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「人間の条件」と「労働」「仕事」

昨日はハンナ・アーレントの読書会だった。

引き続き『人間の条件』を読んでいる。やっと第4章に入った。最初はよくわからなかったが、だいぶハンナ・アーレントの物の考え方がわかってきたような気がする。

最初は「人間の条件」と「労働」「仕事」「活動」がどう結びついていくのかと思っていたが、反復的な「労働」によって、私たちは生きており、「仕事」によって、永続的なものを創る。ものによって世界は作られており、私たちはそのような永続的なものを作ることによって世界を作っており、またその世界によって私たちは条件づけられているのである。私という存在は世界という客観的なものがなければ、意識することはできない。客観的なものとの対比の中で、私たちの主観性は生まれてくる。私が私であることを証明するためには世界が必要条件なのである。

というところまでは何とか結びついた。

最後の活動に関しては、なぜそんなにハンナ・アーレントが重きを置いているのか、今はまだ私にはわからないが、これからわかってくるのかな?

次の展開が楽しみだ🥺


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