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新しい条件や制限の中で、どう発想し、どう目的を実現するのか

緊急事態宣言が解除されて、段階的にさまざまな事業や活動を再開するための条件が提示され、新しい生活様式が求められ始めた。

その状況下でコモンビートのミュージカルをやろうとすると、どうなるか考えてみた。

まずは100名のキャストをステージに上げられない。いきなり困った。

コモンビートのミュージカルを上演するのに理想的な舞台の面積は18m×13mの234㎡だ。これをソーシャルディスタンスを四方に取った2m×2mの4㎡で割ってみると58人しか舞台上に登場できない。袖中はもっと狭いので、そこから換算すると、30人未満になってしまうだろう。いろいろ足りない(笑)。

馬鹿な考えだが、ソーシャルディスタンスを立体的に捉えれば、2m頭上のスペースも活かせると考えると、セットで2階建にできたら、116名舞台にあげられる(いや、あげられないw)。

超真面目にソーシャルディスタンスを保とうとするとずっと碁盤の目で動く必要があるから、自由に動けず、想像するだけでつまらない(笑)。きっちり立ち位置を取ると面白い演出であれば功を奏す。二階席から観る方が面白そうだ。

観客席も前後左右に1席ずつ空けることになる。ホールの座席数の1/4しか動員できない。1200人のホールで300人。しかも、パラパラ座られるから、キャストからしたら悲しい光景かも(いや、開き直れば問題ないのか?)。

今までの動員数を保とうとすると、10回上演しなくちゃならない。キャストはアマチュアで平日は普通に仕事しているので、土日で1日5回やることになる。体力もたないし、準備も間に合わないし、そもそもとても危険だ(笑)。

じゃあ、いろいろ無理じゃん!
と、諦めるのか?いや、諦めてはいけない。

新しい条件や制限の中で、目的(ビジョン)を達成する方法を見つけ出さなくてはいけない。今までの方法を疑ってかからなくちゃいけない。いろいろ思い込みが強いはずだ。こーじゃなきゃだめ、あーじゃなきゃだめだと。

今こそ、こだわりを捨てて、新しい形を生み出していかねば。ここはガムシャラにやらないといけない。カッコつけててもなんもならん。

この状況も悲観しても何も変わらない。
逆境こそ、力にしていかねば。

さぁ、どうする。行動あるのみ。


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