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#募集 多拠点生活に関する「社会的インパクト評価指標」のマーケティング調査・企画戦略スタッフ(ADDress)

多拠点ライフプラットフォーム「ADDress」のサービス(テスト版)がスタートして昨日(2020年4月1日)でちょうど一年が経ちました。
(※画像下:1年前のテスト版の公式サイトキービジュアル。懐かしい)

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テレワークや複業・兼業が珍しくなくなり、働き方改革に乗り出す企業も増加するなど社会環境の変化も後押しする形で、ADDressの多拠点居住を利用する会員、物件提供数も右肩上がりで成長曲線を描いています。

ADDressが推進する多拠点生活は、観光以上定住未満の「関係人口」を創出するサービスです。

「関係人口」とは?
観光以上定住未満の地域を訪れたり地域の特産物を購入したり、特定の地域と関わっている人のことを指します。ふるさと納税をする人も関係人口に含まれますし、月に何度も特定地域に行って仕事をしたりイベントに参加したりするような人たちも関係人口に含まれます。

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関係人口を推計するためにアンケートを実施した国土交通省(2019年9月実施、2020年2月発表)によると、18歳以上の三大都市圏の約1,080万人が関係人口という結果でした。この数値には、ふるさと納税やECサイト経由の物産購入といった「非訪問系」人口は含まれていません。さらに、地縁血縁先や帰省時の訪問も除外されています。普段の生活圏とは異なる地域へ何らかの目的を持って訪問する人口の数値となります。実に4人に1人が関係人口にあたります。

詳しくは以下のnoteをご覧ください。

関係人口創出をキーワードに我々が取り組んでいるのは、ADDressコミュニティの形成です。私たちは全国の空き家活用をしていますが、同時に重要なのが、その家に帰属するコミュニティを作ること。エリア外から当地を訪れる会員にとって、知らないことばかりでもあり、いきなり地域に溶け込んで暮らすのは難しいです。そこで、会員と地域を繋ぐハブ役として、ADDressには「家守(やもり)」制度があります。

家守とは?
1物件に1名もしくは1チームで編成。予約の受け付け、家の管理運営として共有スペースの衛生面の維持の他、地域情報の発信も積極的に行います。会員と会員、地域と会員を繋ぐコミュニティ・マネジャーとして、会員が当地で求める情報を共有したり紹介したりします。

家守を中心としたADDressコミュニティは今、全国に40か所以上広がっています。地域によっては、市区町村を超えて複数物件の家守が連携し、イベント企画を実施するケースも出てきています。

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こうした私たちのサービスに共感し応援してくれる企業や投資家の皆さんの支えがあり、ADDressを拡大することができています。
ADDressの「都市部と地域の人口シェア」の仕組みづくりに対し、一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)より2020年1月、インパクト投資による支援をいただきました。

多拠点居住による人口シェアリングが社会に与えるインパクトを計ることを目的に、SIIFさんと定例協議を重ねながら、マーケティング調査の骨子をまとめています。そもそも国も行政も含めて、「多拠点居住」の一般的な定義がされていません。

多拠点居住をする人の年代や職種は?
一つの地域にどのくらい滞在するの?
月間・年間でいくつの地域を行き来するの?
地域でどのような経済活動をしているの?
どんな人たちと関わり、その規模はどのくらい?

こうした問いの答えを用意しなければいけません。ADDressを通して多拠点居住の実態を調査し、地域に与えるインパクトを数値化していくことがミッションです。
国も行政も明確な定義ができていない中で、前例のないマーケティング調査を実施していくことになります。実施手法がうまくいかず、あれこれと途中で試行錯誤を繰り返してやり直すことも想定されます。やりがいはありますが、かなり手の掛かる作業になります。だからこそ、この調査結果は先進的な取り組みとして注目を集めるはずです。

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大方の骨子は出来上がりましたが、その手法や実施エリア・期間などの仕様づくりを始める段階に差し掛かりました。かなりのスピード感で動いています。しかしながら、ADDressのサービスを拡大させながらの作業のため、人手がなかなか足りません。実施メンバーは現在1名のみ(笑)。
ADDress取締役で地方行政のマーケティングコンサルタントもしている私、桜井です。一緒に手足を動かしてくれる仲間を求めています。

以下に簡単な条件を書きます。

■先進的な取り組みに挑戦したい方
■「社会のため」という想いの強い方
■社会人経験のある方
 
※大学生のインターン生は不可、ただし大学院などで移住定住や関係人口について研究している学生は歓迎
大学研究機関に勤務している方も大歓迎
■マーケティング実務経験がある方優先
■インタビュー経験がある方も優先

「社会的インパクト評価指標」のマーケティング調査・企画戦略運用スタッフに興味・関心があり、上記条件を満たす方はぜひご応募ください。
まず、メールでやり取りした上でオンラインで面談を設定いたします。業務委託条件についても、対面でご希望をヒアリングした上で提示します。

▼ご応募先
Eメール:contact@address.love 
宛名:「マーケ調査スタッフ募集について」と明記の上、お名前・現在の所属先を含めて200文字程度で構いませんので簡単な自己紹介を添えてお送りください。

締め切りは4月中旬頃までとしますが、応募があり次第随時選考を開始していきます。

参考までに、本件に関する取り組みに向けて紹介したnoteもありますので、以下もぜひご覧ください。


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