元には戻らない。変化を歓迎しよう。
テレワークがメインにはなっているけど、たまに外出の予定もあり電車に乗ることがある。今年の頭はほぼ毎日電車に乗っていたのに、今は1ヶ月に1度乗るか乗らないかといった具合だ。
そうやってたまに電車に乗るとびっくりすることがある。電車の揺れに耐えきれなくなっている自分がいることだ(笑)。多少の揺れならスマホ見ながらでも平気で立ちっぱなしでいたのに、体がその感覚を忘れたのか、揺れに負ける。そして、電車に乗ると軽く酔う感じがする。
自宅でテレワークをしていると、当たり前だが揺れないし(笑)、毎日その揺れに慣れてきた体が、今は対応できない状態になっている。おもしろい。
じゃあ、電車の揺れに耐えうる体を取り戻したいかといえば、そうは思わない。毎日電車にのって揺れや満員の窮屈さに耐えての通勤とか、そもそもがクレイジーだったのだ。きっともう少し適度なポイントがあると思うから、そこまでは戻したいが、コロナ前の状態には戻りたくない。
コロナ前に戻ったらいいなと思うこともあるけど、どうせならコロナ前より快適に過ごせる方法をみつけて、コロナ前よりもコロナ終息後の方が良い状態になっていたいもんだ。コロナ前に麻痺して、そのクレイジーさに気づかなかったもの(満員電車、オーバーワーク、不規則な生活、不健康な食事…)は、今こそ見つめ直すべきだ。
これは個人も組織も同じ。今までと同じに戻るのではなく、見直してバージョンアップしなければ。時代の変化についていかずに、元のままの自分を保とうとしすぎるのはよくない。ちゃんと時代に適応して変化できる柔軟さを持つべきだ。元に戻るよりも変化を歓迎しよう。
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