他者の力を借りるには自分あってこそ。 自分失くして借りる他者の力は非力だ。
自分だけじゃ全てのことを出来きれないから、人生を生きる中でも、仕事をする中でもいろいろな人の力を借りていると思います。
自分の足りないところを補ってくれる人がいて、自分のできないところができる人がいて、その逆もあって、お互いに持ちつ持たれつ生きているわけです。
でもね、「自分」を見失ってしまうと、他力に任せて生きるようになってしまうと思うんです。自分を失くしている中で、力を借りると、気づけば貸してくれる力にかまけて、自分が何をしたいのかを忘れて、自分のことなのに全部他人の力でなんとかしようとしてしまう。さらには、うまくいかなかったときにその人のせいにしてしまうようになる。
そんなことってありませんか?
結構訪れるシチュエーションだと思うんですよね。仕事の中でも、デザイナーさんや士業の方に何かお願いをするときに起こり得ます。専門的な知識やスキル、センスを持つ人を頼ることは問題ないですが、頼りすぎることは問題です。全部やっておいてって丸投げしちゃう人もいるような気がします。
でも、あくまでも自分が何をしたいのか、どうしたいのかという方針がないと、頼まれた側も困っちゃいますよね。専門的なスキルでサポート・手助け・手伝いをしてくれるわけであって、意思決定をするのは自分でいなければならないのに、「どうすればいいですかね?いいようにやっておいてください」みたいになっちゃうことがある。
これよくないですね。
自分が表現したいことを、形にしたり、目に見えるようにしたり、法的に捉えてくれたりいろいろしてくれるわけです。でもその表現の大元は「自分」だってことを忘れちゃいけない。自分抜きで、他者に表現されるものって、自分にとってなんなのだろうか(笑)。
人生も仕事もなんでもそう。自分の中の方針がどこにあるのかをちゃんと意識すること。「方針」なんて堅苦しい言葉じゃなくても、自分が何をしたいのかって問いかけを常に問いかけ続けることがとても大切です。
他者の力を借りるには自分あってこそ。
自分失くして借りる他者の力は非力だ。
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