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応援というサイクル

21歳の僕が、好きなアーティストは「尾崎豊」、好きな作家は「中山可穂」、好きな映画は「ローマの休日」、好きな映画監督は「山田尚子」etc・・・。

周りからは変わった趣味だとか、人と違う自分が好きなんでしょ?自分に酔ってるという見られ方をしてきた。でもそれは本質ではない。

本気で作家さんの作品を追いまわし、様々な角度からの気持ちや支援を届け、作家さんが目先の利益に追われないような生活を本気で臨む。そんな生き方を僕はしたいと思っているからだ。

いまの芸術

いまやあらゆる情報や芸術に簡単に触れられるようになり、サブスクリプションでひたすらに新鮮な曲を浴び、新鮮な映画や漫画を見続ける。そんな楽しみ方は、芸術作品の形を変えてしまうのではないかという危機感がある。

サブスクリプションで多くの作家さんの作品が楽しまれることで、作家さんにも光が当たっているという見方もあるし、そもそも芸術の形が変わっていく事が悪い事だとは思っていない。それでも大げさなことをいうと、作家さんが自分の芸術的価値観と向き合えなくなることが人類全体の芸術文化にとってはもったいないものに思えてならない。

ファンの役割

作家さんが流行や特定のエンゲージメント数だけを気にし、もはや主導権がファンに移ってしまったとしたら、それは作家の生み出した芸術ではなくなっていくように思う。だからこそ、作家さんが自分の芸術的価値観に向き合えるようにするのは僕たちファンの役目だと思っている。好きなアーティストの作品を追いまわし、様々な角度からの気持ちや支援を届け、作家さんが目先の利益に追われないような生活を本気で臨む。そんな生き方を僕はしたい。

だが問題はサブスクリプションではない。作家さんに目を向ける機会、場所がないのではないか?様々なサブスクに登録しているしよく利用しているが、常に違和感をもっているのは作家さんの露出のなさである。

サービス内に留まらせる仕組みの悪影響

衝撃的な作品を目にしても、説明欄には名前や出版社名しかかいていなかったり、購入を促すための情報しか目につかない事さえもある。これではわざわざ名前や手掛かりになる情報をメモし検索をかけ、追い回さなければならないので実際に行動するのは100人いても数人くらいではないだろうか。

それに引き換え、この「note」は素晴らしく(笑)プロフィールにリンクするだけでTwitterやホームページにすぐに飛んでフォローし追い回す事ができる。

だからAddVoiceアドボイスでは作家さんのページに「作家さん自身のコメント」、「TwitterやYoutube、noteやpixivなど作家さんが活動しているページへのリンク」を載せる事にした。作家さんのページだけでなく、作品ごとにも作家さんのコメントを載せる事で様々な作家さんの意図を露出させることができるようにした。

外部サイトへ誘導する事でサービスの利用が減ることになるが、それでもファンから作家さんへの敬意や愛情を増やす事に貢献し、作品や作家さんの世界を広げる事に貢献できるのであればそれでいいと思っている。

応援というサイクル

ぜひ皆さんも素敵な作品を目にしたら、ほんの少しでもいいので作家さんへの支援に足を踏み出してほしい。Twitterで見た尊い漫画であれば、はじめはいいねをし、尊い作品をありがとうございます!とコメントするだけでもいい。次第に別作品にも目を通し、リツイートや購入といった支援に手をまわしていけばいいのだ。ほんの少しの行動が人の目にとまれば好循環を生まれ、作家さんの活動が増えファンが増え、作品の世界を広がることに貢献できるのだ。

お読み頂きありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(以下、雑談)

【個人的に好きな作品のご紹介】

もし見たり聞いたりしたら感想とかコメントをDMでくださるとうれしいです!友達にならせてください!

尾崎豊「Scrap Alley」:若い頃に一緒にやんちゃした友達が、父親になった時送った曲

中山可穂「サグラダ・ファミリア」:家族という関係性の魅力と死後にも愛が続くのかを描いた小説

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