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ビジネスでのダイバーシティに加えて

日本において「ダイバーシティ」という言葉は、「多様な人材(性別・年齢・国籍)の多様な働き方を認め、活用すること」を指すことが多い。ダイバーシティ経営という言葉もそうですが、経済産業省が取り扱っていたりもするので、そういうことから、よりビジネスに近い領域で使われているのかと思う。

もちろんビジネスにおける多様性も大切なこと。人材と働き方の種類や傾向はさまざまであるということだったり、従業員のマンパワーの確保や能力の確保も大切な観点です。ですが、それはビジネスの領域で「ダイバーシティ」を捉えているだけのこと。

多様な価値観を認め合う社会の実現を目指す私たちは、それに加えてダイバーシティを知り、理解していくためのこころのリテラシーを高めていく必要があると考えている。

日本におけるダイバーシティの入り口がビジネスであるならば、その入り口から入ってダイバーシティに触れた人たちに対して、さらにそのひとりひとりがダイバーシティ…「違い」に触れたときにどのように対応すればよいのかをひとりひとりが学び、身につけていく必要があると思う。

もちろんそういった講座もあるでしょうが、How Toを教えてるものも多いと思う。それも大切ですが、自分がどう対応したいのか、どう対応すると相手にとっても気持ちが良いのかを考えてアクションする力を磨いて欲しいと思う。ビジネスにおけるその力に加えて、普段の生活や人生においてもダイバーシティに取り組む力をあげていくことが、今後、どんどん多様化していく社会において必要となっていくからである。


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