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地域と会員を繋ぐコミュニティ・マネジャー、ADDressの”家守さん”のお話

おはようございます。ADDress二子玉川の家の家守(ADDressスタッフ兼務)をやっている桜井です。
今回はADDressの家守さんについて紹介したいと思います。

そもそも家守って何?というところから簡単に説明すると、

家守(やもり)

と呼びます。ADDressの物件には1つ1つの家ごとに「家守」がいて、個室などADDress会員からの予約の受け付けを担当しています。

また、ADDressの家は「宿」ではなく「住まい」なので、会員と家守が「共同オーナー」として管理しています。個人の生活上の清掃・洗濯・料理などは各個人で担い、家守は家の管理責任者として、共有スペースなど家全体の衛生面への配慮と管理をしています。また、新型コロナウイルスの対策として、ADDressが管理する全拠点へのアルコール消毒液を配布し、予防に取り組んでいます。

上記の「管理系業務」に加えて、家守は会員との交流を通した地域の魅力発信・コミュニティづくりにも貢献しています。

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ADDressではSNSで「家守コミュニティ」というグループを作っていて、家守同士でのオンライン交流もしています(=画像上)。

先週、このコミュニティに活動レポートが投稿されました。
「外房家守会」の実施報告です。この交流会はADDressスタッフが呼び掛けたものではなく、家守さんが自発的に発案されたものです。

千葉の外房エリアにはADDress拠点が複数展開していることもあり、エリアでコミュニティを活性化できる仕掛けづくりを目指されています。さまざまな合同イベント企画、環境に配慮した取り組みなどの提案から、悩み事や相談事など、家守さん同士だから共有できるトピックについても話し合ったとのことでした。

ちなみに、私が管理するADDress二子玉川の家では、環境に配慮した洗剤無しの洗濯も取り入れてています(※以下、Quoraの私の投稿「マグネシウム洗濯について」)。

実は、以前に「湘南家守会」というのも実施されていたのを、SNSコミュニティのコメントで知りました。各地の「家守会」が今後、次々に発足していくのではないか、と期待をしています(私も発足せねば)。
最近では会員も一緒に映画上映企画を実施するケースも出てきて、ADDressコミュニティが活発になってきているのを実感しています。

冒頭にお伝えしたように、私はADDress二子玉川の家の家守を務めていますが、私も含めて全拠点の家守さんはメインの仕事を持ちながら兼業・複業として携わっています。そのため、メインの仕事の繁忙期は、会員と交流する時間を作るのも難しく、「もうちょっと話したかった」と残念に思うこともあります。また、後日SNSで繋がって会員のプロフィールを読んで、「あの人(やイベント)を紹介してあげたかった」と悔やまれることも。

ただ、ADDressは一回限りの観光型滞在ではなく、定額制の多拠点コリビングサービスなので、「次に来てくれたとき」を期待して、再会を楽しみにしています

ADDress会員サイトには、滞在した会員のレビューが投稿されています。直近の2月に投稿された中から4つほどご紹介します(※投稿者の名前は伏せています)。

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どのレビューもだいたいが「家守」について言及されています。
ADDressを通して多拠点生活を実践している人は、「地域と出合う」ことを期待され、またその期待していたイメージを体験されているのかなと思います。

家守さんたちにとっても、こうした会員の声は心に刺さりますし、励みになります。メインの仕事を持ちながら生活している手前、どうしても片手間になってしまうこともありますが、会員一人一人との出会う瞬間を大切にしたいといつも思っています。これからも家守がハブとして、ADDressコミュニティを楽しく盛り上げていけるよう、頑張っていくぞ!と決意を新たにしました。

追記。
ADDress会員さんが、会員視点で家守にインタビューするnoteを掲載しています。以下も併せてお読みください。


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