誰かを疑う前に、構造を疑え
構造上、仕方がないことってありますよね。
誰かのせいってわけでもなくて、誰がやっても自然にそうなってしまうような。その構造の中にいるのであれば、もはや無意識にそうなってしまうような。もはや本人も気づくことができないレベルのもののような。
でも、構造が問題なのであれば、その構造を変更しないと、問題が解決しない。構造が問題であることを捉えることはすごく難しい。捉えたとしても、「仕方ないよ」で終わらせたくなっちゃうほど、構造を変えることは難しい。捉えるのが難しくて、変えるのが難しいってどんだけなんだ。
組織を運営していると、構造上、無意識に追い込まれてしまう場合がある。追い込まれる方は、自分が悪いと感じ取ってしまって塞ぎ込んでいく。でも、本質を捉えると、それはその人が悪いんじゃなくて、構造が悪いのだ。
もし、あなたが構造を作る側に立っているとしたら、うまくいかないことを誰かのせいにして、構造を疑うことを忘れていやしませんか。
その人がうまく動けないことをその人のせいだけにしていませんか。いや、それは実は構造のせいなんじゃないでしょうか。
誰かを疑う前に、構造を疑え。
構造がしっかりしていて、その中で、人が自然と生き生きしていれば大丈夫。そんなバイタリティ溢れる組織を作りたいものである。
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