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個人の思いと全体への影響

塩梅が難しい。

個人としては、残業をしても良い、数字をあげなくても一つ一つに丁寧に関わろうと思っている。

残業に関しては、1人が残業をし出すと、周りは帰りづらくなるし、残業している人が頑張っている人というイメージが出来上がってしまうと、残業が絶対出来ない人、したくない人、は頑張っていないことになってしまい、昇給、出世が難しくなってしまうかもしれない。

数字に関しては、個人はそれで良いかもしれないが、組織としてマイナスに働くことで来年度から人員が削減されてしまったり、ボーナスが減ったり、給与が下がったり、下手したらその職種自体がなくなってしまうかもしれない。

個人の思いだけではなく、私個人がする動きが、全体にどう作用するか、を常に考えていかなければならない。

だけど、色んなことを考えれば考えるほど、動きづらくなる。

個人の思いと集団全体への影響を考えると、相反するところが出てきてしまう。

そんな時にどう折り合いをつけていくか、個人としてはどこまで良しとするか、集団としてはどこまで良しとするか、どこまで軌道修正できるか、を常に考えなければならない。

私の最も苦手分野だったが、最近はやっと少し全体が見えるようになってきた。

1人の人、1つの専門職だけでなく、いろんな人にとにかく話を聞き、いろんな見方、考え方を知り、物事を多面的に捉えることができるようになってきた。

今度は多くの情報からどう舵を切るのか、というのも難しい。これから経験を積む中で、いろんな可能性や方向性をイメージできるようになっていけたらいいなぁ。


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