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声優業界をホワイトにする

はじめまして!ぽんです。声優志望さんの活躍の場を探している声優志望さんを応援しているオタクです。

なので?前触れもなくタイトルの結論からふれて行きたいと思います。

=「声優と作品を民主的にマッチさせる」

そもそもの声優の役割

というのも、そもそもの声優の役割というのは作品のキャラクターを演じる場合であれば作品のキャラクターの雰囲気にあった声を演じることですよね。

しかし、実際に声優をどのように抜擢するかという場面になると、作品を公開する前に一部の人だけで声優を選び、選び抜いた1人の声優さんの声で作品を公開する事になります。つまり、一般の視聴者は選び抜かれた一人の演技しかしることができず、この声がキャラクターの雰囲気をうまく演じられているのかを考えることはできなくなります。(=このキャラクターはこの声であるという前提になってしまう)

関係者のお偉いさんの独断と偏見であったり、関係の強い声優事務所からの抜擢であったり、話題性を重視した抜擢であったりがなされることもあります。これではそもそもの声優の役割である、キャラクターを演じることが十分ではなくなり、実際に公開した時にファンからイメージと違うと思われたり、演技が悪いと批評されることになります。

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もちろん、これが悪いわけではないですが、そもそも私はキャラクターごとに声優が1人である必要はないと思っています=「声優を民主的にマッチさせる」です。

「声優を民主的にマッチさせる」

というのは、民(ファンや視聴者)がキャラクターの声を認識するときにはすでに1人の声優の声に選ばれていて「このキャラクターの声はこれ」と決まっているのではなく、キャラクターにはいろんな声優が思い思いの声をあてている中からキャラクターごとの雰囲気にあった声を民が決めていくということです。

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その民が決めた声は、一番人気の声一つでもいいし、ファンや視聴者によってちがってもいいと思います。

そうすることで、声優さんはキャラクターの雰囲気をうまく演じるために力を注ぐ事ができるようになるわけで、所属する事務所を探すことに奔走したりお偉い方とのコネクションをつくる事に奔走したり、歌って踊れて顔も良くないと表舞台にすら立てないのではないかといったことはなくなっていくのではないかと思います。

なにより、声優さんが自分の声を公の場に出して挑戦できる場というのを提供する事ができるので、何より励みになるのではないかと思います。


実現方法

例えば漫画家のぽんさんが自分の作品に声をあててもいいですよ。という許可を公にして色んな人に声をあててもらう。そして、色んな声を1つに絞らずにそのまま公表することでそれはすべて作品の選択肢として広がることになります。

佐藤さんが演じたヒロインのぽんこちゃん、伊藤さんが演じたヒロインのぽんこちゃん、田中さんが、山田さんが、金田さんが演じたヒロインのぽんこちゃん、、、

そんな色んな選択肢のある、世界観や見方の広がった作品から読者やファンが声を見つけていくと作品にあった声優を民主的にみつけていけるのではないかと思います。


余談

私はいまAddVoiceという声をつけてもらいたい小説や漫画の作家さんと声をつけたい声優さんをつなげるプラットフォームをつくっているので、実際にどのような動きや影響が出るのかが楽しみです。

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作家さんと声優さんが活躍できる環境をつくるために日々奮闘中💪 今後ともよろしくお願いします!