楽しさをもとに創意工夫し続ける
17年間コモンビートを運営してきて、基本的には何かしら足りていない(笑)。潤沢なお金があるわけじゃないし、人的リソースもふんだんにあるわけじゃない。いつも何かを集めている(笑)。
でも、17年間活動が続いてきているのは、足りないことを創意工夫して、なんとか集め続けているからなんだと思う。足りないと諦めるんじゃなくて、どうすれば充たせるのか、はたまた、違うやり方でなんとかできないのか試行錯誤し続けているからだ。
創意工夫をするにはエネルギーがいる。難敵に立ち向かわなければいけないからだ。創意工夫は新しい方法を生み出すことに近い。挑戦と失敗を繰り返さなくてはいけないし、調査や研究も必要なので時間も労力もかかる。そうなってくると諦めたくもなる(笑)。
それでも、続けられるのは、きっと「楽しい」からなんだと思う。
自分のアイディアを口に出すこと。みんなで一緒に考えること。思いもよらぬアイディアを思いつくこと。失敗を笑うこと。難敵をクリアできた喜び、などなど。
コモンビートは17年間の活動も、常に「楽しく」試行錯誤しながら進めてきたし、その文化は細部にまで宿っている。そんな、試行錯誤と創意工夫を繰り返して、今まで世になかったものを生み出そうとしているのが、このコロナ禍で開発したオンライン表現プログラム「Cplus(シープラス)」だ。
「豊かに生きるとは」をテーマに、今９チームがオリジナル作品を創作している。きっと生みの苦しみを味わっているはずだ(笑)。でも、そうやって難敵に立ち向かった結果得るものは本当に大きいはず。だから、やり切って欲しいと思っている。
今週末(10/25)がそのオリジナル作品の発表だ。ぜひ視聴しにきて欲しい。もちろんオンラインでライブ開催されるのでお手軽だ。でも、作品ひとつひとつはお手軽ではない、それぞれが一生懸命自分と仲間と向き合った結晶だからだ。
「Cplus Live 2020 Autumn 〜豊かに生きる〜」の視聴申込み・詳細は以下のURLからご確認ください！
https://commonbeat.org/news/40196/
足りぬ足りぬ工夫が足りぬ！とはよく言ったもんだが、そこから踏ん張って生み出されることの価値の尊さたるや。コモンビートの活動の真骨頂をぜひ、観にきていただければ！
え？予定が空いていないって？
それならば、創意工夫でなんとか予定を空けてくださいな(笑)！
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