回想:2020年まとめ(独立編)
これまでの活動を記事にしていこうと思います。
本文回想のため文体を変えてます。少し尊大な感じになってますがご容赦ください。
2019年(前年)は顧客先を継続しつつも、自分ひとりで1システムを世話していった年でした。
2020年(本年)は途中で顧客先を変更して新天地で奮闘した年でした。
回想:2020年まとめ(独立編)
COVID-19の噂!世界が激変する予兆!(1月~3月)
この頃は、RHELやHULFTと戯れたり、ネットワークの拡張を行ったりといろいろ楽しく過ごした。
それとは別に世の中的に大きな動きがあり筆者も巻き込まれたのであった。
すなわち、「COVID-19の流行」であった。
この影響で具体的にどんなことが起こったかを箇条書きで列挙していく。
1.出勤時間ずらし。通勤電車密の時間をさける。
2.リモートワークの準備。在宅勤務の開始。
3.日経平均株価の大暴落。
1.出勤時間ずらし。通勤電車密の時間をさける。
まず出勤時間をずらすように指示されることに。
これまでは朝9時業務開始だったところ、朝10時開始にするようにとの業務指示があった。
筆者は顧客先まで遠かったので、結構ありがたかった。
2.リモートワークの準備。在宅勤務の開始。
次に顧客先の正社員だけでなく、協力会社も含む全員がリモートワークを開始することになった。
これは筆者も想像していなかったが、
常々「顧客先に常駐しないと仕事できないってわけじゃないよね?」
とか思っていた筆者にとっては朗報だった。
こんなに世界が変わるなんて。
この頃、社会人をされていた人たちには、この感覚を共感していただけると思う。
そもそもインフラ系のエンジニアをしていると、ある程度常駐を要求されるケースが多いのである。
顧客先の執務室のすぐ隣に電算室があったりとかして。筆者も何かルータ障害っぽいことがあったらすぐ同施設内の現地へ見に行っていた。
職種選び間違えたかなぁ・・・
なんて心のどこかで思っていたりもした。
3.日経平均株価の大暴落。
最後に、特に3月ごろ日経平均大暴落しているのがニュースになっていて、
株/先物取引好きの同僚と仕事中に盛り上がっていた。
「落ちろ!落ちろぉ!ワハハ!」
などと騒いでいた。ポジション持っていなかったゆえの気楽さ、である。
株価下落を喜んでいたのは別に世の中の投資家を妬んでということではない。
さかのぼって筆者は2009年のリーマンショックのころ、前職の正社員になった。
※その頃も世界的に株式市場は大暴落だったわけだが
そのとき社内の持株会に参加して、毎月2万円ずつ給料天引きで暴落した自社株を購入していた。
退職時には500株ほどになっていたのだが、上京してから売却して
まあまあの利益が出て個宅購入の手付金などに使わせてもらった。
この売却益が心配になって、証券会社に電話で確認していたのが懐かしい。
株式口座には「一般口座」と「特定口座」があり、以下のような違いがある。
「一般口座」自分で確定申告して売却益の約20%を納税申告しなければならない。上級者向け。
「特定口座」証券会社が自動申告してくれるので確定申告不要。ちょっと株やってみたい人向け。
これが全然わかってなくて、「こんなに利益出て税務署に怒られないか心配だな」
と気を揉んでいたのが懐かしい。
株に興味があるけど、口座とか作っていない人は
これがよくわからないからではないか?
