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いずれ会社を辞めようと思った話

今の会社が嫌だとかそういう話ではなく、そうなれた方が楽しそうだなと思った話です。

社内SEではなく、どちらかというとITコンサルタント的な働き方をしているので、仕事の8割はクライアント仕事で、リモートでクライアント環境で作業することもあれば、常駐的な形で作業することもあります。

案件が開始して1年を超えてクライアントとも信頼関係を築けてきたおかげか、一緒にプロジェクトを進めることがとても楽しくなり、また同時に、プライベートな会話も増えて案件に関わる時間が公私ともに充実した時間と感じられるようになってきました。

一方で会社員という立場上、売上、利益の話はもとより、報連相といったチームとしての枠組みの中で与えられた仕事も存在します。プロジェクト自体が楽しくなってきた反面、報告のための時間が疎ましく感じたり、もっとこうすれば良くなると考えても契約自体の縛りがあるため実現できないこともあり、それ自体がとても邪魔な存在に感じられてくることが多くなりました。

現状は会社の看板を借りて仕事をしているため、それによって大きなアドバンテージをもらっています。「あなた自身はどこの誰かわからないけど、◯◯会社の方なので安心だ」、といってご発注いただけることもあります。
会社員の立場を捨てるとなると、この会社の看板を捨てることになるので、あなたはどこの誰で、最低限の信頼の置ける人なのかという点について自分自身で担保していかねばなりません。要は、最低限として手に職をつけて信頼を勝ち取れるくらいになければならないということです。

これができるようになったら、もしくはできた上で自分で看板を立てて仕事をするほうが、余計な縛りがなく楽しく働けるなとかなり確信しています。
今はまだ正直底までできる自信がありませんし、所帯持ちなのでそうやすやすと脱サラのリスクを背負うことはできません。
でもいずれは1人で信頼構築から顧客価値を生み出すところまでを自分の看板でできるような生き方をしたいなと思った今日このごろです。

まずは今のありがたい環境で、仕事ができる方がどのように信頼関係を構築し、どのような価値を生み出しているのかを盗むことに専念したいと思います。幸い、4月から移動する部署は粒ぞろいの方々なので、これから楽しみです。そこでまずは実力をつけつつ経験も積んでいこうと思います。

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