目の届く範囲で、従業員を始め周りの人達の人生をベターにし、その対価としてお金を頂く。

こういった有り方は大企業にはなかなかできない事です。

また、中小企業だからこその自由さ、足回りの良さも有ります。

そういった役割を意識して社会と関わる事で、中小企業だからこそのbeingが有るのではないか。そう感じました。


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