などと思ったりもする。筆者がそうであったように。
※ちなみに筆者が開設していた口座は「特定口座」である
さて、前置きが長くなってしまったが、要するに
「前職の株式が安くなったところで購入しよう」
と目論んでいたのである。
これはCOVID-19が流行したときに思い付いたというより、ずっと機会を伺っていたのであった。個宅購入によって元手が減っていたものの、
とりあえず数口購入してしばらくほったらかしにすることにした。
俗にいうダブルバガー(2倍価格になる銘柄)を知識なしからいきなり予想するより、こういう大混乱に便乗するほうが確実に資産を増やせると思う。
リモートワーク開始と顧客先変更!(4月~6月)
4月からリモートワークが開始される。
ついでに出社制限もかかって、週2回ぐらいしか出社しなくてよいことになった。
家から仕事することが非常に多くなったのであるが、
業務とは別に現顧客の契約終了手続きと、新顧客との事前面談なども進めていった。
離任前に引継ぎ資料を一生懸命作ったのが懐かしく感じる。
なにしろ離任するころにも
筆者以外にネットワーク担当者がいなかったのだから。
これまでは1年ペースぐらいでキャリアアップを検討して顧客先を変更してきたのだが、
この顧客は3年も在籍することになり過去最長ということになった。
3年も同じ顧客先へ居座っていたらその領域の代表者みたいな感じになる。
加えて、筆者しかネットワーク担当者がいない時期が1年半ぐらい続いたことで、単純に度胸がついたのは非常にいいことだと思っている。
自分自身で解決できないトラブルは、結局誰に聞いても解決しないのであった。というより、相談できる相手がいない。皆無。
今でのこの頃の気持ちを忘れずに業務をやっているので、
いい意味では「放っておいても自発的に仕事終わらせていってくれる人」
悪い意味では「勝手に動いちゃう、マネジメントで制御するのが難しい人」
なのかと自己評価している。
筆者のような要員は人数多くて縦割り組織になっちゃってるような
月100人月とかある大規模プロジェクトより、
人数少なめの組織で小規模プロジェクトをやったほうが
持ち味が生かせると、ここで学んだのであった。
最も、次の顧客先は大規模人海戦術系のプロジェクト要員だったので
折角体系的に色々理解しているのが全然生かせない環境だったのだが。
新天地での奮闘!(7月~12月)
働き方改革!大残業時代の幕開け!
次の顧客先は官公庁系システムの更改案件であった。
途中から参画したので最初の説明としては
なんて言われたのだが、入場した日に前任者はいなかった。入れ違いである。何もわからないままとりあえず役割分担がされて、
筆者は「サーババックアップソフトやバックアップ機能の担当者」
になった。別に経験者というわけではないのだが。
というかニッチすぎて上記業務の経験者を探すなんてことはほとんど不可能
なのだろう。
言い方変えると「ある程度経験を積んでいる人間なら別に誰でもいい」とも取れた。
この顧客先はとにかく馬車馬のように働かされることを聞かされていたが
想像を凌駕するこき使われぶりだったのが懐かしい。
サポート経由で製品の使い方を質問しながら
セキュリティルームでテストや設定作業を行いながら
他の担当に通信要件の申請とかしながら
基本設計書の見直しとか行いながら
打ち合わせの日程調整をしながら
別フロアの面識ない人に話しかけてこい
を同時にやれ!みたいな無茶を言われたものだ。
最後のは「アテンドぐらいしてくれ!」とか文句言った。
ついでに、オンプレの担当でもあったので
リモートワークする機会が全然なかった。悲しみ。
そうこうしてたら毎月稼働時間は200時間を超え、
多い時だと240時間とか最大260時間も働いた。
残業代もガッツリ発生したので、
1月2月のような稼働日数少ないタイミングを除いて大いに儲かった。
これが。。。働き方改革!?
そう、好きなだけ残業して好きなだけ稼ぐ、これもひとつの働き方改革
だと思う。正社員は三六協定(サブロク)守らないと労使がうるさいので
こういうことはできないのだけど。
筆者はフリーランスなので別にいくらでも働けた。
サブロクって何?おいしいの?
ここでは年明けとともに新システムへの移行があったので、
この7月~12月は本当にあっという間だったのが懐かしい。
この時期辛かったのは、度々某都知事から自粛要請が発令され、
残業が終わって帰宅する途中に「外食できない期間が長かった」こと。
出前館で深夜までやっているいつもの中華料理店へ
日替わりチャーハン頼んでいたのが懐かしい。
さらに3月末に購入した株式を全額売却してひと儲けできた。
だいたい1.8倍ぐらいになったころに売却したのだけど、
2024年現在でいうともっと価格上昇している。
とはいっても欲張ってはダメ。
収入が激増したところで、税金対策が気になり始めた筆者。
このあたりから、「ふるさと納税」を始めたのだった。
どうせ徴税されるなら返礼品付きで前納したほうが嬉しいに決まっている。
あとは「小規模企業共済掛金」をはじめることにした。